はじめに:「かわいい!」だけで選ぶと危険。プレイマット選びは”掃除”と”安全”が9割です。

見てパパ!インスタで見た、このパステルカラーのジョイントマット!可愛い!赤ちゃんがハイハイする姿を想像すると、思わずポチりたくなっちゃうわ!

うん、確かにおしゃれだな。でも、ちょっと待ってくれ。その“つなぎ目”の現実に、僕たちはまだ気づいていないのかもしれない…。
こんにちは!3歳の息子を持つ、エンジニアの「いろパパ」です。
何を隠そう、私もプレイマット選びで一度、大きな後悔を経験しています。
「安いし、組み合わせ自由だから」と安易にジョイントマットを選んだ結果、待っていたのは、つなぎ目に入り込むパンくず、髪の毛、そして謎のホコリとの、終わりなき戦いでした。
この記事は、感情論やイメージではなく、エンジニアの視点で「ジョイント式」と「つなぎ目なし」を5つの仕様から徹底比較し、あなたの家庭にとって最も合理的で、後悔しない一枚を見つけるためのお手伝いをします。
【30秒診断】あなたの家に最適なのはどっち?ジョイント式 vs つなぎ目なし

まず、簡単な診断から始めよう。5つの質問にYES/NOで答えるだけで、君の心の声が聞こえてくるはずだ。

![【診断結果】YESが3個以上のあなた → 結論:あなたは「つなぎ目なし」タイプ[/deco]です。日々のメンテナンスコスト(時間と精神的ストレス)を考えると、初期投資の差は、驚くほど短期間で回収できます。YESが2個以下のあなた → 「ジョイント式」でも後悔しない可能性が高いです。ただし、後述する「ジョイントマットで後悔しないための“3つの掟”」は、必ず実践してください。](https://omcha.jp/wp-content/uploads/2025/10/image-46-1024x391.png)
【徹底比較】後悔するのはどっち?5つの仕様で見るジョイント式 vs つなぎ目なし

さあ、ここからが本題だ。なぜ、多くの先輩パパママが「最初から、つなぎ目なしにしておけばよかった…」と後悔するのか。その理由を、5つの“仕様”から徹底的に比較・分析しよう。
| 比較仕様 | ジョイント式 | つなぎ目なし | エンジニアパパの解説 |
|---|---|---|---|
| ① 掃除のしやすさ | ×(地獄) | ◎(天国) | メンテナンスコストに、雲泥の差 |
| ② 安全性 | △(リスクあり) | ◯(安心) | 誤飲・段差リスクの有無が決定的 |
| ③ 防音・衝撃吸収性 | ◯ | ◯ | 厚み次第で互角。素材選びが重要 |
| ④ 収納性・拡張性 | ◎(優れている) | △(劣る) | 部屋の形に合わせやすいのはジョイント式 |
| ⑤ トータルコスト | ◯(初期費用は安い) | △(長期的には安い) | 5年スパンで見ると、実は逆転する |
① 掃除のしやすさ:ここで、勝負の9割が決まる

これが、一番聞きたいところよ!
- ジョイント式の現実:
- つなぎ目という“ゴミポケット”に、パンくず、髪の毛、ホコリが毎日溜まる。
- 液体をこぼすと、隙間から床まで浸透し、カビの原因に。
- 完全に掃除するには、全てのマットを剥がすという“大工事”が必要。
- ロボット掃除機が、めくれた端や段差に引っかかり、エラーで停止する。
- つなぎ目なしの快適さ:
- 汚れたら、ウェットティッシュで拭くだけで完了(所要時間10秒)。
- ゴミが溜まる場所が、物理的に存在しない。
- ロボット掃除機が、スムーズに走行できる。
- 離乳食期の“食べこぼし放題”にも、笑顔で対応可能。
【計算してみました】あなたが“掃除”に奪われる時間
ジョイント式の掃除:1日15分 × 365日 = 年間91時間[/deco]
つなぎ目なしの掃除:1日1分 × 365日 = 年間6時間[/deco]
差額:年間85時間。この時間があれば、一体何ができますか?
② 安全性:絶対に譲れない、子供の命に関わるポイント
- ジョイント式のリスク:
- 剥がして、かじる(ほぼ100%の赤ちゃんがやります)。
- 噛みちぎったパーツの誤飲リスク。
- つなぎ目や、めくれた端での転倒リスク。
- つなぎ目なしの安心感:
- そもそも“剥がせる”という概念がない。
- フラットで段差ゼロ。つまずく場所がない。
- 一体型なので「ずれ」も発生せず、常に安全な平面を保つ。

生後9ヶ月〜1歳半は、何でも口に入れて世界を学ぶ“探索期”だ。この時期に「剥がせる物」を床に敷くのは、エンジニア的に言えば、意図的に“バグ”を仕込むようなものなんだ。
③ 防音・衝撃吸収性:厚みと素材で選ぶ(ここは互角)
これは両者互角です。重要なのは「ジョイントかどうか」ではなく、「厚み」と「素材」です。
- 防音性能の目安:
- 厚み1cm:ハイハイ程度の軽い音なら吸収。
- 厚み2cm以上:マンション住まいなら、最低でもこの厚みを推奨。歩行音もかなり軽減。
- 厚み4cm以上:おもちゃを落とす「ゴン!」という音や、ジャンプ音も吸収。階下への配慮は完璧。
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④ 収納性・拡張性:ここだけはジョイント式が有利
- ジョイント式のメリット:
- 部屋の柱や家具の形に合わせて、自由にカスタマイズできる。
- 汚れた部分だけを交換できる。
- 使わない時は、積み重ねてコンパクトに収納できる。
- つなぎ目なしのデメリット:
- 大きいまま保管する必要がある(※折りたためるタイプもあり)。
- 部屋のサイズに合わせてカットはできない。
ただし、これは「頻繁に模様替えをする」「引っ越しが多い」といった、特定の家庭でのみ重要なポイントです。
⑤ トータルコスト:“初期費用”の安さに、騙されてはいけない

さあ、最後の比較だ。多くの人が間違う「コスト」の話をしよう。
一見、ジョイントマットの方が安く見えます。しかし、5年というスパンで考えると、どうなるでしょうか?
【6畳リビングのシミュレーション】
- ジョイント式:
- 初期費用:約8,000円
- 買い替えコスト:年2,000円(汚れたり、かじられた部分の交換)× 4年 = 8,000円
- 掃除の時間コスト:年間85時間 × 5年 = 425時間(約17日分!)
- 5年合計:16,000円 + 計り知れない時間とストレス
- つなぎ目なし(高品質マット):
- 初期費用:約25,000円
- 追加費用:ほぼゼロ
- 掃除のストレス:ゼロ
- 5年合計:25,000円
結論:あなたの“時間”と“心の平穏”を時給換算すれば、長期的には「つなぎ目なし」の方が、圧倒的に安い。[/deco]
ジョイントマットで「後悔した…」先輩たちの“血の涙”レビュー

理論だけじゃない。実際にジョイントマットを選んで後悔した、先輩たちの“血の涙”とも言えるリアルな声を聞いてほしい。これが、現実だ。
「隙間のパンくずと髪の毛…見て見ぬフリをする日々でした」
「最初の1週間は、可愛くて本当に気に入っていたんです。でも、離乳食が始まると、そこは地獄に変わりました。パンくず、ごはん粒、麦茶…全てが、吸い込まれるように隙間に入る。毎日剥がして掃除する時間なんてないから、見て見ぬフリ。でも、ふとした瞬間に黒ずんだ隙間が目に入ると、罪悪感でいっぱいになりました。結局、耐えきれず3ヶ月でつなぎ目なしに買い替えました」
「息子が毎日せっせと剥がしては齧るので、1歳前に撤去しました」
「息子が8ヶ月の時に買ったんですが、もう毎日が“剥がすvs戻す”の戦争でした。ついには角を噛み千切って飲み込みそうになり、ヒヤッとしたことも。安全のために買ったマットで、事故になりかけるなんて、本末転倒でした」
「ルンバが毎回ガガガッて引っかかって、結局使えなくなりました」
「共働きなのでルンバに掃除を任せていたんですが、ジョイントマットのわずかな段差や、少しめくれた端に、毎回ガガガッと引っかかってエラーで停止。便利にするためのお掃除ロボットが、全く使えなくなりました。掃除が手作業に戻り、本気で後悔しました」
【結論】今選ぶなら「つなぎ目なし」が合理的。おすすめ鉄板ブランド3選

5つの仕様比較と、先輩たちの後悔レビュー。これらのデータから、僕が導き出した結論は、明確だ。
2025年に、これから新しくプレイマットを買うなら、「つなぎ目なし」一択です。[/deco]
その理由は、3つ。
- 時間コストの圧倒的な差:年間約85時間の“自分の時間”が生まれる。
- 安全性の高さ:誤飲や転倒のリスクが、限りなくゼロになる。
- 長期的なコストパフォーマンス:あなたの“時間”と“心の平穏”を考えれば、結果的に安い。
では、具体的にどのブランドを選べば後悔しないのか。私が実際に調査し、使用した経験から、信頼できる3つの鉄板ブランドに絞りました。
1. Caraz(カラズ):定番中の定番。品質と価格のバランスが最強
おすすめ度:★★★★★
韓国発の大人気ブランドで、日本でも圧倒的なシェアを誇ります。「迷ったら、まずコレ」と言える、品質と価格のバランスが最も優れた一枚です。
- 特徴:
- 厚み4cm:防音・衝撃吸収性能はトップクラス。マンション住まいでも安心。
- PUコーティング:汚れや水分が染み込まず、サッと拭くだけでキレイに。
- 折りたたみ式:使わない時はコンパクトにでき、掃除の際も楽々。
2. ALZiPmat(アルジップマット):防音性で選ぶならコレ。騒音トラブルを未然に防ぐ
おすすめ度:★★★★☆
Carazと双璧をなす韓国ブランド。特に防音性能の高さに定評があり、「階下への音が本当に気にならなくなった」という口コミが多数。
- 特徴:
- 特許取得の9層“たまご型”構造で、衝撃と音を極限まで吸収。
- エコフォーム素材:有害物質ゼロで、赤ちゃんが舐めても安心。
- デザインバリエーションが豊富で、インテリアに合わせて選べる。
3. (ケラッタ) :機能性とコスパを両立!新進気鋭の実力派
おすすめ度:★★★★☆
ベビー用品で数々のヒット商品を生み出している「ケラッタ」から登場した、“いいとこ取り”のプレイマット。後発だからこそ、ユーザーの「うれしい!」が詰まっています。
- 特徴:
- EPE素材を採用:軽量でありながら、高い衝撃吸収性と防音性を実現。
- PU防水レザーでお手入れ簡単。
- シームレス(溝なし)デザインで、従来の折りたたみマットの「溝にゴミが溜まる」という弱点まで克服。
【最終決断】結局どれがいい?おすすめ3大ブランド徹底比較まとめ表

どれも魅力的で、迷っちゃうわね…。

よし、最後にそれぞれの特徴を一覧表にまとめて、君の家庭にとっての“最適解”を導き出そう!
それでも「ジョイント式」を選ぶ人へ。後悔を最小限にするための3つの掟

でも、お部屋の形が特殊だったり、予算的に、どうしてもジョイントマットを選びたい、という場合もあるわよね。
その場合は、以下の“3つの掟”を必ず守ってください。後悔の確率を、大幅に減らすことができます。
掟①:必ず「大判サイズ(60cm角以上)」を選ぶ
小さいパーツほど、つなぎ目の数が増えます。つなぎ目=ゴミが溜まる場所。
30cm角の場合、6畳でつなぎ目は約400箇所。しかし、60cm角なら、その数は1/4の約100箇所に!掃除の手間が、劇的に変わります。
掟②:必ず「サイドパーツ付き」の製品を選ぶ
端のギザギザした部分から、子供はマットを剥がし始めます。その端を、直線的なパーツで固定する「サイドパーツ」が付属している製品を選びましょう。これだけで「剥がされる率」が、体感で約70%減少します。
掟③:マットの端に“重し”を置いて「物理的に」剥がさせない
最強の対策は、物理的に剥がせなくすることです。
ソファやテレビ台、ベビーサークルやおもちゃの収納ボックスなどで、マットの端を“押さえつけて”しまいましょう。子供は「剥がせるもの」には必ず興味を示します。だから、最初から剥がせないようにするのです。
まとめ:プレイマット選びは、あなたの「家事への価値観」を映す鏡です

完璧なプレイマットは存在しない。あるのは、あなたのライフスタイルに合った、最適な一枚だけだ。
- 掃除の手間を、許容できる「コスト」と考えるか
- 初期費用の安さを取るか、長期的な快適さを取るか
- 子供の安全を、何よりも最優先するか
この記事が、あなたの価値観を整理し、後悔のない選択に繋がれば幸いです。
私の結論は、シンプルです。
「毎日の掃除ストレスから解放されたい」
「子供が安全に遊べる環境を、心から作りたい」
「長期的に見て、コスパの良い選択をしたい」
そう思うなら、「つなぎ目なし」のプレイマットを選んでください。
初期投資の数万円は、あなたの“時間”と“心の平穏”を買う、最高の投資です。
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