
「うわーん!保育園いかない!ママといたいのー!!」…って、毎朝この大号泣よ…。抱っこから降ろそうとすると、しがみついて離れないし、先生に引き渡す時なんて、この世の終わりみたいな顔するの…。」

「分かる…。玄関でギャン泣きされると、こっちまで泣きそうになるし、後ろ髪引かれながら会社行くの、本当に胸が痛いよね。」「最初の頃は喜んで行ってたのに、2歳過ぎてから急に嫌がるようになったりすることもあるんだね…。」

「そうなの!3歳、4歳、5歳になっても『ママがいい~』って泣く子もいるって聞くし…。毎日これだと、『私の愛情が足りないのかな…?』『保育園で何か嫌なことがあったのかな?』って、すごく不安になるし、自分を責めちゃう…。」

「正直、こっちもイライラしちゃって、『早くしなさい!』って怒鳴っちゃうこともある…。無理やり連れて行ってるみたいで、これでいいのかって毎日悩む。いっそ休ませるべきなのかな…?」
その気持ち、痛いほど、本当に痛いほど、分かります…!
毎朝繰り返される、子どもの「保育園いかない!」「ママといたい!」の大合唱と涙の別れ。可愛いわが子の辛そうな姿を見るのは、親として何よりも心が締め付けられますよね。
「なんでこんなに嫌がるの?」
「愛情不足なのかな…?」
「いつまで続くの?」
「無理やり連れて行っていいの?休ませるべき?」
出口の見えない悩みに、心がすり減ってしまうパパママ、あなたは決して一人ではありません。多くの子育て家庭が、この「登園しぶり(拒否)」の壁にぶつかっています。
でも、安心してください!
多くの場合、これは子どもの成長過程で見られる自然な反応であり、愛情不足が原因ではありません!
この記事では、「保育園嫌がる」「ママといたい」問題に悩むあなたのために、
- 【年齢別(2歳/3歳/4歳/5歳)】なぜ?「行きたくない!」の本当の理由(発達段階との関係)
- 「ママといたい!」の裏にある子どもの心理を深掘り
- それって愛情不足?気になる疑問への答え
- 【実践テクニック集!】先輩ママパパ直伝!涙の朝を笑顔に変える具体的な対応法7選
- 休ませる?連れて行く? 判断の目安と大切なこと
- 親のメンタルケアも忘れずに!
- 【補足】「パパイヤ期」との関連は?
などを、実際のパパママの声や発達心理学の視点も交えながら、徹底的に解説します!
この記事を読めば、子どもの「行きたくない!」気持ちへの理解が深まり、親の不安や罪悪感が軽減され、親子で前向きにこの時期を乗り越えるための具体的なヒントが見つかるはずです。
なぜ?「保育園いかない!」年齢別に見る子どもの本音

まず大切なのは、「なぜ子どもは保育園を嫌がるのか?」その理由を知ることです。原因は一つではなく、子どもの年齢や発達段階によっても異なります。
【1歳半~2歳頃】「ママがいい!」後追い・愛着MAX期
- 主な理由:
- ママ(主な養育者)への愛着形成: この時期は、特定の大人との強い絆が形成され、「ママから離れたくない!」という気持ちが最高潮に。分離不安を感じやすい。
- イヤイヤ期の始まり: 自我が芽生え、「自分で!」と同時に「イヤ!」も増える。とりあえず何でも「イヤ!」と言ってみる時期。「保育園イヤ!」もその一つかも?
- 環境の変化への戸惑い: 初めての集団生活、慣れない場所や人に、単純に不安を感じている。
- 特徴: ママにしがみついて離れない、大泣きする、言葉で理由をうまく言えないことが多い。

なるほど、2歳で急に嫌がるようになったのは、ママへの愛着が深まった証拠でもあるのね!わがままとかじゃなくて、ママのことが大好きすぎるのね!そう考えると、少しだけポジティブに捉えられるかも。
【3歳頃】自分の意思が出てくる&新しい不安も?
- 主な理由:
- 自我の確立・自己主張: 「行きたくない」という自分の**意思を言葉で伝えられるようになる。「だって遊びたいんだもん!」など、理由も言えるように。
- 保育園での出来事: お友達とのトラブル(ケンカ、おもちゃの取り合いなど)や、先生に叱られた経験などが、行きたくない理由になっている可能性も。
- ママへの甘え: 弟や妹が生まれたなど、「もっとママに甘えたい」という気持ちの表れ。
- 生活リズムの乱れ: 週末の夜更かしなどで、朝起きるのが辛く、登園を嫌がることも。
- 特徴: 理由を話せるようになるが、それが本心とは限らないことも。「お腹痛い」など仮病を使う子も?
【4歳・5歳頃】人間関係や活動へのプレッシャー?
- 主な理由:
- 友達関係の複雑化: 仲良しグループができたり、仲間外れがあったり…友達との関係がうまくいっていないことが原因の場合。
- 活動への苦手意識: 運動会やお遊戯会の練習、特定の製作活動などが苦手でプレッシャーを感じている。
- 先生との関係: 担任の先生が変わったり、相性が合わなかったり…。
- 就学への意識: 年長さんになると、小学校への期待と不安から、環境の変化を嫌がることがある。
- 単純に「ママ(パパ)といたい!」: 理由なく、ただ家でゆっくり過ごしたい、甘えたいという気持ち。(大人だって、会社行きたくない日、ありますよね!)
- 特徴: 理由を具体的に話せる子が増える。一方で、本音を隠して別の理由を言う子も。親に心配かけまいと我慢してしまうタイプの子もいるので注意が必要。

年齢が上がるにつれて、嫌がる理由も複雑になっていくんだね…。単純に「行きたくない!」って言葉だけじゃなくて、その裏にある子どもの気持ちを、しっかり見てあげないといけないんだな。
それって「愛情不足」?気になる疑問への答え
「うちの子が保育園を嫌がるのは、私の愛情が足りないから…?」
いいえ、ほとんどの場合、それは違います!- 愛着が強いからこそ離れたくない: むしろ、ママ(パパ)との強い愛着関係が築けているからこそ、離れる時に不安を感じるのです。これは健全な発達の証。
- 「愛情不足」のサインは別にある: 保育士さんなど専門家が見る「愛情不足」のサインは、無表情、大人への過度な警戒心、極端な試し行動など、登園しぶりとは異なる場合が多いと言われています。
- 自分を責めないで!: 登園しぶりは、子どもの成長過程や環境の変化に対する自然な反応であることがほとんど。ママ(パパ)が自分を責める必要は全くありません!

よかった…!つい自分のせいかもって思っちゃうけど、愛情不足じゃないって聞いて安心したわ。
【実践テクニック集】涙の朝を笑顔に!先輩ママパパ直伝の対応法7選
「理由は分かったけど、じゃあ具体的にどうすればいいの?」
ここからは、実際に登園しぶりに悩んだ経験のあるパパママたちの声を参考に、効果的な対応法を7つご紹介します!

① 気持ちに寄り添う「共感」作戦
- 方法: まずは「行きたくないんだね」「ママといたいよね」と、子どもの気持ちを言葉にして受け止めてあげる。「わかるよ」と共感を示す。
- ポイント: 頭ごなしに否定せず、一旦気持ちを受け止めることで、子どもは「分かってもらえた」と安心します。意外とこれだけで落ち着くことも。
② 「行くのが当然」毅然とした態度作戦
- 方法: ごねる余地を与えず、「保育園に行くのは当たり前」という毅然とした態度で、淡々と準備を進める。泣いても騒いでも、動じない姿勢を貫く。
- ポイント: ダメ元で「行かない!」と言っている子や、親の反応を見ている子に効果的な場合も。「何があっても行くんだ」という確固たる態度が、子どもの諦めを促すことも。
③ なぜ行くの?「納得」説明作戦
- 方法: なぜ保育園に行く必要があるのか、子どもにも分かる言葉で、理由を丁寧に説明する。(特に3歳以降)
- ポイント: 「パパママがお仕事だから」「保育園には楽しいことがたくさんある」「お友達が待ってる」など、ポジティブな理由を伝える。
④ ワクワクをプラス!「お楽しみ」作戦
- 方法: 登園後や降園後に、何か楽しいことが待っていることを伝えて、モチベーションを上げる。
- ポイント: ご褒美というよりは、頑張るための「お守り」という位置づけで。
- 例: 「帰りにアイス食べようね!」「今日の給食は〇〇だって!」、好きな服を着る、お守りシールを貼る、特別な挨拶をするなど。
⑤ 「必ず迎えに行く」安心感作戦
- 方法: 子どもが抱える「ママ(パパ)と離れたくない」という分離不安を和らげる。
- ポイント: 「必ず、絶対にお迎えに行くからね」と、笑顔で、目を見て、繰り返し伝える。具体的な時間や再会の約束も効果的。
⑥ 気分転換!登園前の「楽しい」演出作戦
- 方法: 朝の支度や登園道中に、子どもの気分が上がるような「楽しい要素」を取り入れる。
- ポイント: 保育園へのネガティブな気持ちを、一時的に忘れさせたり、紛らわせたりする。
- 例: 好きな歌を歌う、クイズを出す、競争する、好きなキャラクターの話をするなど。
⑦ 最後の砦!「先生たすけて!」連携作戦
- 方法: どうしても上手くいかない時は、保育園の先生に相談し、協力してもらう。
- ポイント: 先生はプロ。朝の受け渡しをスムーズにしてもらう、園での様子を共有してもらう、園での不安を取り除くための配慮をお願いするなど、家庭と園で連携してサポートする。

色々な方法があるんだね!一つだけじゃなくて、いくつか組み合わせて試してみるのが良さそうだな。子どものタイプによっても、響く方法は違いそうだし。
休ませる? それとも 連れて行く? 判断の目安と大切なこと
毎朝泣かれると、「もう、今日は休ませちゃおうかな…」と思ってしまうこともありますよね。その判断、どうすれば良いのでしょうか?

基本的には「行く習慣」を続けることが推奨される
- 多くの場合、登園しぶりは一時的なもの。一度休ませてしまうと、「嫌がれば休める」と学習し、かえって長引く可能性が。
- 可能であれば、理由は聞きつつも、基本的には登園する、というスタンスが良いとされています。
ただし、こんなサインが見られたら要注意!休ませる判断も必要
- 体調不良の兆候: 熱、食欲不振、顔色が悪いなど。「行きたくない」が体調不良のサインの場合。
- 園での明らかなトラブル: いじめ、先生との深刻な不和など、具体的な原因があり、強いストレスを感じている場合。(要園相談)
- 精神的な不調が続く: 長期間、激しい拒否が続き、食欲不振、睡眠障害、チック症状など、他の心身の不調が見られる場合。
- 親自身の限界: 親が精神的・体力的に限界で、冷静に対応できないと感じる時。無理は禁物!

なるほど…。基本は行く方向で頑張るけど、子どもの心身の状態をしっかり観察して、無理はさせないっていう見極めが大事なのね。
迷った時は、園の先生や、必要であれば専門機関に相談することも、決してためらわないでくださいね。
頑張りすぎないで! 親自身のメンタルケアも忘れずに
最後に、一番大切なこと。それは、パパママ自身の心の健康です。
- 自分を責めない: 「私のせいだ…」と思わないでください。
- 完璧を目指さない: 毎日完璧に対応できなくて当たり前です。
- 一人で抱え込まない: パートナー、家族、友人、先生…頼れる人に頼りましょう。
- 休息も大切: 少しでも自分の時間を作り、リフレッシュすることを忘れずに。
- 同じ悩みを持つ人と繋がる: ママ友やSNSなどで共感し、励まし合うだけでも、心は軽くなります。

親が笑顔でいることが、結局は子どもにとって一番の安心材料になるのかもしれないね。僕たちも、もっと肩の力を抜いていこう!
【補足】「パパイヤ期」が影響している可能性も?

「ママといたい!パパはイヤ!」という場合、もしかしたら「パパイヤ期(パパ嫌期)」の影響もあるかもしれません。これは、ママへの愛着が強まる1歳半~3歳頃に、一時的にパパを拒否する現象です。愛情不足とは関係なく、これも成長の一過程です。もし心当たりがある場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。
【2歳「パパいらない」】は成長の証?パパ嫌い・パパイヤ期の原因と涙の対処法
まとめ:大丈夫!「保育園いや!」は成長の証。愛情と工夫で乗り越えよう!
長くなりましたが、「保育園行かない!」問題について、様々な角度から見てきました。
【この記事のポイント】
- ✅ 保育園嫌いは発達段階でよく見られる自然な反応!愛情不足ではない!
- ✅ 原因は年齢によって様々(分離不安、イヤイヤ期、友達関係、環境変化など)。
- ✅ 子どもの気持ちに寄り添い、理由を探ることが第一歩。
- ✅ 対応は7つの作戦を参考に、根気強く、一貫性を持って!
- ✅ 基本は登園。でも心身のサインを見逃さず、無理はしない。
- ✅ 夫婦で協力し、先生とも連携!
- ✅ 親のメンタルケアも超重要!頑張りすぎないで!

理由が分かって、具体的な対処法も知れたから、明日から少し冷静に対応できそうな気がする!ありがとう!

そうね!「うちだけじゃないんだ」って思えただけでも、すごく心強いわ。この時期も、きっといつか笑って話せる日が来ると信じて、親子で一緒に乗り越えていきましょう!
今まさに、毎朝のバトルで心が折れそうなパパママ。どうか一人で悩まず、周りを頼りながら、そして何よりお子さんの成長を信じて、この時期を乗り越えてくださいね。応援しています!

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