はじめに：「うちの子って、一体どんな子？」個性を理解したいパパママへ
皆さん、こんにちは！2歳の息子の「なんで？」に日々向き合い、その個性の面白さに驚いている「いろパパ」です。
子育てをしていると、「うちの子、どうしてこうなんだろう？」「この子の良いところ、もっと伸ばしてあげたいな」「きょうだいでも全然性格が違うのはなぜ？」…そんな風に、わが子の「個性」や「性格」について、深く考える瞬間がたくさんありますよね。
もっと子どものことを理解して、その子に合った関わり方ができたら、子育てもっと楽しくなるのに…そう感じているパパママも多いのではないでしょうか。
僕もまさにそうなんだよね！息子を見ていて、「この子は慎重派なのかな？」とか「人見知りしないのは、外向的なのかな？」とか、色々考えるんだ。その子の生まれ持った気質みたいなものを理解できたら、叱り方とか褒め方とか、もっと効果的なアプローチができるんじゃないかなって。
そうなのよね。特に、子育てで壁にぶつかった時とか、「なんで分かってくれないの！」って思う時に、子どもの『タイプ』みたいなものを知っていると、親の気持ちも少し楽になるかもしれないわね。
そんな時にヒントになるかもしれないのが、最近よく耳にする「MBTI（エムビーティーアイ）」という考え方です。
「MBTIって、あの16タイプに分かれるやつ？」
「聞いたことはあるけど、よく分からない…」
「あれって、子育てにも使えるの？」
この記事では、
- そもそも「MBTI」って何？（性格タイプ診断の基本をやさしく解説！）
- 子どもの「タイプ傾向」を知るメリットは？（子育てが楽になるヒント３つを深掘り！）
- 【超重要！】子供に活用する上での「大前提」と「注意点」（誤解や決めつけを防ぐ！）
- 【おもちゃいろオリジナル】子供向けMBTIタイプ診断（簡易版）のご紹介！
などを、子どもの個性に関心津々な「いろパパ」が、分かりやすく解説していきます！
この記事を読めば、MBTIの考え方を子育てに活かすヒントと注意点が分かり、お子さんへの理解を深める新しい視点が得られるはずです。
最近よく聞く「MBTI」って何？性格タイプを知るってどういうこと？
「MBTI診断受けたことある？」なんて会話、最近増えましたよね。まずは、MBTIがどんなものなのか、基本を押さえておきましょう。
MBTIの基本：あなたの「心の利き手」はどっち？
MBTI（マイヤーズ・ブリッグス・タイプ指標）は、スイスの心理学者カール・ユングの「心理学的類型論」をもとに、マイヤーズ親子が開発した性格検査（メソッド）です。個人の性格を「生まれながらの心の使い方（利き手のようなもの）の傾向」として捉え、それを理解するためのツールとされています。
「心の利き手」っていう考え方、面白いよね！右利きの人が自然と右手を使うように、人にはそれぞれ、自然とエネルギーを得る方向や、物事の捉え方に「好み」や「傾向」があるってことなんだな。
MBTIでは、以下の4つの指標について、それぞれ2つの対立する傾向のどちらがより自然か（どちらが利き手か）を見ていきます。
- エネルギーの方向: 外の世界と関わることで元気になる？（外向 Extroversion） / 内面の世界でじっくり考えることで元気になる？（内向 Introversion）
- ものの見方（知覚）: 五感を通して具体的な事実を見る？（感覚 Sensing） / 全体のパターンや可能性、ひらめきで見る？（直観 Ntuition）
- 判断のしかた（判断）: 論理や合理性、公平さを重視する？（思考 Thinking） / 人との調和や共感、気持ちを大切にする？（感情 Feeling）
- 外界への接し方: 計画を立てて、きちんと進めたい？（判断的態度 Judging） / 状況に合わせて、柔軟に対応したい？（知覚的態度 Perceiving）
これらの組み合わせによって、16種類の性格タイプに分類される、というのがMBTIの基本的な考え方です。
なぜ子どもの「タイプ傾向」を知ると子育てに役立つの？３つのメリット【深掘り解説】
MBTIの考え方を参考に、子どもの「性格タイプの傾向」を知ることには、子育てをより豊かに、そして少し楽にするためのヒントが隠されています。具体的なメリットを深掘りしてみましょう。
メリット①：「なんで？」が「なるほど！」に変わる！【子どもの行動理解が深まる】
子どもの行動に「どうしてこうなの？」と悩むこと、ありますよね。MBTIのタイプ傾向は、その「なんで？」を「そういう傾向があるからなんだな」と理解する手助けをしてくれます。
- 例：
- 初めての場所で固まる子 → もしかしたら内向(I)傾向？ 大勢より少人数、じっくり慣れる時間が必要なのかも。無理に輪に入れようとするより、まずは見守る時間を大切に。
- おもちゃの説明書を読まずに感覚で遊び始める子 → もしかしたら直観(N)傾向？ 全体像や「面白そう！」という感覚が大事なのかも。細かいルールより、まずは自由に試させてみる？
- 「でも」「だって」と理屈で反論してくる子 → もしかしたら思考(T)傾向？ 感情論より、「なぜそうするのか」の理由や筋道を立てて説明する方が納得しやすいのかも。
- 急な予定変更にすごく戸惑う子 → もしかしたら判断的態度(J)傾向？ 見通しを持つことで安心するタイプかも。事前にスケジュールの変更を伝えてあげる工夫を。
なるほどなぁ！子どもの行動を「良い・悪い」だけで見るんじゃなくて、「この子の自然な心の動きなんだな」って捉えられると、親のイライラも減るかもしれないね！問題行動だと思っていたことが、実はその子の特性だった、なんて気づきもあるかも。
子どもの行動の背景にある「心の利き手」を想像することで、親の解釈が変わり、より冷静に、そして温かく子どもと向き合えるようになる可能性があります。
メリット②：その子に響く「魔法の言葉」が見つかるかも？【効果的な関わり方のヒント】
子どものタイプ傾向を意識することで、より効果的な声かけや関わり方のヒントが見つかるかもしれません。その子の「心の利き手」に合ったアプローチは、心に響きやすく、自己肯定感を育む助けになります。
- 例：
- 外向(E)傾向の子：「みんなでやると楽しいね！」「すごい！見て見て！」と、外部からの刺激や反応を意識した声かけが響きやすいかも。
- 内向(I)傾向の子：「一人で集中してできたね」「あなたの考え、聞かせてくれる？」と、内面の世界や、一対一の関わりを大切にする声かけが安心感を与えるかも。
- 感覚(S)傾向の子：「この積み木、ツルツルしてるね」「赤くて丸いリンゴだね」と、具体的で、五感に基づいた言葉で説明すると分かりやすいかも。
- 直観(N)傾向の子：「これを使ったら、もっと面白くなるかも！」「次はどうなると思う？」と、可能性や未来、アイデアを刺激する問いかけが好奇心をくすぐるかも。
- 思考(T)傾向の子：「こうすると、こうなるんだよ。なぜなら～」と、理由や仕組みを論理的に説明したり、「どうすれば公平かな？」と一緒に考えたりすると納得しやすいかも。
- 感情(F)傾向の子：「悲しかったね」「嬉しいね！」と、まず気持ちに共感したり、「〇〇ちゃんも喜んでくれるといいね」と、周りの人への影響を伝えたりすると心に響きやすいかも。
- 判断的態度(J)傾向の子：「次は〇〇をして、その次は△△だよ」と、見通しを伝えたり、「ここまでできたらおしまいね」とゴールを明確にしたりすると安心するかも。
- 知覚的態度(P)傾向の子：「どっちからやってみる？」「こっちも面白そうだね！」と、選択肢を与えたり、柔軟な対応を心がけたりすると、意欲的に取り組みやすいかも。
これはすごく参考になるわ！同じことを伝えるにしても、言い方を変えるだけで、子どもの反応が全然違うことってあるものね。その子のタイプに合った「響く言葉」を見つけられたら、褒める時も叱る時も、もっと効果的になりそう！
もちろん、これが全てではありませんが、関わり方の引き出しが増えるのは確かです。
メリット③：親子ゲンカが減る！？【お互いの「違い」を認め合える】
「なんでこの子は、私（親）と全然違うんだろう…」と感じること、ありますよね。親子でも、性格タイプが全く違うことは珍しくありません。MBTIの考え方は、その「違い」をポジティブに捉える助けになります。
- 「違う」のは「悪い」ことじゃない: 例えば、計画的な親(J)と、行き当たりばったりな子(P)。親から見れば「だらしない」と感じるかもしれませんが、子の視点では「状況に合わせて柔軟に対応している」だけかもしれません。タイプの違いを知ることで、「そういう考え方もあるんだな」と相手の価値観を尊重できるようになります。
- 無用な期待や押し付けが減る: 「自分と同じように考えてほしい」「こうあるべきだ」という期待を手放し、「この子はこの子なりに頑張っているんだな」とありのままを受け入れやすくなります。
- 違いを「強み」として活かす: お互いのタイプの違いを理解し、それぞれの得意なことを認め合うことで、親子で協力し合ったり、補い合ったりする関係性を築けるかもしれません。
これは親子関係だけでなく、夫婦関係とか、他の人間関係にも言えることかもしれないね。「自分と違う＝間違い」じゃなくて、「そういうタイプなんだな」って思えると、無駄な衝突やすれ違いが減って、すごく楽になる気がするな。
タイプの違いを理解し、尊重し合うことは、より健全で円滑な親子関係を築くための大きな一歩となるでしょう。
【超重要！】子供に活用する上での「大前提」と「注意点」（落とし穴に注意！）
さて、メリットをお伝えしてきましたが、ここで改めて非常に重要な注意点をお話しします。MBTIの考え方を子どもの理解に活かすことは有益な場合もありますが、使い方を間違えると逆効果になりかねません。以下の点を必ず心に留めておいてください。
大前提：MBTIは「占い」や「能力診断」ではない！
- MBTIは、性格の良し悪しや能力を測るものではありません。
- その人が生まれ持った「心の使い方の好み（傾向）」を示すものであり、絶対的なものではありません。
- 本来は、自分自身を理解するためのツールであり、他人を分類したり、評価したりするためのものではありません。
子供に使う際の【３つの心得】（決めつけ・ラベリングは絶対NG！）
- 【結果は絶対じゃない！】決めつけ・ラベリングは厳禁！
- 繰り返しになりますが、どんな診断結果が出たとしても、それはあくまで「傾向」です。子どもの可能性を「〇〇タイプだから、どうせこうだ」と決めつけたり、レッテルを貼ったりするのは絶対にやめましょう。子どもの個性はもっと豊かで、環境や経験によって大きく成長・変化していきます。
- 【優劣をつけるのは絶対NG！】どのタイプも素晴らしい個性！
- 「このタイプは優秀」「あのタイプは問題児」といった優劣の判断は、絶対にしてはいけません。全てのタイプに素晴らしい個性と可能性があります。親が特定のタイプを否定的に捉えると、子どもは自分自身を深く傷つけられてしまいます。
- 【診断より観察！】目の前の「その子」が全て！
- タイプ診断は、子どもを理解するための「きっかけ」や「補助線」にすぎません。診断結果に囚われすぎず、日々のお子さんの様子、言葉、表情、行動を、注意深く観察し、感じ取ることが何よりも大切です。その子自身の「声」に耳を傾けましょう。
これは本当に気を付けないといけないわね…。つい、「この子はこういうタイプだから」って、型にはめて見てしまいそうになるけど、それは絶対に違うのね。あくまで、その子を理解するためのヒントなのね。
そうだね。診断結果は、子どもを理解するための「便利なメガネ」くらいに考えて、答えは常に、目の前にいる我が子自身の中にあるってことを忘れないようにしないとね！タイプ論に振り回されちゃ、本末転倒だもんな。
【おもちゃいろオリジナル】やってみよう！子供向け 性格タイプ診断（簡易版）
さて、MBTIの考え方や注意点を踏まえた上で、「それでもやっぱり、うちの子のタイプ傾向、ちょっと知ってみたいな…」「子育てのヒントが欲しい！」と思われた方もいるのではないでしょうか？
そこで！「おもちゃいろ」では、このMBTIの基本的な考え方（4つの指標）を参考に、もっと気軽に、そして親子で楽しみながら、お子さんの「タイプのヒント」を探れるような、オリジナルの子供向け性格診断（簡易版）を作成しました！
【おもちゃいろ版 子供向けタイプ診断の特徴】
- 子どもが答えやすい質問: 難しい言葉は使わず、「こっちとこっち、どっちが好き？」「こんな時どうする？」といった、具体的な場面を想像して答えられる簡単な質問で構成されています。
- 年齢別に２種類ご用意！:
- 【3歳～5歳向け】: 分かりやすいイラスト（または簡単な言葉）を見ながら答えられる10問の質問。選択肢形式で、指差しなどでも答えられるかも？
- 【小学生向け】: もう少し具体的な状況設定や自分の気持ちについて考える20問の質問。より詳しく傾向を探れます。
- 親子で一緒に！:
- 質問の意味が難しい場合は、保護者の方が分かりやすい言葉で言い換えたり、「どっちかな？」と一緒に考えたりしながら進めてみてください。無理強いはせず、あくまでゲーム感覚で！
- もしお子さんが答えるのが難しければ、保護者の方が普段のお子さんの様子を思い浮かべながら、「この子はこっちかな？」と代わりにチェックしてみるのもOKです。
- 目的は「理解のヒント」: 厳密なMBTIのタイプ判定ではありません。「こんな一面もあるんだな」「こういう関わり方が良いのかも」という気づきやヒントを得ることを目的としています。
- 結果解説＆アドバイス付き: 診断結果では、考えられるタイプ傾向の一般的な特徴や、関わり方のワンポイントアドバイスなどを分かりやすく解説します。（※結果はあくまで参考情報であり、「決めつけ」ないようにご注意くださいね！）
おっ！子ども自身が答えられる質問形式なんだね！それならゲーム感覚で楽しめそう！3～5歳向けと小学生向けがあるのも良いね。息子はまだ2歳だけど、3歳になったら一緒にやってみたいな！
保護者が代わりにチェックするのもアリなのね。それなら、まだ言葉で答えるのが難しい年齢でも、普段の様子から傾向を知るヒントが得られるかもしれないわね。
もちろん、この診断結果も「絶対」ではありません。 あくまで、お子さんの多様な側面を知るための一つのツールとして、そして親子で自分たちのことを見つめ直す楽しいきっかけとして、気軽に試していただけたら嬉しいです。
▼さっそく診断してみる！▼
簡単！子供向け性格タイプ診断～MBTIや16personalitiesを子育てのヒントに～【オリジナルチェックソフト】 はこちら！
まとめ：タイプを知って、もっと子どもの個性を愛そう！
今回は、MBTIの考え方をヒントに、子どもの性格タイプや個性を理解し、子育てに活かすための視点や注意点についてお話ししました。
【今日のおさらいポイント！】
- MBTIは性格の「心の利き手」の傾向を知るツール。本来は自己分析用で、占いではない。
- 子どもの「タイプ傾向」を知ることは、行動理解や関わり方のヒントに繋がる可能性がある。（メリット3つをチェック！）
- 【最重要注意点！】 結果は「決めつけ」ず「傾向」と捉え、優劣をつけず、目の前の「その子」を一番大切に！（注意点３つを再確認！）
- 「おもちゃいろ」でも、MBTIを参考にした子供向け診断（簡易版）を作成！気軽に試してみて！
- 診断はあくまで「きっかけ」。大切なのは、日々の観察とコミュニケーション。
タイプを知ることで、子どもの行動に対するイライラが、少し「なるほど」に変わるかもしれないわね。そして、その子に合った方法で、もっと愛情を伝えてあげられるようになるかもしれない。
そうだね！一人ひとり違う、その子だけの素敵な個性を、親としてしっかり受け止めて、応援してあげたいよね。診断ツールも上手に活用しながら、子育てをもっと楽しんでいこう！
子どもの個性は、まさに宝物。MBTIの考え方や、今回ご紹介した「おもちゃいろ」の診断ツールが、その宝物をさらに輝かせるための、小さなヒントになれば幸いです。
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