- はじめに:「え、今の小学校って、僕たちの頃と全然違うじゃん!」
- なぜ変わった?小学校教育が大きく変化した背景
- 【変化①】授業時間や内容:「脱ゆとり」と「主体的な学び」重視へ
- 【変化②】英語が当たり前に!「外国語活動」と「外国語科」の違いって?
- 【変化③】ついに授業に!「プログラミング教育」ってパソコン操作とは違うの?
- 【変化④】学校にタブレットが!?ICT教育の加速と「GIGAスクール構想」
- 【変化⑤】テストの点だけじゃない?評価方法の変化と「通知表」事情
- 【変化⑥】教科書も進化!分厚くなった?デジタル教科書って何?
- 親としてどう向き合う?変化する小学校教育と家庭でのサポート
- まとめ:変化はチャンス!親子で一緒に未来の学びを楽しもう!
- あわせて読みたい|子育て・教育・子供の成長
はじめに:「え、今の小学校って、僕たちの頃と全然違うじゃん!」

この前、もうすぐ小学生になる子のパパ友と話してたらさ、今の小学校の話を聞いて、もうビックリ仰天しちゃったんだよ!僕たちが小学生だった頃と、もう全然違うんだって!

あら、そうなの?例えばどんなところが?私たちの子育て世代(30代あたりですよね!)が小学生だった頃って…うーん、どんなだったかしらねぇ(笑)。

それがさ、なんか英語が当たり前に授業であったり、プログラミング?みたいなこともやったり、一人一台タブレット持ってたりするんだって!もう、僕らの時代の「パソコン教室」とはレベルが違うみたいでさ…。正直、カルチャーショックだったよ!
こんにちは!3歳近い息子を持つ「いろパパ」です。
息子もいつかは小学生…なんて、まだまだ先のように感じていましたが、周りの話を聞いていると、どうやら私たちが子供だった頃の「小学校の常識」は、大きく様変わりしている様子。
「小学校って、今、どんなこと勉強してるの?」
「英語って、いつから必須になったんだっけ?」
「プログラミング教育って、うちの子ついていけるかな…」
「タブレット学習って、実際どうなんだろう?メリット・デメリットは?」
「昔と比べて、勉強って大変になってるの?」
お子さんの小学校入学を控えているパパママはもちろん、現在小学生のお子さんを育てている真っ最中のパパママも、改めて今の小学校教育について、気になっていることはたくさんあるのではないでしょうか?
そこで今回は、「いろパパ」が最近の小学校教育の変化について、私たちの子供時代(主に平成初期~中期あたりでしょうか?)と比較しながら、いろいろと調べてみました!
この記事を読めば、
- 昔と今の小学校教育の大きな違いが分かる!
- 英語やプログラミング教育のリアルな内容が分かる!
- ICT教育(一人一台端末)の現状とメリット・デメリットが分かる!
- 評価方法の変化など、知っておきたいポイントが分かる!
- 親としてどう向き合っていけばいいかのヒントが見つかる!
はずです!「へぇー!」「そうなんだ!」と一緒に驚きながら、今の小学校教育について学んでいきましょう!
なぜ変わった?小学校教育が大きく変化した背景

まず、なぜこんなにも小学校の教育内容は変化しているのでしょうか?
その大きな理由の一つが、「学習指導要領」の改訂です。これは、全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるように国が定めている教育課程(カリキュラム)の基準で、約10年に一度改訂されています。
近年の改訂では、特に以下のような社会の変化に対応する必要性が強調されています。
- グローバル化の進展: 国際社会で活躍できる人材育成のため、語学力や異文化理解の重要性が増した。
- 情報化社会・技術革新: AIやIoTなどが急速に進展し、情報活用能力やプログラミング的思考が不可欠になった。
- 予測困難な時代の到来: これまでの知識詰め込み型だけでは対応できない、変化の激しい時代を生き抜く力(思考力、判断力、表現力、主体性など)が求められるようになった。

なるほどなぁ…。僕たちが子供だった頃と比べて、世の中自体がものすごく変化してるもんね。それに合わせて、学校で学ぶことも変わっていくのは、ある意味、当然のことなのかもしれないな。
こうした背景を踏まえ、具体的にどんな点が変わったのか、私たちの子供時代と比較しながら見ていきましょう!
【変化①】授業時間や内容:「脱ゆとり」と「主体的な学び」重視へ

「ゆとり教育」という言葉、私たち世代には馴染み深いですよね。この「ゆとり」からの転換も、大きな変化の一つです。
- 授業時間数の増加: いわゆる「ゆとり教育」の時期(2002年度~)に削減された授業時間数が、その後の学習指導要領改訂で再び増加傾向にあります。特に小学校高学年では、英語の教科化などもあり、授業時間が増えています。いろパパ
えっ、やっぱり授業時間、増えてるんだ!僕らの頃は、土曜日も休みになって、なんかラッキー!って思ってたけど、今は違うんだね。
- 基礎学力の重視: 「脱ゆとり」の流れの中で、基礎的・基本的な知識・技能の習得も、改めて重要視されています。
- 「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」の推進: これが大きなキーワード!先生が一方的に教えるだけでなく、子供たちが自ら課題を見つけ、他の子と話し合ったり、協力したりしながら、深く考えて学んでいく授業スタイルが重視されています。グループワークや発表の機会が増えているのが特徴です。いろママ
へぇー!ただ聞いているだけじゃなくて、自分たちで考えて話し合う授業が増えてるのね。それはすごく良い変化かもしれないわ!コミュニケーション能力も育ちそう!
- 「総合的な学習(探究)の時間」の深化: 私たちの頃にも「総合」の時間はありましたが、今はより「探究」の色合いが濃くなっています。地域のこと、環境問題、国際理解など、子供たちが興味を持ったテーマについて、自ら問いを立て、情報を集め、まとめ、発表するといった、主体的な学びを深める時間として位置づけられています。
【変化②】英語が当たり前に!「外国語活動」と「外国語科」の違いって?
私たちパパママ世代が一番「えっ!?」と驚く変化が、小学校での英語教育の必修化ではないでしょうか。


僕らの頃なんて、英語の授業は中学校からだったよね!?小学校でアルファベット書く練習とか、ちょっとあったかもしれないけど…。今は違うの!?
そうなんです!今の小学校では…
- 小学3・4年生:「外国語活動」が必修(年間35単位時間)
- 目的は「英語に慣れ親しむ」こと。
- コミュニケーションを楽しむことを重視し、歌やゲーム、絵本などを通して、簡単な英語の表現を聞いたり話したりする活動が中心です。文字を書くことは基本的にはありません。
- 小学5・6年生:「外国語(英語)」が正式な教科に!(年間70単位時間)
- 「聞く」「話す」に加えて、「読む」「書く」も加わり、より体系的に英語を学びます。
- 教科書を使って、基礎的な単語や文法も学び始めます。
- 成績(評価)もつくようになります。
【授業の様子は?】
担任の先生だけでなく、ALT(外国語指導助手)の先生と一緒に授業を行うことが多いようです。ネイティブの発音に触れる機会が増えているんですね。授業も、ゲームやグループ活動などを取り入れ、楽しみながらコミュニケーション能力を養う工夫がされています。

すごいわねー!小学校3年生から英語に触れるのが当たり前なんて!私たちももっと早くからやってれば、英語への苦手意識もなかったかもしれないわねぇ(笑)。でも、読み書きまでやるとなると、ちょっと大変そう…?
早期教育ってどうなんだろう?って気になる方はこちらも→【早期教育で後悔しないために】メリット・デメリット徹底検証|データ・追跡調査から見える真実
【変化③】ついに授業に!「プログラミング教育」ってパソコン操作とは違うの?
英語と並んで、大きな変化として注目されているのが「プログラミング教育」の必修化です。


プログラミングって、なんか難しそう…!小学校でやるって、どんなことをするんだろ?僕らの時代の「パソコン教室」でやった、お絵描きソフトとかタイピング練習とは、全然違うものなのかな?
その通り!プログラミング教育は、特定のプログラミング言語を覚えること(コーディング)が主目的ではありません。
- 目的は「プログラミング的思考」の育成:
- 物事を順序立てて考え(論理的思考)、効率的に目的を達成するための手順を考える力。
- 試行錯誤しながら、問題を解決していく力。
- こういった「考え方」を身につけることが一番のねらいです。
- 専門の「プログラミング」教科はない:
- 英語と違い、「プログラミング」という新しい教科ができたわけではありません。
- 算数、理科、総合的な学習の時間など、既存の教科の中で、プログラミングの考え方を取り入れた学習が行われます。
- 具体的な学習例:
- 算数: 正多角形をプログラムを使って描くことで、図形の性質を理解する。
- 理科: 電気の性質を利用したおもちゃを、プログラムで制御してみる。
- 総合的な学習の時間: 自分たちが住む町の魅力を伝える簡単なウェブサイトを作ってみる(これも広い意味でのプログラミング体験)。
- ツール: 「Scratch(スクラッチ)」のような、ブロックを組み合わせるだけで視覚的にプログラムが作れる「ビジュアルプログラミング言語」を使うことが多いようです。

へぇー!プログラミングって、パソコンに詳しい子だけがやるものかと思ってたけど、考える力を育てるためのものなのね!それなら、どんな子にとっても大切な学びになりそうだわ!
遊びながらプログラミング的思考を養うおもちゃも人気だよね!→【正直レビュー】ピタゴラス ボールコースターサウンド徹底解説!
【変化④】学校にタブレットが!?ICT教育の加速と「GIGAスクール構想」
「小学校で一人一台タブレットを持つのが当たり前」…これも、私たち世代からすると驚きの変化ですよね。これを後押ししたのが「GIGAスクール構想」です。

- GIGAスクール構想とは?:
- 児童生徒一人一台の学習者用端末(タブレットやノートPC)と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備する国の計画です。コロナ禍でオンライン学習の必要性が高まったこともあり、急速に進みました。
- 授業でのICT活用例:
- 調べ学習: インターネットを使って、知りたい情報を自分で調べる。
- 資料作成・発表: ワープロソフトやプレゼンテーションソフトを使って、調べたことをまとめ、発表する。
- デジタルドリル・教材: 個々の進捗に合わせて、AIドリルなどで学習を進める。
- オンライン英会話: ALTの先生とオンラインで繋いで会話練習。
- 協働学習ツール: クラウド上で意見交換したり、共同で作品を作ったりする。
- デジタル教科書: (後述)

うわー、もう学校の風景が全然違うんだろうなぁ!僕らの頃なんて、パソコン室に年に数回行くくらいだったのに…。調べものも図書館が基本だったし。すごい時代になったもんだ!
- メリットと気になる点:
- メリット: 個別最適化された学び、情報収集能力の向上、表現力の多様化、学習意欲の向上などが期待されます。
- 気になる点(親として):
- 視力への影響: 長時間画面を見るのは心配…。
- ネット依存・ゲーム依存: 学習以外の目的で使ってしまわないか…。
- 情報モラル・セキュリティ: 有害情報へのアクセスや、個人情報の扱いなど、大丈夫?
- 家庭でのICT環境格差: 家にネット環境がない、親がICTに詳しくない場合、どうなる?

便利なのは分かるけど、やっぱり目のこととか、ネットの危険とかは心配よね…。学校でもちゃんとルールとか教えてくれるのかしら?家庭でも、使い方について親子でしっかり話し合う必要がありそうね。
YouTubeの見せすぎ問題、家庭でのルール作りが大事だよね→幼児のYouTube動画見すぎは脳に悪影響?【データで見る現実】と後悔しない付き合い方・おもちゃ活用術
【変化⑤】テストの点だけじゃない?評価方法の変化と「通知表」事情
昔は「よくできる」「できる」「がんばろう」とか、5段階評価が主流でしたが、今の評価方法は少し変わってきています。

- 評価の3つの観点:
- 「知識・技能」: ペーパーテストなどで測られる、基本的な知識やスキル。
- 「思考・判断・表現」: 課題に対して自分で考え、判断し、それをまとめたり発表したりする力。レポート、発表、グループワークなどが評価対象に。
- 「主体的に学習に取り組む態度」: 学習に対する意欲や粘り強さ、自分で学ぼうとする姿勢など。授業中の態度、ノートの取り方、課題への取り組み方なども見られます。
- ペーパーテスト以外の評価の重視: 上記の通り、テストの点数だけが良い=良い評価、とは限らないということです。授業に意欲的に参加したり、グループで協力して課題に取り組んだりする姿勢も、きちんと評価されるようになっています。
- 通知表の形式も変化: 学校によって形式は異なりますが、3観点での評価が記載されたり、所見欄(先生からのコメント)で具体的な頑張りや課題が詳しく書かれたりする傾向にあります。

えーっ、そうなの!?じゃあ、テストの点が良くても、授業態度が悪かったら評価が下がったりするってこと?逆におとなしい子でも、コツコツ頑張る姿勢が評価されたりするのかな?なんか、評価が複雑になってて、親としてはどう見ればいいのか、ちょっと戸惑うなぁ…。
結果だけでなく、頑張る過程を認めることの大切さ…マシュマロテストの話も参考になるかも?→【マシュマロテストの嘘と真実、知ってる?】幼児の自制心と将来の成功の意外な関係
【変化⑥】教科書も進化!分厚くなった?デジタル教科書って何?
毎日持ち帰るランドセルが重い…という話も聞きますが、教科書自体も変化しています。

- 教科書のページ数増・大型化・カラー化: 「脱ゆとり」による学習内容の増加や、写真・図版の多用、ユニバーサルデザイン(見やすさへの配慮)などにより、教科書が分厚く、大きくなっている傾向があります。フルカラー印刷も当たり前になりました。
- デジタル教科書の導入: GIGAスクール構想と連動し、紙の教科書の内容をデジタル端末で見られる「デジタル教科書」の導入が進んでいます。
- メリット: 動画や音声の再生、文字の拡大、書き込み機能、ハイパーリンク機能など、紙にはない利便性があります。個々の学習ペースに合わせやすいという側面も。
- 現状: まだ多くの学校では、紙の教科書が主で、デジタル教科書は補助的に使われている段階のようです。将来的には、デジタル教科書が主体になる可能性もあります。

教科書もカラーが当たり前で、しかもデジタル版まであるなんて!私たちの頃の、ちょっと色褪せた感じの(?)教科書とは大違いね!動画とか音声が出るなら、子供も興味を持ちやすいかもしれないわね。
親としてどう向き合う?変化する小学校教育と家庭でのサポート

これだけ教育内容が変わっているとなると、親としてどう関わっていけば良いのか、少し不安になりますよね。最後に、私たち親ができること、心がけたいことについて考えてみましょう。
- 「昔はこうだった」にとらわれすぎない: まずは、今の小学校教育は、自分たちの頃とは違うということを受け入れ、新しい教育の目的や内容を理解しようとする姿勢が大切です。
- 子供の学びに関心を持つ: 学校からのお便りをしっかり読んだり、授業参観や懇談会に積極的に参加したりして、子供が学校でどんなことを学んでいるのかを知る努力をしましょう。子供との会話の中で「今日はどんなこと習ったの?」と聞くだけでも違います。
- 家庭学習の習慣づけをサポート: 授業時間が増え、内容も高度化している中で、家庭での学習習慣はますます重要になります。いきなり長時間ではなく、短時間でも毎日机に向かう習慣を、低学年のうちから親子で一緒に作っていけると良いですね。
- ICTスキル・情報モラルを親子で学ぶ: 子供が当たり前のようにICT機器に触れる時代だからこそ、親も最低限の知識は持っておきたいもの。そして、使い方ルールやネットの危険性について、しっかりと家庭で話し合い、教えることが不可欠です。
- 多様な体験の機会を作る: 学校の勉強だけでなく、自然体験、文化体験、スポーツ、読書など、様々な実体験を通して、子供の興味関心を広げ、学びを深めるサポートをすることも大切です。
- 学校との連携を大切に: 不安なこと、分からないことがあれば、遠慮せずに先生に相談しましょう。学校と家庭が協力して子供の成長を見守る体制が理想です。
- 子供の「できた!」を認め、励ます: 評価方法が変わっても、子供が頑張っているプロセスや、小さな「できた!」を具体的に見つけて褒めてあげることの重要性は変わりません。自己肯定感を育む関わりを心がけましょう。
褒める、だけじゃなく「叱る」場面も…どうすれば?→【怒ると叱るの違い】もう感情的に怒鳴らない!子育てが変わる伝え方

うーん、こうやって見てくると、親も「昔はこうだったから」じゃなくて、今の時代に合わせてアップデートしていかないといけないんだなぁって痛感するよ。子供と一緒に、親も学び続ける姿勢が大事なんだね。よし、僕も頑張るぞ!
まとめ:変化はチャンス!親子で一緒に未来の学びを楽しもう!
今回は、私たちパパママ世代が経験した小学校時代と比較しながら、現代の小学校教育の大きな変化について見てきました。

【ここが違う!今の小学校教育 まとめ】
- 授業時間増&「主体的・対話的で深い学び」重視へシフト
- 英語が小学3年生から必修化! 高学年は教科として成績もつく!
- プログラミング教育が必修化! (専門教科ではなく、各教科で思考力を育成)
- 一人一台端末(タブレット等)が普及! ICT活用が当たり前に(GIGAスクール構想)
- 評価方法が多角的に!(知識だけでなく、思考力や態度も重視)
- 教科書も進化! デジタル教科書の活用も始まる

本当に、私たちの頃とは隔世の感があるわね!でも、変化は大変な部分もあるけど、子供たちがこれからの時代を生きていく上で必要な力を身につけるための、前向きな変化なんだって捉えることが大切なのかもしれないわね。

そうだね!最初は戸惑うかもしれないけど、変化を恐れるんじゃなくて、「へぇー、面白そうじゃん!」って、親子で一緒に新しい学びを楽しんでいくくらいの気持ちでいたいよな!そのためにも、親がまず、今の教育について知ろうとすることが第一歩だね!
子供たちが毎日通う小学校。その変化を知り、理解することで、私たちはより的確に、そして温かく子供たちの学びをサポートできるはずです。この記事が、皆さんのそんな前向きな一歩に繋がれば、これほど嬉しいことはありません。
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