はじめに:ないなら作ろう!「ぷっくりシール作り」は化学実験だ

ねぇパパ、この間探してた「ぷっくりシール」、やっぱりどこにも売ってないわ…。
でも、娘がYouTubeで 「ナノテープで風船を作る動画」 を見ちゃって、「これやりたい!自分で作りたい!」って聞かないのよ。

なるほど。ナノテープか。あれは素材の「粘弾性」を利用した面白い実験だな。
売ってないなら、自分たちで開発 (DIY) する。エンジニアとしては燃えるシチュエーションだ。
こんにちは!元ソニーエンジニアで、工作は「製造プロセス」として楽しむ「いろパパ」です。
平成レトロブームで入手困難となっている「ぷっくりシール」。
お店になくても諦める必要はありません。実は、 100均の材料 や 専用のおもちゃ を使えば、おうちで量産することができるのです。
▼ぷっくりシール再ブームのついてはこちらで説明!

しかし、方法は大きく分けて2つあります。
- 100均DIY(ナノテープ等): コスパは最強だが、技術が必要 (実験向け) 。
- シールメーカー(おもちゃ): 初期投資はかかるが、クオリティは完璧 (量産向け) 。
この記事では、SNSで話題の「ナノテープ風船」の失敗しないコツから、タカラトミーの「シールメーカー」の実力まで、エンジニア視点で 「完成度」と「手間」 を徹底比較します。
さあ、世界に一つだけのシール工場、稼働開始です!

1. 【100均DIY】SNSで話題!「ナノテープ」で作るぷっくりシール
今、小学生の間で爆発的に流行っているのが、ダイソーやセリアで買える 「ナノテープ(魔法のテープ)」 を使った工作です。
ぷっくりシールができるナノテープ(魔法のテープ)とは?
本来は、家具を固定したりするための「超強力な両面テープ」です。
アクリルゴムという素材でできており、分厚くて透明度が高く、非常によく伸びる性質があります。
この 「伸縮性」 と 「厚み」 を利用して、中に空気やビーズを閉じ込めることで、ぷっくりとした風船やシールを作る裏技が生まれました。
エンジニアが教える「失敗しない」手順
「動画みたいに上手く膨らまない!」という失敗が多発しています。
成功の鍵は、 「温度管理」 と 「圧着」 にあります。
- カット: ナノテープを適当な大きさに切る (2枚用意) 。
- 封入: 真ん中にスパンコールやビーズを乗せる。
- 圧着(最重要): 周囲のフィルムを剥がし、もう1枚を重ねて、 端っこを指で強く潰して完全に密閉 する。 (※空気を入れるストローの差し込み口だけ空けておく)
- 【秘技】加熱: ここで ドライヤーの温風 を30秒ほど当てます。
- エンジニア解説 : テープを温めることで素材が柔らかくなり (可塑性が増し) 、破れずに伸びやすくなります。これが成功率を上げる最大のコツです。
- 注入: ストローで空気を吹き込み、ぷっくり膨らんだらストローを抜いて素早く口を閉じる。
これで、触るとプニプニする「ナノテープ風船シール」の完成です!
2. 【素材別】家にあるもので代用!ぷっくりシール手作りアイデア3選
ナノテープ以外にも、身近な材料で「ぷっくり感」を出す方法はあります。
ぷっくりシール① 「スポンジ両面テープ」で厚みを出す
一番簡単で、幼児でもできるアナログな方法です。
- 紙に好きな絵を描いて切り抜く。
- 裏に、ダイソーなどで売っている 「厚手のスポンジ両面テープ」 を貼る。
これだけで、物理的に厚みのあるシールの完成です。
クッション性があるので、手帳などに貼っても可愛いです。
ぷっくりシール② 「UVレジン」で本格的な硬度を
プラ板や、普通のシールの上に 「UVレジン液(ハードタイプ)」 を盛って硬化させる方法です。
- メリット: ガラスのようなツヤと、カチカチの硬さが出る (市販品に近い) 。
- 注意点: 気泡が入りやすいので、爪楊枝で突いて消す技術が必要です。また、UVライトがないと固まるのに時間がかかります。
ぷっくりシール③ 「お菓子のパッケージ」をリメイク
グミやラムネの「可愛い小袋」を捨てずに活用します。
- 袋の中を綺麗に洗って乾かす。
- 中にビーズや綿、スパンコールを入れる。
- 袋の口をテープで留めるか、クッキングシートを挟んでヘアアイロンで熱圧着する。
振るとシャカシャカ音がする、愉快な 「シャカシャカシール」 になります。
3. 【おもちゃ】失敗ゼロ!「シールメーカー」の構造的メリット
「DIYは準備や片付けが大変だし、失敗すると子供が機嫌を損ねる…」
そんな親御さんには、文明の利器 「メイキングトイ(シールメーカー)」 の導入を強くおすすめします。
タカラトミー「キラ★ガチャシール」の完成度
このおもちゃの凄いところは、 「誰がやっても100%成功する」 ように設計されている点です。
- プレス構造:
「ジュエル (透明な蓋) 」と「ベース (粘着面) 」の間に、シールにしたい素材を挟み込み、ハンドルを押して圧着します。 - 歩留まり(成功率):
ナノテープのように「空気が漏れた」「破れた」という失敗がありません。素材をセットして押すだけ。 歩留まり100% です。 - ギミック:
本体がガチャガチャの形をしていて、ハンドルを回すと完成したシールがコロンと出てきます。この「演出」が子供の心を掴みます。
▼シール作るおもちゃに関する詳細はこちらの記事で説明しています

自作vsキラ★ガチャシールおもちゃ「コストと手間」の比較
| 比較項目 | ナノテープDIY | シールメーカー (キラガチャ等) |
|---|---|---|
| 初期費用 | 安い (数百円) | 高い (数千円) |
| ランニングコスト | 安い | 専用リフィルが必要 |
| 難易度 | 高 (コツがいる) | 低 (失敗しない) |
| クオリティ | 手作り感がある | 売り物レベル |
| おすすめ | 「実験」を楽しみたい親子 | 「作品」が欲しい子・プレゼント |

「作る過程 (実験) 」を楽しめるならDIY。「きれいなシール (結果) 」が欲しいならおもちゃ。目的によって使い分けるのが正解だ。
▼他にもある!子供の創造力を伸ばす「工作・メイキングトイ」

4. 【オリジナル】推し活・ペットの写真で「世界に一つのシール」
手作りの醍醐味は、 「売っていないデザイン」 を作れることです。
特に「推し活」や「ペット」の写真を使ったシール作りは、大人もハマる沼です。
スマホの写真をぷっくりシールにする方法
- スマホの写真を、コンビニのマルチコピー機や自宅のプリンターで印刷する (L判など) 。
- 顔や全身を切り抜く。
- 「シールメーカー」 のパーツに挟むか、 「レジン」 でコーティングする。
これだけで、世界に一つだけの「推しぷっくりシール」や「愛犬ぷっくりシール」が完成します。
推し活グッズとしてのぷっくりシール需要
作ったシールは、スマホケースに貼るだけでなく、 「硬質ケースデコ(トレカデコ)」 のパーツとしても優秀です。
100均で売っている透明なトレカケースの縁に、自作した推しのぷっくりシールを貼れば、愛情たっぷりの推しグッズになります。
▼シールが増えてきたら…?入手困難なシールの購入ガイドはこちら

まとめ:ぷっくりシールを作るプロセスこそが、最高の遊び
「売ってないなら作る」。
この発想は、子供の創造力や問題解決能力を育む素晴らしいチャンスです。
ナノテープでベタベタになって失敗するのも、シールメーカーで工場長気分を味わうのも、どちらもかけがえのない経験になります。
完成したシールは、友達と交換したり、スマホに貼ったり。
自分で作ったシールなら、その愛着もひとしおですよ!





























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