はじめに:「母乳じゃないとダメなのかな…」孤独な授乳室で、涙が止まらなかった私

こんにちは、いろママです。…この記事を書こうと思ったのは、今まさに「母乳育児がつらくて」「もう辞めたいな」って、一人で悩んでいるかもしれない、かつての私のようなママに、少しでも寄り添えたらと思ったからです。

うん。僕も隣で見ていて、いろママが息子を産んだ後、母乳育児ですごく悩んでいた時期があったのを鮮明に覚えているよ。「母乳で育てなきゃ」っていう思いと、現実のつらさの間で、本当に苦しそうだった。

そうなの…。特に生まれたばかりの頃って、ホルモンの影響もすごく大きかったと思うんだけど、「母親なんだから、母乳で育てるのが当たり前」「ミルクに頼るのは、どこか愛情が足りないんじゃないか…」なんて、今思えばおかしな強迫観念みたいなものに囚われてしまっていたの。でも、現実は全然うまくいかなくて…。
「赤ちゃんのためには、やっぱり母乳が一番!」
「完全母乳で育て上げることが、母親としての愛情の証!」
そんな「母乳神話」とも言える言葉に、知らず知らずのうちにプレッシャーを感じていませんか?
そして、うまくいかない自分を責めたり、出口の見えないつらさに、一人で涙を流したりしていませんか?
- 母乳の出が悪くて、赤ちゃんが泣き止まない…
- 頻回授乳で、まとまった睡眠なんて夢のまた夢…
- 乳首が切れて痛いのに、それでも授乳しなきゃいけない…
- 「母乳育児が難しいのはなぜだろう」と検索しては、落ち込んでしまう…
- 授乳がこんなに疲れるなんて、想像もしていなかった…もう限界かも…
その気持ち、痛いほどよく分かります。
かつての私も、まさにそんな悩みの渦中にいました。
この記事では、
- なぜ、母乳育児がこんなにも「つらい」と感じてしまうのか?その具体的な理由
- 想像以上に大きい、母乳育児が母体に与える負担とは。ママの心と体に起こっていること
- 「母乳育児のストレスで、もう辞めたい」と感じるのは、決してあなただけじゃないということ
- 母乳で育った子とミルクで育った子の間に、本当に違いはあるの?
- 私が「母乳育児をやめて本当に良かった」と心から思えるようになった経緯と、ミルク育児の素晴らしさ
- 特に夜中の授乳を劇的に楽にしてくれる、缶の液体ミルクという救世主の存在
などを、「いろママ」自身のちょっぴり苦い体験談も交えながら、そして「いろパパ」の視点も加えながら、今まさに悩んでいるあなたの心に、そっと寄り添うように語りかけたいと思います。
この記事を読み終える頃には、「なんだ、私だけじゃなかったんだ」「もっと肩の力を抜いていいんだ」と、少しでも心が軽くなっていることを願っています。
なぜ?「母乳育児がこんなにもつらい」と感じてしまう、その具体的な理由


思い出すだけでも胸が苦しくなるけれど…あの頃、何がそんなに私を追い詰めていたのかしら。漠然とした「つらさ」だったけど、分解してみると、色々な要因があったのよね。
母乳育児のつらさは、決して「気の持ちよう」だけでは片付けられない、様々な要因が複雑に絡み合っています。
① 身体的な負担:想像を絶する、母乳育児が母体に与える影響
- 頻回授乳による睡眠不足: 特に新生児期は、昼夜問わず2~3時間おきの授乳が必要になることも。まとまった睡眠が取れず、常に寝不足状態でフラフラ…なんてことも珍しくありません。「授乳で疲れて眠い」のは当たり前なんです。
- 乳首のトラブル: 乳首が切れたり、白斑ができたり、乳腺炎になったり…。激痛を伴うことも多く、授乳の時間が苦痛になってしまうことも。
- 肩こり・腰痛: 長時間同じ体勢での授乳は、肩や腰に大きな負担をかけます。
- 栄養不足・体力消耗: 母乳はママの血液から作られるため、ママ自身の栄養や体力が奪われます。しっかり食事を摂る時間すらないことも。
② 精神的なプレッシャー:「母乳でなければ」という呪縛
- 「母乳神話」によるプレッシャー: 「母乳は赤ちゃんにとって最高の栄養」「母乳で育てないと愛情不足」といった周囲の言葉や情報に、無意識のうちに縛られてしまうことがあります。
- 母乳の出に関する悩み: 「母乳が足りていないんじゃないか」「体重が増えないのは私のせい?」と、常に不安と隣り合わせ。
- 周囲との比較: 「あの人は完全母乳で頑張っているのに、私は…」と、他のママと比べて落ち込んでしまうことも。
- 孤独感: 授乳は基本的にママ一人で行うことが多く、社会から隔絶されたような孤独感を感じやすいのです。
③ 思うようにいかない現実:「母乳育児が難しい」と感じる理由は様々
- 母乳分泌不足: 体質的に母乳が出にくいママもいます。
- 赤ちゃんの吸い付きが下手: うまく吸ってくれず、授乳に時間がかかったり、赤ちゃんが泣き続けてしまったり。
- ママの体調不良や持病: 薬の服用が必要で授乳できない場合や、体力的に授乳が困難な場合も。
- 仕事復帰など、生活環境の変化: 物理的に授乳時間を確保するのが難しい状況もあります。

こうして改めて聞くと、本当に心身ともにギリギリの状態だったんだね…。特に産後はホルモンバランスも乱れやすいし、そんな中でこれだけの負担を抱えていたら、「母乳育児のストレスが限界で、もう辞めたい」って思うのは、ごく自然なことだよ。
授乳による疲労を例えるなら、24時間営業のレストランで、たった一人で調理も接客もこなし、しかも休憩なしで働き続けているようなものでしょうか…。いや、もっと過酷かもしれません。授乳で疲れるのはなぜかと問われれば、それはもう、心身両面からの極度の消耗状態だから、としか言いようがありません。
「母乳で育った子とミルクで育った子の違い」って本当にあるの?医学的な見地と私の実感


私が一番悩んだのは、やっぱり「母乳じゃないと、子供の成長に何か悪い影響があるんじゃないか?」っていう不安だったわ。母乳で育った子とミルクで育った子の間に、実際のところ違いはあるのかしら?
確かに、母乳には赤ちゃんにとって有益な免疫物質や栄養素が含まれていると言われています。しかし、現在の育児用ミルクは、母乳を徹底的に研究して作られており、赤ちゃんの発育に必要な栄養素がバランス良く配合されています。
医学的な研究においても、「母乳育児とミルク育児で、子供の長期的な健康や発達に有意な差がある」という明確な結論は出ていません。むしろ、大切なのは栄養方法そのものよりも、赤ちゃんが十分な栄養を摂り、親から愛情をたっぷり受けて育つことだと言われています。
私自身、息子は途中からミルクとの混合になり、最終的にはほぼミルクで育ちましたが、本当に元気いっぱいです!風邪をひきやすいわけでもなく、発達が遅れていると感じることもありません。何より、毎日ニコニコ笑顔で過ごしてくれていることが、私にとって一番の安心材料です。

そうだね。息子を見ていると、母乳かミルクかなんて、本当に些細なことだったんだなって思うよ。それよりも、ママが笑顔でいられることの方が、息子にとってもずっと大切だったんじゃないかな。
母乳には母乳の良さがあり、ミルクにはミルクの良さがあります。どちらが優れているという話ではなく、それぞれの家庭や赤ちゃんの状況に合わせて、最適な方法を選べば良いのです。
「母乳育児をやめて本当に良かった」と心から思える日まで:私の体験談

…思い切って母乳中心の生活から、ミルクを積極的に取り入れるようになって、私は本当に救われたの。最初は罪悪感もあったけど、それ以上に得られたものが大きかったわ。
私が「母乳育児をやめて良かった」と心から思えるようになったのは、決して母乳育児を否定したいからではありません。ただ、あの時のつらさを乗り越えて、今、笑顔で育児ができているのは、ミルクという選択肢があったからだと確信しているからです。
葛藤の日々:「完全母乳」という見えない壁
息子が生まれた当初、私は「絶対に完全母乳で育てたい!」と意気込んでいました。産院でも母乳育児を推奨され、それが当然だと思い込んでいたのです。
しかし、現実は厳しく、母乳の出はあまり良くなく、息子はいつもお腹を空かせて泣いているように感じました。乳首はすぐに切れ、授乳のたびに歯を食いしばる日々。夜中もほとんど眠れず、心身ともに疲れ果てていきました。
「授乳でこんなに疲れるのはなぜだろう…」と自問自答し、それでも「頑張らなきゃ」と自分を追い詰める毎日。夫であるいろパパも心配してくれましたが、当時の私は「母親失格」のレッテルを貼られるのが怖くて、弱音を吐けずにいました。
ミルクとの出会い:初めて感じた安堵感

そんな私を見かねたいろパパが、ある日、そっと育児用ミルクを買ってきてくれました。
最初は抵抗がありました。「ミルクに頼ったら、もう母乳が出なくなるんじゃないか」「愛情が足りないと思われるんじゃないか」…そんな不安でいっぱいでした。
でも、藁にもすがる思いでミルクをあげてみると、息子はゴクゴクと美味しそうに飲み、満足そうに眠ってくれたのです。その時の安堵感は、今でも忘れられません。
「ああ、お腹いっぱいになれてよかったね…」
そして、初めて「私も少し休んでいいんだ」と思えました。
「母乳じゃなくても大丈夫」と気づかせてくれた息子の笑顔
それから、徐々にミルクの割合を増やしていきました。最初は混合栄養から始め、最終的にはほぼミルクに。
不思議なことに、ミルクをあげることに罪悪感が薄れていくにつれて、私の心にも余裕が生まれ、息子と笑顔で向き合える時間が増えていきました。
そして気づいたのです。
息子にとって一番大切なのは、母乳かミルクかということではなく、お腹がいっぱいになって安心すること、そして何より、ママが笑顔で、穏やかな気持ちで自分に接してくれることなんだと。

もちろん、「完全母乳で育てるのは難しい」と感じる理由は人それぞれだと思う。でも、どんな理由であれ、ママが笑顔を失ってしまうくらいなら、ミルクという素晴らしい選択肢があることを知ってほしいの。長期間の授乳で後悔するママもいるって聞くけど、それはきっと、どこかで無理を重ねてしまったからなのかもしれないわね。
夜中の授乳は「缶の液体ミルク」が最強の味方!ママもパパも救われる!


特に、夜中の授乳は本当に大変だったよね。寝ぼけ眼でお湯を沸かして、粉ミルクを測って、冷まして…って、もうそれだけで目が覚めちゃうし、時間もかかる。そんな時、僕たちが本当に助けられたのが、缶に入った液体ミルクだったんだ!
そうなんです!もし、あなたが夜中の授乳で疲弊しているなら、ぜひ一度、缶やパックに入った「液体ミルク(乳児用液体ミルク)」を試してみてください。
【液体ミルクのここがスゴイ!】
- 調乳不要!開けてすぐ飲ませられる!
- お湯を沸かす必要も、粉を溶かす必要も、温度を調整する必要もありません。
- 缶やパックの蓋を開けて、消毒済みの哺乳瓶に移し替えれば、すぐに授乳できます。(哺乳瓶の乳首を直接取り付けられるタイプもあります)
- 衛生的で安心!
- 無菌充填されているので、衛生的。
- 調乳時の細菌混入のリスクもありません。
- 持ち運びにも便利!
- お出かけの際にも、お湯や粉ミルク、湯冷ましなどを持ち歩く必要がなく、荷物が格段に減ります。
- 災害時の備蓄としても注目されています。

夜中に赤ちゃんが泣き出した時、隣で寝ているパパに「ミルクお願い!」って頼んでも、お湯を沸かすところからだと時間がかかって、結局私が起きてしまう…なんてことがよくあったの。でも、液体ミルクなら、パパでもサッと準備してあげられるから、本当に助かったわ!
特に、夜間や早朝の授乳は、ママの睡眠時間を大きく削ります。液体ミルクを活用すれば、
- ママが少しでも長く眠れる時間が増える
- パパも授乳に参加しやすくなる
- 心身の負担が軽減され、気持ちに余裕が生まれる
といったメリットがあります。
「夜中くらい、楽したっていいじゃない!」
液体ミルクは、頑張るママとパパの強い味方です。ぜひ、試してみてくださいね。
まとめ:母乳育児の呪縛から解放されて、あなたらしい笑顔の育児を

「母乳育児は素晴らしい」それは決して間違いではないと思う。でも、それが全てではないし、ママを追い詰めるものであってはならないの。大切なのは、ママと赤ちゃんが、心から笑顔でいられること。そのために、ミルクという選択肢を、もっと気軽に、もっと前向きに考えてみてほしいな。

うん。母乳でもミルクでも、赤ちゃんはちゃんと元気に育つ。それよりも、ママが一人で抱え込まずに、周りを頼ったり、便利なものを使ったりして、少しでも心穏やかに過ごせることの方が、ずっとずっと大切だよ。もし、今つらいと感じているなら、それは決してあなたのせいじゃない。あなたは、もう十分に頑張っているよ。
今回は、「母乳育児がつらくて、もう辞めたい」という切実な悩みに焦点を当て、その理由や対処法、そしてミルク育児の素晴らしさについてお話ししてきました。
【この記事の超重要ポイントまとめ!】
- 母乳育児のつらさは、身体的・精神的な負担、そして「母乳でなければ」というプレッシャーなど、様々な要因が絡み合っている。
- 「母乳育児のストレスで、もう辞めたい」と感じるのは、決してあなたが弱いからでも、愛情が足りないからでもない。
- 現在の育児用ミルクは栄養豊富で安全。母乳で育った子とミルクで育った子の間に大きな違いがあるのか、過度に心配する必要はない。
- 「母乳育児をやめて本当に良かった」と感じるママもたくさんいる。大切なのは、ママと赤ちゃんが笑顔でいられる選択をすること。
- 特に夜中の授乳は、缶の液体ミルクを活用することで、ママもパパも負担を大幅に軽減できる!
もし、あなたが今、母乳育児のつらさで押しつぶされそうになっているなら、どうか一人で抱え込まないでください。
パートナーや家族、友人、そして私たちのような経験者に、その気持ちを話してみてください。
そして、ミルクという素晴らしい選択肢があることを思い出してください。
あなたが母乳育児の呪縛から解放され、あなたらしい笑顔で、赤ちゃんとの愛おしい時間を過ごせるようになることを、心から願っています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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