はじめに:モノレールはプラレールレイアウトの「革命」だ

いつもの青いレールを走る電車も見飽きてきたな…。
もっとこう、空間を立体的に活用するような、イノベーションが必要だ。そうだ、 モノレール を導入しよう!

出た、パパの悪い癖。でもモノレールって、ディズニーランドのやつ? それともぶら下がってるやつ?
なんだかレールも違うし、難しそうじゃない? 3歳の息子に扱えるのかしら…。
こんにちは!元ソニーエンジニアで、レイアウト作りは「都市計画」だと思っている「いろパパ」です。
プラレールのモノレール。
頭上を滑るように走るその姿は、平面的なレイアウトに 「高さ(Z軸)」 という革命をもたらします。
しかし、いざ導入しようとすると壁にぶち当たります。
「レールの種類が違う」「跨座型と懸垂型、どっちがいい?」「普通のプラレールと繋がるの?」今回は、実際に両方のタイプを購入し、3歳の息子と遊んで分かった「リアルな使用感」を徹底レビューします。
- ディズニーリゾートライン(またがるタイプ)
- 湘南モノレール(ぶら下がるタイプ)
結論から言うと、 「プラレールモノレールは3歳にはまだ早かったが、耐久性は最強。懸垂型は大人でも難しいパズルなので、またがるタイプがおススメ」 でした。
エンジニア視点でその構造と魅力を解き明かします。

プラレール「モノレール」には2種類ある!構造の違い
まず、基礎知識です。プラレールモノレールには大きく分けて2つの駆動方式 (システム) があります。
レールの上を走る「跨座(こざ)型」プラレールモノレール

- 代表車両: ディズニーリゾートライン、東京モノレール
- 構造: コンクリート軌道に見立てた太いレールを、車両が 「またいで(跨座して)」 走ります。
- 特徴: 重心がレールの「上」にあるため安定感があります。実車同様、タイヤでガッチリとレールを挟み込む構造です。
レールの下にぶら下がる「懸垂(けんすい)型」プラレールモノレール

- 代表車両: 湘南モノレール、千葉都市モノレール
- 構造: レールの底面に車輪を引っかけ、車体が 「ぶら下がって」 走ります。
- 特徴: 重心がレールの「下」にあります。カーブで遠心力により車体が振り子のように傾く挙動がリアルで、メカ好きにはたまりません。
【跨座型】ディズニーリゾートライン(通常&トイストーリー)レビュー
まずは初心者向けの「跨座型」。我が家はディズニーランドでおなじみの「ディズニーリゾートライン」を入手しました。
本物のディズニーリゾートラインそっくりの「サウンド」

スイッチを入れると、「まもなく、東京ディズニーランド・ステーションです」や「まもなくベイサイト・ステーションです」というあのアナウンスが流れます。
走行音も「ヒュイーン」という独特のモーター音 (を再現した音) 。
目を閉じればそこは舞浜。子供だけでなく、ディズニー好きの親のテンションも爆上がりします。
3歳児には難しい?モノレールを「乗せる」ハードル
ここで実体験です。
普通のプラレールなら、3歳の息子でも簡単にレールに乗せられます。
しかし、モノレールは 「レールをまたいで、左右のタイヤを噛み合わせる」 必要があります。

息子 (3歳) にやらせてみたが、はめるときに落ちてしまったり、レールが壊れてしまったりイライラしていたな。
親が手伝って乗せてあげれば喜んで遊ぶが、自分で自由に扱えるようになるのは 4歳〜5歳 くらいからだと思ったほうがいい。

プラレールモノレールのかみ合わせ構造は進化していて昔はローラーが沢山ついていました(6か所)が、現在はかなり簡易化(ローラーは4か所に削減)されています。特に真ん中車両はかみ合わせローラーがなくなっています。
コストカットの面もありますが、正直軽い方が引っかかったりしないので新型のシンプルな構造の方が軽く走らせやすいです。中古で買う場合も出来るだけ新しいものを購入するのをおススメします。
また電池も、新型は走行用電池と、音声用電池をそれぞれ入れるだけですが、旧型は電池を入れる場所が3か所あります。

驚異の耐久性!落下しても壊れないタフネス設計
遊んでいると、脱線して高いところからフローリングに「ガシャン!」と落下することが多々あります。
「あ、終わった (故障した) …」と何度も思いましたが、 全然壊れません。
構造がシンプルで頑丈に作られているため、多少手荒に扱ってもビクともしない強さがあります。
このあたりは、さすがタカラトミーの設計品質です。
【入手方法】
ディズニーリゾートラインは、基本的にパーク内 (ボン・ヴォヤージュ等) での限定販売です。
ただ、Amazonやメルカリで 中古品 が出回っていることも多いので、安いのを見かけたら即ゲット推奨です。
【懸垂型】ぶら下がって走る!湘南・千葉都市モノレールなどのレビュー
次は、難易度高めの「懸垂型」です。
湘南モノレールや千葉都市モノレールが製品化されています。
わが家では「プラレール タイムステーションD51 モノレール 」を遊ぶ機会があったので試してみました。これは、湘南・千葉都市モノレールなどより古いバージョンですが、基本的な構造は同じです。
重力に逆らうモノレールの「保持アーム」の仕組み

レールの片側から伸びたアームにぶら下がる構造。
エンジニアとしては、この 「片持ち構造でバランスを取る」 設計にロマンを感じます。

カーブを曲がる際、車体が外側にグッと振られる様子は、物理法則 (遠心力) を視覚的に学べる最高の教材です。
実際に我が家で走らせてみましたが、走っている姿は非常にかっこよくてロマンがあります。
警告:3歳児にはモノレール「設置」も「建設」も無理ゲー

しかし、遊びやすさは別問題です。
はっきり言います。 3歳児には早すぎました。
- レール作りが激ムズ:
レール自体が特殊な形状で、橋脚にしっかり固定しないと、重みでバランスを崩して倒壊します。
「作ってるそばから崩れる」という現象が起き、息子は遊ぶどころかイライラMAXに。 - 車両のセットが精密作業:
レールの溝に小さな車輪を引っ掛ける作業は、大人でもコツがいります。

パパでも最初は苦戦してたわよね。これは 6歳(小学生)以上 になってからの方が、構造を理解して楽しく遊べるんじゃないかしら。
▼2歳児、3歳児&初心者でも遊びやすいプラレールの話はこちらで説明

普通のプラレールとモノレールは繋がる?「レール互換性」とレイアウト
「青いレールの上をモノレールは走れるの?」
答えは NO です。
モノレール用プラレールは「専用レール」が必須
モノレールは、縦型の 「専用レール」 でしか走りません。
実際に我が家で検証してみたところ、直線レールであれば互換はありますが、最終的に円形にしないとモノレールをずっと走らせることはできません。下の画像のようなマークがついているのがモノレール専用レールです。

一番利用するモノレールが曲がるときに必要な「モノレール用曲線レール」はモノレールの専用レールを使う必要があります。
反対にモノレール用曲線レールでプラレールを走らせることもできません。
セット品には専用レールが入っていますが、拡張するには「モノレール用レール」を買い足す必要があります (※現在は廃盤になっているパーツも多く、入手難易度は高めです) 。
立体交差で「1階プラレール、2階モノレール」

ただし、 「共存」 は可能です。
モノレールの橋脚 (支柱) は、通常のブロック橋脚の上に積み重ねたり、青いレールをまたぐように設置できる設計になっています。
- 1階(地面): 普通のプラレール (山手線など)
- 2階(空中): モノレール
この 「立体交差レイアウト」 こそが、モノレールの醍醐味です。
都市のような過密ダイヤを再現できた時の達成感は、エンジニア冥利に尽きます。
▼プラレールの基本レイアウト術はこちら

【メンテナンス】動かない・登らない時の修理と電池交換
モノレールは構造が特殊なため、メンテナンスも少しコツがいります。
懸垂型は「ギア割れ」と「タイヤ劣化」に注意
懸垂型は、重力に逆らってぶら下がるため、駆動輪 (ゴムタイヤ) に大きな負荷がかかります。
タイヤが劣化してツルツルになると、空転して進まなくなります。
また、ホコリを巻き込みやすい位置にあるため、こまめなピンセットでの掃除が必要です。また我が家ではギアにエアダスターを掛けてホコリは吹き飛ばすようにしています。
モノレールが曲がる時に止まる?電池パワーが命

モノレールは「カーブ 」が楽しいのですが、電池が減ってくるとテキメンに動きが遅くなったり、引っかかって止まってしまったりします。
トルク不足を感じたら、すぐに電池交換を。
パワーを持続させるために、 「エネループ(満充電)」 などは使わず、強いエボルタなどの電池を使う方がきちんと進みます。
▼電池の選び方や液漏れ対策についてはこちら

まとめ:モノレールを足すと、プラレールの世界が「立体的」になる
プラレールのモノレール。
それは、平面だった子供の世界に「高さ」という概念を加える、画期的なおもちゃです。
- 3歳・4歳: 頑丈で乗せやすい 「跨座型(ディズニー)」 がおすすめ。
- 6歳以上: 構造が複雑でリアルな 「懸垂型(湘南モノレール)」 に挑戦。
年齢に合ったタイプを選べば、長く、深く遊べること間違いなしです。
Amazonやおもちゃショップ、東京ディズニーリゾートなどで見かけたら、ぜひ手にとってみてください。そこには「空中の冒険」が待っていますよ!
▼プラレール完全ガイド!選び方から収納まで

▼mokuトレインやBRIOの木のレールとの連結はこちら




























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