- はじめに:「フォローアップミルクって、普通のミルクと何が違うの?本当に必要なの…?」
- まずは基本から!「フォローアップミルク」と「育児用ミルク」の決定的な違いとは?
- フォローアップミルクに期待できる「メリット」と、知っておくべき「デメリット・危険性」
- 「いつから飲ませるの?」「どうやって切り替えるの?」具体的な疑問にお答えします!
- 【超重要!】厚生労働省や日本小児科学会の「フォローアップミルク」に対する公式な見解とは?
- 「それでもフォローアップミルクを検討したい…」そんな時の賢い使い方と注意点
- 【体験談】「いろパパ」家ではどうした?フォローアップミルクとのリアルな付き合い方
- まとめ:「フォローアップミルクは必須じゃない!」正しい知識で、赤ちゃんの健やかな成長を見守ろう
- あわせて読みたい!赤ちゃんの栄養・離乳食・育児関連記事
はじめに:「フォローアップミルクって、普通のミルクと何が違うの?本当に必要なの…?」

ねぇパパ、息子(現在3歳、牛乳大好きっ子!)が9ヶ月くらいになった時、周りのママ友の間で「そろそろフォローアップミルクに切り替える?」みたいな話題がよく出てたの覚えてる?正直、普通の育児用ミルクと何が違うのかよく分からなかったし、「本当に必要なのかな?」って、すごく悩んだ記憶があるのよね…。

あー、フォローアップミルクね!確かに、離乳食が3回食に進む9ヶ月頃になると、なんとなく「次のステップに進まなきゃ!」みたいな雰囲気があって、薬局とかでも目立つところに並んでるから、気になるパパママは多いよな。でも、「そもそも育児用ミルク(普通のミルク)と何が違うの?」「いつから飲ませ始めるのが正解なの?」「もしかして、飲ませなくてもいいの…?」って、疑問だらけだったよ、僕も。
こんにちは!「いろパパ」です。
赤ちゃんが離乳食を順調に食べ進め、生後9ヶ月頃を迎えると、多くのパパママの頭をよぎるのが「フォローアップミルク」の存在ではないでしょうか。
「育児用ミルクから、そろそろフォローアップミルクに切り替えた方がいいのかな?」
「フォローアップミルクって、具体的にどんな栄養が強化されているの?」
「フォローアップミルクは必要ないって意見も聞くけど、本当のところはどうなの?」
「もし飲ませるとしたら、危険性やデメリットはないのかしら…?」
そんな、フォローアップミルクに関するたくさんの「?」を抱えているあなたへ!
この記事では、
- 「フォローアップミルク」と「育児用ミルク(普通のミルク)」の決定的な違いとは?
- フォローアップミルクに期待できる「メリット」と、知っておくべき「デメリット・危険性」
- 「いつから」飲ませるのが適切?安易な切り替えはNG?
- 【超重要!】厚生労働省や日本小児科学会の「フォローアップミルク」に対する公式な見解は?
- 「それでも飲ませたい…」そんな時の賢い使い方と注意点
- 【体験談】「いろパパ」家ではどうした?フォローアップミルクとの付き合い方
などを、現在3歳になる我が家の息子が赤ちゃんの頃の経験や、専門機関の情報を踏まえながら、分かりやすく、そしてあなたの不安に寄り添いながら徹底解説していきます!
この記事を読めば、フォローアップミルクの正しい知識が身につき、あなたと赤ちゃんにとって本当に必要なのかどうか、自信を持って判断できるようになるはずですよ!
まずは基本から!「フォローアップミルク」と「育児用ミルク」の決定的な違いとは?


よし、まずは「フォローアップミルク」と、それまで飲んでいた「育児用ミルク(いわゆる普通の粉ミルク)」って、一体何がどう違うのか、そこをハッキリさせておこうか!
はい、この2つのミルクは、対象となる赤ちゃんの月齢も、主な目的も、そして含まれている栄養成分のバランスも、実は大きく異なるんです。
比較ポイント | 育児用ミルク(普通のミルク/乳児用調製粉乳) | フォローアップミルク(幼児用調製粉乳) |
---|---|---|
① 主な目的・役割 | 母乳の代替品、または母乳を補うための「主食」 | 離乳食だけでは不足しがちな栄養素を「補う」ためのもの。牛乳の代わりとしての位置づけも。 |
② 対象月齢 | 主に0ヶ月~1歳頃まで(製品によっては3歳頃まで使えるものも) | 一般的に生後9ヶ月頃~3歳頃まで |
③ 栄養成分の特徴 | ・母乳に近い栄養バランスを目指して作られている ・赤ちゃんの発育に必要な栄養素をバランス良く含む ・タンパク質、脂質、炭水化物のバランスが重要 | ・離乳食で不足しやすい鉄分、カルシウム、ビタミンC、ビタミンDなどが強化されていることが多い ・育児用ミルクに比べて、タンパク質や一部のミネラルの含有量が多い傾向 ・炭水化物(糖質)の割合が高い製品も |
④ 味・風味 | 母乳に近い、比較的あっさりとした風味 | 育児用ミルクに比べて、やや甘みが強く、風味が濃い製品が多い |
⑤ 法的根拠 | 食品衛生法に基づく「特別用途食品」として、成分や表示に厳格な基準がある | 「特別用途食品」ではなく、「調製粉乳」として一般的な食品に近い扱い。育児用ミルクほど厳格な成分基準はない |

なるほどー!育児用ミルクが赤ちゃんの「主食」なのに対して、フォローアップミルクはあくまで離乳食の「補助」で、牛乳の代わりみたいな位置づけなのね!含まれている栄養素も、強化されているポイントが違うんだわ。対象月齢も、フォローアップミルクは9ヶ月頃からってなっているのが大きな違いね。
フォローアップミルクに期待できる「メリット」と、知っておくべき「デメリット・危険性」
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じゃあ、そのフォローアップミルクを飲ませることには、どんな良い点があって、逆にどんなことに気をつけなきゃいけないんだろう?そこが一番知りたいところだよね。
はい、フォローアップミルクには、確かにメリットと言える側面もありますが、同時に知っておくべきデメリットや、場合によっては「危険性」とまで言われるような注意点も存在します。
【フォローアップミルクの「メリット」】
- 【手軽に栄養補給!】離乳食で不足しがちな栄養素を補える!
- 離乳食が進んでくると、特に鉄分やカルシウム、ビタミンDといった栄養素が不足しがちになると言われています。フォローアップミルクには、これらの栄養素が強化配合されているものが多いため、手軽に補給できるというメリットがあります。
- 【牛乳が苦手な子にも】牛乳の代替品として活用できる!
- 牛乳の味が苦手でなかなか飲んでくれないお子さんや、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしてしまう(乳糖不耐症の軽い場合など)お子さんにとって、牛乳に近い栄養バランスを持ちつつ、飲みやすく調整されたフォローアップミルクは、代替品として役立つことがあります。
- [牛乳、いつから飲ませる?アレルギーは大丈夫?→(関連する牛乳・アレルギー記事へのリンク)]
- 牛乳の味が苦手でなかなか飲んでくれないお子さんや、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしてしまう(乳糖不耐症の軽い場合など)お子さんにとって、牛乳に近い栄養バランスを持ちつつ、飲みやすく調整されたフォローアップミルクは、代替品として役立つことがあります。
【知っておくべきフォローアップミルクの「デメリット・危険性」】
- 【栄養バランスの偏り・過剰摂取のリスク】育児用ミルクとは別物!
- フォローアップミルクは、育児用ミルクのように母乳の代替として厳密な栄養基準が定められているわけではありません。製品によっては、タンパク質や一部のミネラルの含有量が育児用ミルクよりも多くなっており、これを母乳や育児用ミルクと同じ感覚で与え続けると、赤ちゃんの未熟な腎臓に負担をかけたり、特定の栄養素の過剰摂取に繋がったりする可能性が指摘されています。「ミルク」という名前が付いていますが、育児用ミルクとは全くの別物と考える必要があります。
- 【離乳食が進まない原因に!?】甘くて美味しいからこその落とし穴!
- フォローアップミルクは、育児用ミルクに比べて甘みが強く、風味が濃い製品が多いため、赤ちゃんにとっては「美味しい飲み物」です。そのため、フォローアップミルクでお腹がいっぱいになってしまい、肝心の離乳食をあまり食べなくなってしまうという本末転倒な事態を招く危険性があります。これは、赤ちゃんの健やかな成長にとって、非常に大きなデメリットです。
- 【虫歯のリスクも!】だらだら飲みは禁物!
- 育児用ミルクと同様に、フォローアップミルクにも糖質が含まれています。哺乳瓶でだらだらと長時間飲ませたり、飲んだ後に歯磨きを怠ったりすると、虫歯のリスクを高める可能性があります。
- 【「必要ない」が専門家の共通認識?】育児用ミルクや食事で十分!
- 実は、日本の厚生労働省や日本小児科学会は、「フォローアップミルクは、必ずしも全ての子に必要ではない」という見解を基本としています。バランスの取れた離乳食が3回しっかり食べられるようになっていれば、不足しがちな栄養素は育児用ミルクを継続するか、あるいは牛乳や他の食品から十分に摂取できる、というのが専門家の考え方です。この点は、後ほど詳しく解説します。
- 【コストがかかるのも現実…】経済的な負担も考慮に
- 育児用ミルクと同様に、フォローアップミルクも継続して購入するにはそれなりのコストがかかります。家計への負担も考慮に入れる必要がありますね。

えぇーっ!?フォローアップミルクって、そんなにデメリットや注意点が多いの!?特に、栄養バランスが偏ったり、離乳食が進まなくなっちゃったりする可能性があるっていうのは、知らなかったわ…。「鉄分とかが補給できるから良いもの」って、漠然と思っていたけど、そんな単純な話じゃないのね…。
「いつから飲ませるの?」「どうやって切り替えるの?」具体的な疑問にお答えします!

じゃあ、もしフォローアップミルクを使うとしたら、一体いつから始めるのが一般的なんだろう?育児用ミルクからの切り替え方とかも、気になるところだよね。
はい、フォローアップミルクのパッケージには、一般的に「満9ヶ月頃から3歳頃まで」といった対象月齢が記載されています。この「9ヶ月頃から」というのは、赤ちゃんが離乳食を1日3回食べるようになり、食事から栄養を摂ることがメインになってくる時期と重なります。
【フォローアップミルクへの切り替えを検討する「一般的なタイミング」と「注意点」】
- 一般的な開始時期の目安: 生後9ヶ月を過ぎ、離乳食が順調に3回食に進み、様々な食材をある程度食べられるようになっていること。
- 安易な切り替えはNG!こんな場合は慎重に:
- 離乳食の進みが悪い、食べムラが激しいお子さんの場合、フォローアップミルクの甘さや飲みやすさに頼ってしまい、ますます離乳食を食べなくなる可能性があります。まずは離乳食の内容や進め方を見直すことが先決です。
- まだ育児用ミルクをしっかり飲んでいて、体重も順調に増えているお子さんの場合、急いでフォローアップミルクに切り替える必要はありません。育児用ミルクの方が、栄養バランスの面では優れていると考えられています。
- アレルギー体質のお子さんの場合は、新しいものを始める際には特に慎重になり、必ずかかりつけ医に相談しましょう。
【育児用ミルクからフォローアップミルクへの「切り替え方」の例】
もしフォローアップミルクを試してみる場合、いきなり全量を切り替えるのではなく、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ進めるのが基本です。
- 最初は少量から: まずは1日の授乳のうち1回だけ、フォローアップミルクを少量(例えば30ml程度)試してみる。
- 体調や便の様子をチェック: 下痢や便秘、湿疹など、体に変化がないか数日間よく観察する。
- 問題なければ徐々に増やす: 大丈夫そうであれば、少しずつフォローアップミルクの回数や量を増やしていく。
- 無理強いはしない: もし赤ちゃんが嫌がるようなら、無理に飲ませる必要はありません。

やっぱり、新しいものを始める時は、赤ちゃんの体調をしっかり見ながら、少しずつ進めるのが鉄則なのね。特に離乳食の進み具合と相談しながらっていうのが、すごく大事なポイントみたいだわ。
【超重要!】厚生労働省や日本小児科学会の「フォローアップミルク」に対する公式な見解とは?


さっき、「専門家はフォローアップミルクを必ずしも推奨していない」って話が出たけど、それって具体的にどういうことなんだろう?国の機関とか、お医者さんの学会とかでは、どんな風に言われているの?
はい、ここが非常に重要なポイントです。実は、日本の厚生労働省が策定している「授乳・離乳の支援ガイド」や、日本小児科学会の提言などでは、「フォローアップミルクは、乳児(0歳)にとって母乳や育児用ミルクの代替品ではなく、また、離乳が順調に進んでいる場合には、必ずしも使用する必要はない」という趣旨のことが示されています。
【専門機関が「フォローアップミルクは必須ではない」と考える主な理由】
- 栄養摂取の基本は「バランスの取れた食事」であるべき:
- 生後9ヶ月を過ぎ、離乳食が3回食に進むと、栄養摂取の主体は徐々に「食事」へと移行していきます。フォローアップミルクは、あくまでもその「補助」という位置づけであり、これに頼りすぎてしまうと、バランスの取れた食事から多様な栄養素を摂取する機会を失う可能性があります。
- 育児用ミルクで代替可能、または牛乳への移行が推奨される:
- 離乳食だけでは不足しがちな栄養素(特に鉄分など)が心配な場合でも、1歳頃までは育児用ミルクを継続して飲ませることで、十分に必要な栄養素を補給できると考えられています。
- そして、1歳を過ぎたら、牛乳を飲ませ始めることが推奨されており、牛乳からもカルシウムやタンパク質などを効率的に摂取できます。フォローアップミルクは、必ずしも牛乳よりも栄養的に優れているとは言えないのです。
- 過剰なタンパク質・ミネラル摂取のリスク:
- 前述の通り、フォローアップミルクは育児用ミルクに比べてタンパク質や一部ミネラルの含有量が多い傾向があります。これを過剰に摂取し続けると、赤ちゃんの未熟な腎臓に負担をかける可能性や、他の栄養素の吸収を妨げる可能性も指摘されています。
- 安易な使用が「離乳食の妨げ」になることへの懸念:
- 甘くて飲みやすいため、フォローアップミルクを優先して飲んでしまい、栄養価の高い離乳食の摂取量が減ってしまうことを、専門家は最も懸念しています。様々な食材の味や食感を経験し、「食べる力」を育む大切な時期に、それが阻害されてしまうのは避けたい事態です。

えぇーっ!そうなの!?厚生労働省とか、お医者さんの学会が、そんな風に言っているなんて知らなかったわ…!薬局とか行くと、当たり前のように「9ヶ月からはコレ!」みたいに並んでるから、てっきり必要なものなんだとばかり思ってた…。「必ずしも必要ない」どころか、むしろ「安易に使うのは要注意」ってことなのね…。
赤ちゃんの飲み物、麦茶はどう?→「麦茶が体に悪い」は嘘?ホント?効能・デメリット・緑茶との比較|妊婦と子供の水分補給に最適な理由
「それでもフォローアップミルクを検討したい…」そんな時の賢い使い方と注意点


じゃあ、フォローアップミルクって、絶対に飲ませちゃいけないってわけでもないんだよね?どういう場合に、どんな風に使うのが賢いのかな?
はい、専門機関が「必須ではない」としているフォローアップミルクですが、特定の状況下においては、医師や栄養士の指導のもとで、限定的に活用することが考えられる場合もあります。
【フォローアップミルクの限定的な活用が検討されるケース(例)】
- 極端な偏食や小食で、離乳食からの栄養摂取が著しく不足している場合:
- ただし、まずは離乳食の内容や調理法、食べさせ方などを工夫し、改善を試みることが最優先です。
- 医師の診断により、鉄欠乏性貧血など、特定の栄養素の不足が明らかで、食事からの改善が難しい場合:
- この場合は、必ず医師の指示に従い、適切な量を、適切な期間使用することが大切です。
- 牛乳に対してアレルギーがある、または極端に牛乳を嫌がって飲まない場合で、代替品として医師に相談の上で使用する場合:
- ただし、フォローアップミルクにも乳成分は含まれているため、牛乳アレルギーの場合はアレルギー対応のミルクを選ぶ必要があります。
- 災害時など、バランスの取れた食事が長期間確保できない非常時:
- 一時的な栄養補助として役立つ可能性があります。
【フォローアップミルクを使う場合の「超重要注意点」】
- ✅ 必ず医師や管理栄養士に相談してから!自己判断は絶対にNG!
- お子さんの栄養状態や健康状態を正確に把握し、本当にフォローアップミルクが必要なのか、どの製品をどのくらい与えるのが適切なのかを、必ず専門家に相談しましょう。
- ✅ あくまで「離乳食の補助」であることを忘れずに!
- フォローアップミルクが食事の代わりになることはありません。主役はあくまでバランスの取れた離乳食です。
- ✅ 与える量と回数をきちんと守る!飲ませすぎは禁物!
- 製品に記載されている目安量や、専門家から指示された量を守り、決して飲ませすぎないように注意しましょう。
- ✅ 哺乳瓶でだらだら飲ませない!コップ飲みへの移行も意識!
- 虫歯予防や、適切な食事習慣のためにも、哺乳瓶で長時間飲ませ続けるのは避け、徐々にコップ飲みの練習も進めていきましょう。

なるほどね…。基本的には必要ないけど、本当に特別な状況で、しかもお医者さんとかにちゃんと相談した上でなら、選択肢の一つにはなるかもしれないってことね。でも、その場合も、使い方にはすごく気をつけないといけないんだわ。
【体験談】「いろパパ」家ではどうした?フォローアップミルクとのリアルな付き合い方


じゃあ、我が家では、息子の時にフォローアップミルクをどうしたかっていうと…。
結論から言うと、我が家では、息子にフォローアップミルクはほとんど飲ませませんでした。
息子が9ヶ月を過ぎ、離乳食も3回食に進んでいた頃、周りのママ友の間では「フォローアップミルク、どうする?」という話題が出ていましたし、薬局でも大々的に宣伝されているのを見て、正直なところ「うちもそろそろ切り替えた方がいいのかな…?」と迷った時期もありました。
しかし、当時かかりつけだった小児科の先生に相談したところ、
「離乳食を好き嫌いなく、ある程度しっかり食べられているなら、無理にフォローアップミルクに切り替える必要はありませんよ。むしろ、1歳までは今の育児用ミルクを続けて、1歳を過ぎたら少しずつ牛乳に慣らしていけば大丈夫です。フォローアップミルクは、どうしても離乳食が進まなくて栄養が心配な場合や、鉄分が極端に不足していると診断された場合などに、お医者さんと相談しながら使うもの、くらいに考えておけば良いですよ。」
というアドバイスをいただいたんです。
幸い、息子は離乳食の食べムラは多少あったものの、比較的色々なものを食べてくれていましたし、体重も成長曲線に沿って順調に増えていました。なので、先生のアドバイス通り、1歳になるまではそれまで飲んでいた育児用ミルクを継続し、1歳を過ぎてからは、少しずつ牛乳を飲ませる練習を始めました。
牛乳も最初は少し嫌がる時もありましたが、温めたり、少量から慣らしたりしていくうちに、ゴクゴク飲んでくれるようになり、今では牛乳大好きっ子です(笑)。

そうなのよね。あの時、先生に相談して本当に良かったと思ってるわ。もし、周りの雰囲気に流されて安易にフォローアップミルクに切り替えていたら、もしかしたら息子は甘いフォローアップミルクの方が好きになっちゃって、あんなにパクパク離乳食を食べてくれなかったかもしれないものね。やっぱり、専門家の意見を聞くのって大切だわ。
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まとめ:「フォローアップミルクは必須じゃない!」正しい知識で、赤ちゃんの健やかな成長を見守ろう
今回は、多くのパパママが悩む「フォローアップミルク」について、育児用ミルクとの違いから、メリット・デメリット、専門機関の見解、そして我が家の体験談まで、詳しく解説しました。
【この記事の超重要ポイントまとめ!】
- 「フォローアップミルク」は、育児用ミルク(普通のミルク)とは目的も栄養バランスも異なる、離乳食の「補助」であり「牛乳の代わり」という位置づけの製品。
- メリットは、不足しがちな鉄分などを手軽に補給できる点など。
- しかし、栄養バランスの偏り、離乳食が進まない、虫歯のリスクといったデメリット・危険性も。
- 厚生労働省や日本小児科学会は、「必ずしも必要ではない」という見解。バランスの取れた離乳食と、育児用ミルク(~1歳)や牛乳(1歳~)で十分対応可能。
- もし使用を検討する場合は、必ず医師や栄養士に相談し、限定的に、注意深く使うことが鉄則!
- 「いろパパ」家では、医師のアドバイスに従い、フォローアップミルクはほぼ使用せず、育児用ミルクと牛乳で乗り切りました!

「9ヶ月になったらフォローアップミルクに切り替えるのが当たり前!」そんな風潮に、ちょっと待った!と声を大にして言いたいね。もちろん、絶対にダメっていうわけじゃないけど、その必要性やデメリットをしっかり理解した上で、慎重に判断することが何よりも大切なんだ。

ええ、本当にそうね!周りの情報に流されず、正しい知識を持って、そして何よりもお子さんの日々の様子をしっかり見守りながら、最適な栄養サポートをしてあげたいわね。一番大切なのは、バランスの取れた愛情たっぷりの離乳食と、親子で楽しく食事をする時間なのかもしれないわ!
フォローアップミルクは、決して「魔法の粉」ではありません。その特性をよく理解し、専門家のアドバイスも参考にしながら、あなたと赤ちゃんにとって本当に必要なのかどうかを、じっくりと考えてみてくださいね。
この記事が、あなたの不安を少しでも解消し、自信を持って赤ちゃんの健やかな成長を見守るための一助となれば幸いです!
あわせて読みたい!赤ちゃんの栄養・離乳食・育児関連記事
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