那須のホテルブランヴェール那須に、3歳の息子と2泊しました。2泊3日の那須旅行で、2日とも同じ宿にしています。
この宿を調べると、まず出てくるのは恐竜です。ロビーに巨大なトリケラトプスがいて、館内のあちこちに恐竜がいる。

それは本当でした。
というより、期待していた以上でした。
旅行から帰ってしばらく経ったいまでも、息子は「あの恐竜のホテルに行きたい」と言います。この宿の一番は、間違いなく恐竜です。


寒い日だったのに、外の恐竜の滑り台を何度も滑ってたよね。

恐竜目当てで来て、恐竜で満足して帰る。そこは期待どおりだった。

ただ、恐竜が子連れにいいことは、すぐ分かります。だからこの記事では、実際に行ってみて特にオススメなところを先に書きます。
この宿にはクアハウスという施設があります。プールと、水着のまま入れる温浴設備が同じ空間にあります。しかも大浴場とは脱衣所でつながっていて、そのまま行き来できます。
子連れで宿を選ぶとき、子どもはプールで遊びたい、大人は温かい湯につかりたい、という希望がぶつかり、たいていは子どもに合わせることになりますよね。
ここは、その両方が同時に叶います。子どもをプールで遊ばせながら、同じ場所で親も温まっていられます。
結論:クアハウスの作りが、子連れの負担を減らします
良かったところ- プールサイドに温浴設備があります……子どもを見ながら親も温まれます
- 水着用の脱水機があります……プールのあとすぐ温泉に行けます
- チェックアウト後も使えます……10時から12時まで温泉もプールも
- 子どもの食事が先に出ます……親が座って温かいものを食べられます
- 館内に仕掛けが多いです……スタンプラリー、謎解き、恐竜クイズ
- 10月末の水温は低めでした……その日の寒さもあったと思います
- 滑り台はプール側にあります……子どもは水温の低い方に居たがります
- キッズルームは広くありません……待ち時間に遊ぶ規模です
- 冬はクアハウスが休止する場合があります……1〜3月の設備点検
ひとことでまとめると、動線が子連れ向きの宿でした。
ブランヴェール那須はどんな宿か|那須御用邸と同じ泉質
栃木県那須郡那須町の湯本にあるリゾートホテルです。森の中に建っていて、駐車場からホテルに向かう通路にもう恐竜がいます。
温泉はアルカリ性単純温泉です。公式サイトの説明では那須御用邸と同じ泉質。無色透明で、肌触りがなめらかなお湯でした。

クセがないから、子どもも嫌がらずに入れたよ。
そして、お待たせしました。この宿の設備で子連れに効くのがスパゾーンです。
次の見出しで、このクアハウスを詳しく説明します。この記事でいちばん伝えたいのはここです。
クアハウスという作りです|プールサイドに温浴設備があります

「クアハウス」は健康増進を目的としたスパ施設です
普通のホテルのプールとは考え方が違います。公式サイトの説明によると、中央にある全長20mのプールを囲むように、さまざまなタイプの浴槽が配置されている構造です。
水着で入ります。プールも浴槽も、同じ格好のまま行き来できます。
だから、子どもを見ながら親も温まれます
プールサイドにあるのは、かぶり湯・気泡浴・半身浴・全身浴・圧注浴・サウナです。
これが何を意味するか。子どもがプールで遊んでいるのを見ながら、親も温泉が楽しめます。

いつもは子どもとバタバタのお風呂なんだけど、今回はプールでパパと子どもがはしゃいでいる間にゆっくり温泉を楽しませてもらったわ!
大浴場とは脱衣所でつながっています
つまり一度外に出て移動する必要がありません。プールから上がって、そのまま温泉のほうへ歩いていけます。荷物を持って別の階に行く、部屋に戻って着替える、といった手間が発生しません。
子連れで面倒なのは、移動そのものより「移動のたびに全員をまとめ直すこと」です。ここはその回数が減ります。
水着用の脱水機があります
さらに、水着を脱水する機械が置いてあります。
これがあると、濡れた水着を持ったままウロウロしなくて済みます。
補足しておくと、クアハウスは水着、大浴場と露天風呂は通常の入浴です。つまり格好が変わります。

濡れた水着って、荷物としてもけっこう厄介。脱水機は本当に助かる。
小さいことに見えますが、子連れは荷物と着替えの回数がそのまま疲労になります。ここを削る設備が用意されているのは、実際に効きました。
水深は深い所で110〜130cm、低い所は70cm程度
深さ70cmの子ども専用プールが別にあります。3歳でも足がつきます。
水遊び用おむつを着用すれば利用できるとも明記されています。おむつが取れていなくても入れます。
持ち込めるもの・持ち込めないもの
| 内容 | |
|---|---|
| 持ち込める | ドーナツ型の浮き輪/アームリング/ビート板 |
| 持ち込めない | 乗り物型の浮き具/ビーチボール/水鉄砲 |
乗り物型の浮き輪は使えません。子ども用に用意していくなら、ドーナツ型かアームリングです。
なお、水着・浮き輪・アームリング・ビート板・空気入れはフロントで借りられます。忘れても何とかなります。
利用時間|チェックアウト後も10時から12時まで使えます
ここは意外と知られていないと思います。
| プール・クアハウス | 温泉 | |
|---|---|---|
| チェックイン日 | 13:00〜20:00 | 13:00〜23:00 |
| 翌朝 | 6:00〜9:00 | 6:00〜9:00 |
| チェックアウト後 | 10:00〜12:00 | 10:00〜12:00 |
チェックアウトしてからも2時間使えます。最終日の午前をここで潰す、という組み方ができます。

帰る日の午前って、意外と持て余す。ここは宿の中で解決できる。
※冬季(1〜3月)は設備点検のため、クアハウスの営業を休止する場合があります。プール目当てならこの時期は事前確認を
日帰りでも使えます
泊まらなくても入れます。
| 利用内容 | 対象 | 平日 | 土日祝 |
|---|---|---|---|
| お風呂のみ | 大人 | 1,000円 | 1,200円 |
| 子供 | 600円 | 800円 | |
| お風呂+プール | 大人 | 1,200円 | 1,800円 |
| 子供 | 800円 | 1,000円 |
3歳以下は無料です。回数券もあります(温泉5,000円/プール10,000円)。
ひとつだけ注意があります。プール内は撮影禁止です。スマートフォンやカメラの持ち込みもご遠慮ください、と公式に明記されています。
ただし滑り台は水温の低い方にあります
良いことばかり書いたので、実際に困った点も書きます。
10月末の水温は、思ったより低めでした
私たちが泊まったのは10月の終わりです。温水プールですが、体感は思ったより低めでした。その日の外の寒さもあったと思います。
「凍えるほど冷たい」という話ではありません。ただ、長く浸かっていると大人は冷えます。
滑り台はプール側にあります
そして、子どもが遊びたがるもの——滑り台は、プールの側にあります。
温浴設備のほうは暖かい。でも滑り台はそちらにはありません。子どもは当然、滑り台のある側に居続けます。

息子はずっと滑ってて平気なのに、こっちだけ震えてた。

寒くなったら交代で温泉に温まりに行ってたよな。
つまり、ひとつ前の見出しで書いた「同じ空間に温浴設備がある」がここで効きます。冷えたら数歩で温まれる。この配置でなければ、10月末のプールはもっとつらかったはずです。
空いていたのは、平日だったからだと思います
ちなみに、プールは貸切のような状態でした。
これは、平日に泊まったからだと思っています。子どもの笑い声だけが響いている、という時間になりました。
同じように温泉プールのある宿として伊豆のアミ・ドローラ(河津)も記事にしています。

館内の恐竜|ロビーのトリケラトプスは鳴いて動きます
恐竜の話もしておきます。この宿を選ぶきっかけになる部分ではあります。
ロビーに全長5.5mのトリケラトプスがいます
チェックインでロビーに入ると、正面に大きなトリケラトプスがいます。公式サイトによると全長5.5mです。
しかも動きます。「ぐおおおおおん」と鳴いて体を揺らします。

置物だと思ってたら急に動いたから、大人のほうがびっくりした。
ラウンジからは、このトリケラトプスを見ながらコーヒーが飲めます。なかなかシュールな時間でした。

屋外にも屋内にも恐竜がいます
駐車場からホテルへ向かう通路にスピノサウルス、ティラノサウルスやブラキオサウルス。ホテル前には乗れる恐竜もあります。


そしてステゴサウルスの滑り台があります。屋外なのですが、10月末の寒さのなかでも息子は何度も滑っていました。

廊下の壁に恐竜の説明があります
長い廊下の壁に、恐竜の名前と説明が貼られています。移動中に飽きさせない工夫です。


3歳はまだ字が読めないから、全部の恐竜の名前を読まされることになったけどね。
恐竜ルームは全8タイプあります
客室にも恐竜のコンセプトルームがあります。モササウルス、ヴェロキラプトル、トリケラトプスなど全8タイプで、公式サイト限定で予約できる部屋もあるそうです。
私たちは恐竜ルームには泊まっていません。次に行くなら選んでみたいところです。
館内アクティビティもあります
公式サイトによると、館内にはカラオケルームと恐竜卓球、漫画コーナーがあります。恐竜卓球は、恐竜の形をしたラケットで対戦できるそうです。

じいじばあばと来るなら、こういうのがあると助かりそう。
ただし、私たちはどれも使っていません。今回は、温泉とプールとキッズルームで十分でした。小学生以上のきょうだいがいる家庭や、三世代で行く場合には効いてくる設備だと思います。
スタンプラリーの粗品は、小さな恐竜おもちゃ

館内にはスタンプラリーがあります。フロント前にマップが置いてあって、館内に隠れた恐竜スタンプを集めて回る形式です。謎解きもやっていました。



完走すると粗品がもらえます
そして、ここの渡し方が良かったです。
中身の見えない箱に手を入れて、自分で引くという方式でした。出てきたのは小さな恐竜のおもちゃを2つです。
(※内容は変わるのかもしれません)
品物そのものは、正直に言えば100円ショップにありそうなものです
おもちゃを扱っているサイトなので正直に書きますが、品質としては100円ショップで見かけるような小さなフィギュアでした。
それでも息子はものすごく喜んでいました。

中身じゃなくて、見えない箱に手を突っ込む瞬間が楽しいんだよな。
もらう体験そのものが設計されている、ということだと思います。館内を歩き回る理由が作られていて、最後に自分の手で引く。この流れ全体が粗品です。
我が家は時間的な理由で参加しなかったのですが、ロビーにてハロウィンイベントもしていたようです。

ちなみに恐竜フィギュアは、ダイソーからシュライヒまで比較した記事があります。

お風呂の近くにキッズルームがあります|ただし広くはありません

浴場の近くにキッズルームがあります。壁に恐竜のイラストと「Kids Room」のサインが描かれた部屋です。
置いてあるもの
床はジョイントマットで、こんなものがありました。
- 室内用のジャングルジムと滑り台(低めで、未就学児向け)
- 木製の四輪の乗用玩具(くまのプーさんのもの)
- アンパンマンウォーカー
- 鉄棒
- トランポリン
- おままごとセット
未就学児にちょうど合う構成です。歩き始めから年中さんくらいまでが中心だと思います。






ただしそこまで広くはありません
正直に書くと、部屋そのものは広くありません。ここで1時間遊ぶ、という規模ではないです。

ご飯やお風呂の待ち時間に使用するくらいがちょうどいいかな。
でも「お風呂の近く」なのが効きます
この立地がすべてです。
子連れの旅館で困るのが、お風呂の時間差です。父と息子が先に上がる、母がまだ、というときに、先に上がった側の行き場がありません。部屋に戻るには遠く、廊下で待つには子どもが持ちません。
ここは、遊べる場所で待てます。

お風呂の近くは本当にありがたかった。「キッズルームにいるね」で話が終わる。これが地味に大きい。
広さより配置、という意味では、クアハウスとまったく同じ発想の場所でした。この宿は、施設の数ではなく置き場所も子連れ向きになっています。
食事|ハーフバイキングで、子どものプレートが先に出ます

夕食はハーフバイキングでした
私たちの夕食は、メインのしゃぶしゃぶ+サラダ・お刺身・デザートのバイキングという形でした。
※公式サイトでは「基本ビュッフェ形式ですが、時期やプランにより個別提供となる場合がある」と案内されています。プランによって形が変わります
子どもの「お子様プレート」が先に出てきます

これがいちばん助かりました。
席に着くと、まず息子のプレートが運ばれてきます。恐竜のビスケットが乗っていて、そこに夢中になっている横で、親は自分のペースで食べられます。

子連れの外食って、だいたい冷めたものを立ったり座ったりしながら食べることになる…。

先に子どもの分を出すかどうかで、親の食事が別物になるよね。
レストランは一面ガラス張りです

窓の外に那須の森が広がります。朝食の時間帯がとくにきれいでした。朝もバイキングで、パンの種類が多かったです。






売店とUFOキャッチャー

売店は恐竜グッズが充実しています。うちはぬいぐるみを買いました。

そして売店前にUFOキャッチャーがあります。ここも子どもが止まる場所なので、覚えておくといいと思います。
(UFOキャッチャーやってみましたが、設定は渋めに感じました。※個人の感想です。)
よくある質問
Q. 3歳でもプールに入れますか。
入れます。深さ70cmの子ども専用プールがあります。水遊び用おむつを着用すれば利用できると公式に明記されています。
Q. プールの水温はどうですか。
10月末に泊まって、体感は思ったより低めでした。ただし同じ空間に温浴設備があるので、冷えたらすぐ温まれます。
Q. 浮き輪は持ち込めますか。
ドーナツ型は可。乗り物型の浮き具・ビーチボール・水鉄砲は不可です。浮き輪や水着はフロントで借りられます。
Q. チェックアウト後も温泉に入れますか。
入れます。10時から12時まで、温泉もプールも使えます。
Q. 泊まらなくても使えますか。
使えます。日帰りはお風呂のみ大人平日1,000円、お風呂+プール大人平日1,200円。3歳以下は無料です。
Q. キッズルームはありますか。
あります。お風呂の近くです。ジャングルジム・滑り台・乗用玩具・トランポリンなどがありますが、広くはありません。
Q. 恐竜ルームに泊まれますか。
全8タイプあります。私たちは泊まっていません。公式サイト限定で予約できる部屋もあるそうです。
Q. 温泉の泉質は?
アルカリ性単純温泉です。公式サイトによると那須御用邸と同じ泉質です。無色透明で、子どもも嫌がりませんでした。
Q. 卓球やカラオケはありますか。
あります。恐竜卓球(恐竜の形のラケット)・カラオケルーム・漫画コーナーが公式に案内されています。ただし私たちは使っていません。温泉とプールとキッズルームだけでも十分でした。
Q. プールの写真は撮れますか?
撮れません。施設がプール内の撮影を禁止しています(スマートフォンやカメラの持ち込みも不可)。
Q. 冬に行っても大丈夫ですか。
温泉は問題ありません。ただし1〜3月は設備点検でクアハウスが休止する場合があると公式に案内があります。プール目当てなら事前に確認してください。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | ホテル ブランヴェール那須 |
| 住所 | 〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本206-194 |
| 電話 | 0287-74-5588 |
| 泉質 | アルカリ性単純温泉(那須御用邸と同じ泉質) |
| プール | 全長20m・水深110〜130cm/低い所70cm程度・子ども専用プール(深さ70cm)あり |
| 宿泊者の利用時間 | 温泉 13:00〜23:00/翌朝6:00〜9:00/チェックアウト後10:00〜12:00 プール 13:00〜20:00/翌朝6:00〜9:00/チェックアウト後10:00〜12:00 |
| 日帰り | 13:00〜20:00(最終入場 温泉19:00/プール18:00)・3歳以下無料 |
| 館内 | 恐竜ルーム全8タイプ/恐竜卓球/カラオケ/漫画コーナー/キッズルーム/スタンプラリー |
| 注意 | プール内は撮影禁止/冬季(1〜3月)はクアハウス休止の場合あり |
※料金・利用時間は2026年8月13日に公式サイトで確認したものです。訪問前に公式でご確認ください
まとめ|恐竜で選んで、動線で満足する宿でした
この宿を選ぶきっかけは、たぶん恐竜です。うちもそうでした。
ただ、泊まってみて価値を感じたのは配置のほうです。プールサイドに温浴設備があること。水着用の脱水機があること。キッズルームがお風呂の近くにあること。どれも「親が動く回数を減らす」設計になっています。

子連れの宿って、施設の数より動線だと思う。ここはそこがうまい。
注意点も明確です。冬はクアハウスが休む場合があることと、プール目当てなら季節で体験が変わること。この2つを踏まえていれば、外さない宿だと思います。
なお、この宿については note にも書いています。あちらは泊まった日の気持ちの動きを、時系列で正直に書いたものです。よければそちらもどうぞ。

子連れの宿を選ぶとき、つい設備の数を数えてしまいます。パンフレットに並んでいるのはそこですから。
ただ、泊まってみて効いたのは数ではなく置き場所でした。プールの隣に温浴設備があり、風呂の近くにキッズルームがある。それだけで、親が歩く回数と、待つ時間が減ります。
次に那須へ行くときも、たぶんまたここに泊まります。
ぜひこの記事を参考にして、親子でゆっくり楽しんできてくださいね!

























































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