那須サファリパークに、3歳の息子を連れて行きました。2泊3日の那須旅行の初日、午後からの訪問です。
行く前に調べていて、いちばん分からなかったのがお金の話でした。

入園料は出てくるんだけど、それだけじゃないんでしょ?

そう。入園料を払っただけだと、メインの場所には入れない。
先に結論を書きます。この施設の料金は三段構造です。入園料と、入園方法の料金と、エサ代。うちは大人2人と3歳ひとりで、合計12,300円でした(このほかにふれあい広場のエサ代が少しかかっています)。
そしてもうひとつ。エサは1袋1,000円で、途中で買い足せます。だから「エサが足りるか」は問題ではありません。問題は「いくらかけるか」です。
この記事では、その内訳と、実際にやってしまった配分の失敗まで書きます。
結論:大人2+子ども1で12,300円でした


- キリンに直接エサをあげられます……車やバスの窓から手が届く距離です
- ライオンバスは予約が要りません……当日そのまま乗れます
- 3歳未満はライオンバスが無料……入園料も3歳からです
- 雨でもほぼ変わりなく見られます……公式がそう明記しています
- 駐車場は無料……約350台あります
- 料金が三段構造です……入園料だけ見ていくと足りません
- エサは1袋1,000円……配分を誤ると最後の動物に与えられません
- 授乳室がありません……ミルク用のお湯の提供もありません
- ワイルドライドは小学生未満が乗れません……ライオンの肉やりは選べません
ひとことでまとめると、先に総額を知ることが大事な施設でした。
料金は三段構造です|入園料+入園方法+エサ
ここがこの記事の本題です。
まず入園料
| 区分 | 個人 |
|---|---|
| 大人(中学生以上) | 3,200円 |
| こども(3歳〜小学生) | 1,900円 |
3歳から入園料が必要です。2歳以下は無料です。
次に「入園方法」の料金がかかります
ここが分かりにくいところです。入園料を払っただけでは、動物のいるエリアを回れません。
公式サイトにも「※入園料とは別途入園方法の料金が掛かります」と注記があります。バスに乗るのか、レンタカーを借りるのか、自分の車で入るのか。どれを選んでも追加料金が発生します。

つまり「入園料3,200円の施設」だと思って行くと、倍近くになるってことね。
さらにエサ代
そして、エサやりをするなら1袋1,000円です。これも別会計です。
うちの内訳

駐車場は無料なので、ここに駐車料金は乗りません。
なお、3歳未満ならライオンバスも無料です。うちは3歳だったので子ども料金がかかりました。
障害者手帳の割引もあります
手帳を提示すると入園料が半額、介護者・付添者は10%引きになります。ただしライオンバスなどの入園方法の料金は通常料金です。
入り方は4つ。未就学児連れが選べるのは3つです

入園方法は4種類あります。いずれかひとつで1周の見学です。
| 入り方 | 追加料金 | 所要 | 予約 |
|---|---|---|---|
| ライオンバス | 大人1,200円・子ども600円 | 約40〜45分 | 不要 |
| ワイルドライド | 大人・子ども1,500円 | 約50分 | 要予約 |
| サファリカー | 普通車3,000円/ミニバン4,000円 | — | 不要 |
| マイカー | サファリガイド1,000円 | — | — |
ワイルドライドは小学生未満が乗れません

ここは先に知っておいてください。
ワイルドライドは金網で覆われたバスで、ライオンへの肉やりができるのはこれだけです。ところが小学生未満は乗車不可です。

つまり未就学児を連れている時点で、ライオンにエサをやる選択肢は消える。

それ、行ってから知ると結構がっかりするやつだ。
未就学児連れが選べるのは、実質ライオンバス・サファリカー・マイカーの3つです。
うちはライオンバスにしました

理由は単純で、視界が高くてエサをあげやすいからです。バスは着座位置が高く、キリンのような大型動物を見上げずに観察できます。
予約制度がありません。土日祝は20〜30分間隔、平日は30〜40分間隔での運行です。当日並べば乗れます。
全年齢が対象で、3歳未満は無料です。
ひとつ注意があります。ベビーカーはライオンバスに持ち込めません。入場ゲートで預かってもらう形になります(ベビーカー自体は無料で貸してもらえます)。
マイカーで入るなら、先に確認することがあります
自分の車で入るのがいちばん安く見えます(サファリガイド1,000円だけ)。ただし公式サイトに、かなり細かい条件が並んでいます。
入れない車があります。オープンカー、トラック、車高の低い車、改造車、オートバイを含む二輪車。そして栃木県内で借りたレンタカーも入場できません。
さらに、4WD車などで背面についているはしごやスペアタイヤは、カバーを含めて外す必要があります。車上の荷物も形状によっては外します(入場ゲートで預かってもらえます)。

レンタカー旅行だと、そもそも入れない可能性があるってことね。
そしていちばん大きいのがこれです。
当パークでは動物による車への被害については一切の責任を負いかねます
動物は餌を持っていなくても寄ってきます。公式も「少しでもご心配な方は迷わずにライオンバスかサファリレンタカーをおすすめいたします」と書いています。


かなり近くまで動物たちは寄ってくるぞ。
ペットを連れている場合
サファリゾーンやふれあい広場など、動物のいるエリアにはペットを同伴できません。ペットお預かり所で無料で預かってもらえます(犬と猫のみ)。ペット同伴で入れるレンタカーもあるそうです。
※サファリカー・マイカー・ワイルドライドは体験していません。ここは公式サイトの情報として整理しています
エサは1袋1,000円|買い足せます。だから配分は「お金の話」です
エサは1袋1,000円でした
入園料とは別に、エサ代がかかります。1袋1,000円です。
買う場所は2か所あります
公式サイトのよくある質問に、こう書かれています。
キリンなどの草食動物には車やバスから自由にエサやりができます。入場ゲート、バス車内で販売しております。当パークで販売しているエサ以外はあたえることができません。
入場ゲートと、バスの車内。つまり、乗ってからでも買えるということです。
だから問題は「足りるか」ではなく「いくらかけるか」です
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。
事前に読んだ情報のなかには「途中で補充できる」と書いてあるものもありました。それ自体は正しいです。ただ、補充は無料ではありません。

1袋使い切ったら、次も1,000円。そこが抜けてると計算が狂う。
エサやりを最後まで楽しみたいなら、最初から2袋ぶんの予算を見ておく。これがいちばん現実的な答えだと思います。
持ち込んだエサは与えられません
公式に明記されています。園で売っているエサ以外は与えられません。持参して節約する、はできません。
動物の健康管理を考えれば当然のルールです。ただ、「エサ代は削れない固定費だ」と理解しておく必要はあります。

食べ物を持ち込んであげるのは絶対にダメ!
削れるのは昼食のほうです。飲食物の持ち込み自体は可能なので、そちらで調整することになります(後述)。
配分の目安
コースの構成上、前半にキリンがいて、最後のほうに象がいます。
そして園は最終地点で「ここで最後ですよ」とアナウンスしてくれます。親切です。ただ、その時点でエサが残っていなければ、どうにもなりません。
キリンで使い切って、最後の象には何もあげられませんでした

実際にやってしまった話を書きます。
全部キリンに食べられました
キリンは近くまで来ます。顔が大きく、食べる速度も速い。そして子どもが夢中になります。

目の前に大きい顔が来るんだもん。全部あげちゃうよね。
気づいたときには袋が空でした。
象に何もあげられませんでした

結果、象には何も渡せませんでした。

あれ、無くなっちゃった…、って言うしかなかった。
3歳にとっては「もうない」が理解しにくい場面です。ちょっと残念でしたが、息子本人から「お土産がほしいからいい。」と言ったので、買い足しませんでした。

正直、エサもっと!というと思っていたのでびっくりしたわ。ゾウさんの鼻がすごく近かったので圧倒されちゃったかも。
最終地点でアナウンスがありました
そして最後のエリアに着いたとき、園のアナウンスが入りました。「ここで最後ですよ」と。
周りではまだたくさんあげている人がいました。当時は「みんな上手に配分しているんだな」と思って少し反省。中には買い足している人もいました。
次に行くならこうします
- 地図を見ながら「ここにゾウさんがいるからとっておこう」と声掛けする
- 買い足すならさらに1,000円かかることを先に決めておく

滞在は約2時間45分でした|バスは40分、残りは歩くエリアと食事
「所要時間」で検索する人が多いので、実際の記録を出します。
写真の時刻から出した実測
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 12:36 | 到着 |
| 12:53〜13:33 | ライオンバス(約40分) |
| 13:33〜14:10 | 昼食 |
| 14:10〜15:22 | 歩いて回るエリア |
| 15:2x | 退園 |
合計で約2時間45分でした。
このあとは車で10分ほどのホテルブランヴェール那須に入っています。近い宿を取っておくと、退園の時刻を気にしなくて済みます。

バスは40分。それだけの施設ではありません
公式のライオンバスの所要は「約40〜45分」。実際の写真の時刻とぴったり一致しました。
ただ、バスだけで帰るのはもったいないです。うちはバスと同じくらいの時間を、歩くエリアに使っています。猛禽のケージや、ガラス越しに見る小動物のコーナーがあります。

バスは迫力があるけど、じっくり見るのは歩くエリアのほうだった。
ふれあい広場で、うさぎとヤギとモルモットにエサをあげました

歩くエリアにはふれあい広場があります。公式の園内マップにはこう書かれています。
屋根付きの広場で、ウサギ、モルモット、ヤギなどがいてエサやりもできます。時間限定でカピバラにもエサやりができます。
うちはここに立ち寄って、うさぎとヤギとモルモットにエサをあげました。
サファリゾーンのエサやりとは、体験がまったく違います。

サファリゾーンはバスの窓越しです。相手は大きく、迫力があります。ただし、子どもが自分の足で近づく場面はありません。ふれあい広場は逆で、子どもの背丈で向き合える動物が、屋根の下にいます。

ここはまた違った楽しみができたわね。
ここのエサも有料です。サファリゾーンの1袋1,000円とは別に払っています。小銭を用意しておくと安心です。園内にATMは無いので(後述)、現金は少し多めにという話とセットで考えておくといいと思います(クレジットカードは使えます)。
ホワイトライオンも見えます

ふれあい広場の先には、「トラ展望デッキ」と「サファリウォーク」があります。
なお、猛獣はライオンバスからも見られます。ワイルドライドでないと選べないのはライオンへの肉やりであって、見ること自体ではありません(前述)。未就学児連れでも、猛獣を見る手段はバスと歩くエリアの2つあります。

半日は見ておくと安心です
移動と昼食を含めて、3時間。午後だけで回れる規模ですが、バスの待ち時間が読めないので、余裕を持たせたほうがいいと思います。
雨の日でもほぼ変わりません
公式のよくある質問にこうあります。
サファリゾーンの動物の多くは放し飼いですので、雨の日でも通常とほぼ変わりなく見られます。
車やバスの中から見るので濡れません。ただし台風や大雪のときは一部見られない場合がある、とも書かれています。
雨の日はバスの区間を中心に組むという使い方ができます。歩くエリアは雨だと厳しいですが、ふれあい広場は屋根付きなので、雨でもここだけは遊べるという組み方はできます。
現金は少し多めに持っていくと安心です
クレジットカードは使えます。ただし園内にATMはありません。公式によると、いちばん近いコンビニは車で約3分です。
現金は多めに持っておくと動きやすいと思います。ふれあい広場のエサも有料なので、小銭も少し持っておくと安心です。
なお、コインロッカーはバス乗り場にあり、1回600円です。
冬に行くなら足回りの用意が必要です
公式にはっきり書かれています。冬季は積雪や路面凍結が発生するため、スタッドレスタイヤかチェーンを装着してくること。
さらに、積雪の状況によってはマイカー入場に規制がかかる場合があるとのことです。

冬にマイカーで行くつもりなら、規制がかかったときにどうするかまで考えておかないとね。
うちが行ったのは10月末で、まだその心配は要りませんでした。ただ那須高原は標高があるので、11月に入ると事情が変わってきます。
乳児連れは要注意|授乳室がありません
ここは知らずに行くと困ります。
授乳室はありません
公式のよくある質問に、はっきり書かれています。
※授乳室はありません。ミルク用のお湯の提供も行なっておりませんので、予めご了承ください。
つまり授乳室なし・お湯なしです。

お湯が無いのは、粉ミルクの子だと結構きつい。
おむつ替えはできます
サファリショップ横の多目的トイレにベビーシートがあります。おむつ替えは問題ありません。
ベビーカーは借りられますが、バスには持ち込めません
入場ゲートでバギータイプのベビーカーを無料で貸し出しています。ただしライオンバスには持ち込めず、入場ゲートで預かりになります。
車イスも入場ゲートで貸してもらえます。
授乳室がある施設
同じ那須にある那須どうぶつ王国には授乳室(マミールーム)があります。
昼食はサファリレストランで|キッズカレー650円があります
園内にはサファリレストランとサファリショップがあります。うちはバスのあとにレストランで食べました。
公式に出ているメニューはこんな内容です。
| メニュー | 価格 |
|---|---|
| キッズカレー(ミニゼリー付) | 650円 |
| からあげ | 500円 |
| ラーメン | 950円 |
| ミートソーススパ | 1,000円 |
| チーズカレーライス | 1,100円 |
| ハンバーグセット(スープ付) | 1,500円 |
| タコライス | 1,500円 |
| サファリバーガー(週末限定) | 1,500円 |
子ども向けの選択肢がちゃんとあります。キッズカレーにミニゼリーが付いてくるのは、3歳にはうれしいところでした。
お弁当の持ち込みもできます
持ち込みは可能です。ただし場所が決まっています。
- サファリショップ前のテーブル席のみ
- サファリゾーン(動物のいるエリア)への持ち込みは禁止
- ジャングルステーキレストランへの持ち込みは不可
- 未調理の食材とアルコールは持ち込み禁止
園内で食べるか、持ち込むかを選べます。総額を抑えたいなら持ち込みという手もあります。
よくある質問

Q. 結局いくらかかりますか。
大人2+子ども1(3歳〜小学生)で、ライオンバスとエサ1袋なら12,300円です。駐車場は無料です。このほかに、ふれあい広場でエサをやるなら別途かかります(うちも払いました。小銭を用意しておくと安心です)。
Q. エサは足りなくなったら買えますか。
買えます。入場ゲートとバスの車内の2か所で販売しています。ただし1袋1,000円です。
Q. 持ち込んだエサはあげられますか。
あげられません。園で販売しているエサ以外は禁止です。
Q. ライオンバスは予約が必要ですか。
予約制度はありません。土日祝は20〜30分間隔、平日は30〜40分間隔で運行しています。
Q. 3歳でもエサやりできますか。
できます。うちの3歳もキリンにあげました。ライオンバスは全年齢対象で、3歳未満は無料です。
Q. ライオンにエサをあげられますか。
ワイルドライドだけ可能です。ただし小学生未満は乗車できません。未就学児連れは選べません。
Q. 所要時間はどれくらいですか。
うちは約2時間45分(12:36着〜15:2x発)。ライオンバスが約40分、歩くエリアに約70分、昼食が約35分でした。
Q. 動物に触れる場所はありますか。
歩くエリアにふれあい広場があります。屋根付きで、うちはうさぎとヤギにエサをあげました。公式によると、時間限定でカピバラにもエサやりができます。その先にトラ展望デッキとサファリウォークがあり、公式はサファリウォークを「ホワイトライオンが目の前で見られる」と説明していますが、うちが行った日は遠くにいました。
Q. 雨でも楽しめますか。
公式が「雨の日でも通常とほぼ変わりなく見られます」と書いています。車やバスの中から見るので濡れません。
Q. 授乳室はありますか。
ありません。ミルク用のお湯の提供もありません。おむつ替えはサファリショップ横の多目的トイレでできます。
Q. ベビーカーは使えますか。
入場ゲートで無料貸出があります。ただしライオンバスには持ち込めません。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 那須サファリパーク |
| 電話 | 0287-78-0838 |
| 入園料 | 大人(中学生以上)3,200円/こども(3歳〜小学生)1,900円/3歳から有料 |
| 入園方法(別料金) | ライオンバス 大人1,200円・子ども600円(3歳未満無料・予約不要)/ワイルドライド 1,500円(要予約・小学生未満不可)/サファリカー 普通車3,000円・ミニバン4,000円/マイカー サファリガイド1,000円 |
| エサ | 1袋1,000円(入場ゲート・バス車内で販売) |
| 営業時間 | 通常期(3〜11月)平日9:30〜17:00・土日祝9:00〜17:00(受付16:15まで)/冬期(12〜2月)平日10:00〜16:30・土日祝9:30〜16:30(受付15:45まで) |
| 定休日 | 木曜(冬期のみ水・木)※GW・夏休み・年末年始を除く |
| 駐車場 | 約350台・無料 |
| 子連れ設備 | ベビーカー無料貸出(ライオンバス持込不可)/おむつ替えあり/授乳室なし・ミルク用のお湯の提供なし |
| その他 | クレジットカード利用可/コインロッカーはバス乗り場600円/冬期はスタッドレスまたはチェーンが必要 |
※料金・営業時間は2026年8月13日に公式サイトで確認したものです。エサの1,000円は取材時の実費です。訪問前に公式でご確認ください
まとめ|総額を先に決めてから行く施設です

キリンに手が届く距離でエサをあげられる。これはほかで簡単に代えられない体験でした。3歳は最後まで飽きませんでした。
一方で、お金の設計だけは先にしておいたほうがいい施設です。入園料・入園方法・エサの三段構造で、入園料だけ見て行くと倍近くになります。

エサを2袋前提にすると13,300円。そこまで決めてから行けば、象の前でがっかりしなくて済む。
ふれあい広場のエサ代も別にかかります。大きな額ではありませんが、小銭を用意しておくと、その場で迷いません。
乳児連れなら、授乳室が無いことは事前に押さえてください。おむつ替えはできますが、ミルクのお湯は出ません。
同じ旅では那須昆虫ワールドとトレジャーストーンパークにも行きました。どちらも1時間前後で回れるので、半日かかるこの施設と組み合わせやすいです。


最後にひとつだけ。
窓の外にキリンの顔が来る、あの距離は、そう何度も経験できるものではありません。3歳が固まって、そのあと笑い出すまでの数秒は、写真では伝わらないと思います。
ぜひこの記事を参考にして、キリンに手が届く距離を楽しんできてくださいね!



コメント