- はじめに|授乳が気持ち悪い…母親失格じゃない理由
- ディーマーとは?原因・症状・メカニズムを分かりやすく解説
- 【簡単無料ディーマー診断】7つの質問でセルフチェック
- ディーマーになりやすい人の特徴と割合|妊娠中も起こる?
- ディーマーは授乳以外でも起こる?搾乳機・妊娠中のケース
- いろママの体験談|ディーマーに気づいた瞬間と卒乳までのリアル
- ディーマーを旦那に伝える方法|理解してもらう3ステップ+例文テンプレ
- トドラー授乳・タンデム授乳でディーマーが辛い時の対処法
- ディーマー対策5つ|授乳が辛い時のミルク育児という選択
- ディーマーの相談先|医師に理解されない時の対処法
- まとめ:ディーマー診断も使って、自分を優しくいたわって。
- あわせて読みたい!産後・育児の悩み・心のケア関連記事
はじめに|授乳が気持ち悪い…母親失格じゃない理由

あれ、ママ?なんだか少し元気ない?さっき、息子(3歳)が赤ちゃんの頃の写真を見て、ため息ついてたみたいだけど…。何かあった?

うーん…ちょっと、昔のことを思い出してたの。息子への授乳、もちろん幸せな時間もたくさんあったんだけど、時々、言葉にできないくらい不快な気持ちに襲われることがあって…。赤ちゃんはこんなに可愛いのに、なんで私はこんな気持ちになるんだろうって、すごく自分を責めて、一人で泣いてたこともあったのよ。
こんにちは、「いろママ」です。
今、この記事を読んでくださっているあなたは、もしかしたら、授乳という、本来であれば赤ちゃんとのかけがえのない愛おしい時間であるはずなのに、言葉では言い表せない「気持ち悪さ」「吐き気」「焦燥感」「イライラ」「悲しみ」といった、ネガティブな感情に襲われ、一人で深く悩んでいるのかもしれません。
「赤ちゃんはこんなに可愛いのに、どうしてこんな気持ちになるんだろう…」
「授乳したくないなんて、母親失格なんじゃないか…」
「男の子だから?大きい子(トドラー)への授乳だから、気持ち悪いの?」
「この不快な気持ち、旦那さんにも分かってもらえなくて、つい当たってしまう…」
そんな風に、誰にも相談できずに、自分自身を責めていませんか?
でも、どうか、もう自分を責めないでください。
その不快な感情は、あなたの愛情が足りないからでも、あなたが悪い母親だからでも、決してありません。
それは、「D-MER(ディーマー:不快性射乳反射)」という、ホルモンの働きによって引き起こされる、医学的な反射である可能性が非常に高いのです。
この記事では、かつての私のように、D-MER(ディーマー)によって孤独な悩みを抱える多くのママたちの心が、少しでも軽くなることを願って、
- 【あなたのせいじゃない】D-MER(ディーマー)とは?その正体と、なぜ起こるのか(原因)を分かりやすく解説
- もしかして私も…?【簡単無料ディーマー診断】7つの質問でセルフチェック!
- (夫である「いろパパ」に、診断ソフトを作ってもらいました!)
- 授乳中だけじゃない?授乳以外でディーマーが起こるケースとは
- 旦那さんとの関係、トドラー授乳、タンデム授乳…ディーマーにまつわる“あるある”な悩み
- 【無理しなくていい】授乳が辛い時のディーマー対策|ミルク育児という選択肢
- 一人で抱え込まないで。医師も知らない?ディーマーの相談先について
などを、私の経験も交えながら、詳しくお伝えしていきます。
この記事を読み終える頃には、あなたの心が少しでも晴れやかになり、「私だけじゃなかったんだ」と、前向きな一歩を踏み出すきっかけになることを、心から願っています。
ディーマーとは?原因・症状・メカニズムを分かりやすく解説


まず、一番知ってほしいのが、この「D-MER(ディーマー)」の正体について。これを知るだけで、心がすごく楽になるはずだから。
D-MER(ディーマー)とは、Dysphoric Milk Ejection Reflex の略で、日本語では「不快性射乳反射」と訳されます。
これは、母乳が分泌される「射乳反射」が起こる直前に、数秒から数分間、気分の落ち込み、不安感、焦燥感、イライラ、吐き気といった、ネガティブで不快な感情が、自分の意志とは関係なく、急激に湧き起こる生理的な反射のことです。
臨床検査技師として補足すると大切なのは、これが「精神的な問題」や「育児ノイローゼ」とは異なる、純粋な「身体的な反射」であるという点です。
なぜディーマーは起こるの?原因はホルモンにあった

ホルモンのせいって言われても、なんだかピンとこないなぁ。具体的に、体の中で何が起こってるの?
はい、そこが一番重要なポイントです。
ディーマーのメカニズムは、まだ完全には解明されていませんが、現在最も有力とされている原因は、脳内のホルモンバランスの変化にあります。
臨床検査技師としてわかりやすく説明すると以下のようなプロセスです。
- 赤ちゃんがおっぱいを吸うと、脳は「母乳を出せ!」という指令を出します。
- この時、母乳を作るホルモンである「プロラクチン」の濃度を、効率よく上げる必要があります。
- プロラクチンの濃度を上げるためには、脳内でその放出を抑制している「ドーパミン」というホルモンの働きを、一時的に急激に下げる必要があります。
- ドーパミンには、喜びを感じさせたり、気分を良くしたり、意欲を高めたりする働きがあります。
- そのドーパミンが、射乳反射の瞬間に急激に低下することで、その反動として、私たちは理由もなく「不快な感情」に襲われてしまうのです。

つまり、ディーマーは、母乳を出すために必要な、ごく自然な体のメカニズムの過程で、一部のママに強く現れてしまう「副作用」のようなもの、と考えることができます。

そうなの!だから、「赤ちゃんは可愛いのに、なぜか気持ち悪い…」というのは、当たり前のことなのよ。あなたの愛情とは、全く別のところで、脳内のホルモンがジェットコースターのように変動しているだけ。だから、絶対に自分を責めないで。あなたは何も悪くないの。
【簡単無料ディーマー診断】7つの質問でセルフチェック

「もしかしたら、私のこの不快感もディーマーなのかな?」って感じているママも多いと思うの。そんなママたちのために、パパに協力してもらって、「ディーマー診断ソフト」を作ってもらったのよ!

うん!ママの話を聞いて、一人で悩んでいるママたちの力に少しでもなれたらと思って、頑張って作ってみたんだ。簡単な7つの質問に答えるだけで、あなたがディーマーの可能性があるかどうか、簡単な目安を知ることができるから、ぜひ試してみてほしいな。もちろん、これは医学的な診断じゃなくて、あくまでセルフチェックのためのツールだから、その点は理解しておいてね!
\あなたの「授乳中の不快感」はD-MERかも?/
▼今すぐ無料でセルフチェック!▼
D-MER診断ツール
不快性射乳反射の可能性をチェックします
【診断の使い方】
表示される7つの質問に、「はい」「いいえ」「時々ある」などで直感的に答えていくだけ。
すべての質問に答えると、あなたのディーマーの可能性についての簡単な解説とアドバイスが表示されます。
この診断を通して、自分の感じている不快感に「ディーマー」という名前がつき、その正体を知るだけでも、心が少し軽くなるかもしれません。
一人で抱え込まずに、まずは自分自身を知ることから始めてみませんか?
▼ホルモンバランスの乱れはつらいです。ストレスチェックツールもあります
ディーマーになりやすい人の特徴と割合|妊娠中も起こる?

ディーマーって、実際どれくらいのママが経験してるの?「なりやすい人」の特徴とかってあるのかな?
正直に言うと、ディーマーは認知度がまだ低く、正確な統計データは存在しないのが現状です。海外の研究報告では、授乳中のママの9%前後が経験しているとされるものもありますが、「症状が軽くて気づいていないママ」を含めるともっと多いとも言われています。
ただ、臨床検査技師としてホルモンの仕組みを学んだ立場から、「なりやすい傾向」としていくつかのパターンはお伝えできます。
ディーマーになりやすい人の5つの傾向
- もともと月経前症候群(PMS)が重いタイプのママ
→ ホルモン変動に敏感に反応しやすい体質傾向があります。 - 自律神経が乱れやすい・冷え性のママ
→ 睡眠不足や産後の体力低下が症状を悪化させます。 - 完璧主義で「母乳育児を頑張ろう」と気負っているママ
→ ストレスがホルモンバランスに影響します。 - 過去にうつや不安障害の既往があるママ
→ ドーパミンの変動に気づきやすい傾向があります。 - 授乳期間が長い(トドラー授乳中の)ママ
→ 後ほど詳しく解説しますが、自覚しやすくなります。
⚠️ 注意:上記に当てはまっても、必ずディーマーになるわけではありません。また、当てはまらなくても発症するケースは多数あります。「なりやすい=あなたが弱いから」ではなく、「体質によってホルモン反応の出方が違うだけ」と理解してくださいね。
妊娠中にディーマーは起こる?
はい、妊娠中でも授乳を続けている場合(いわゆる”授乳中の妊娠”)、ディーマーが起こる、もしくは悪化することがあります。
妊娠中はプロゲステロンやエストロゲンが大きく変動するため、もともとディーマーの傾向があったママは、
- 不快感が強くなる
- 今まで感じなかったのに急に症状が出始める
- 授乳のたびに乳頭の痛みとセットで起こる
といった変化を感じることがあります。妊娠中の授乳は母体への負担も大きいため、辛ければ卒乳や断乳を検討しても構いません。


ディーマーは授乳以外でも起こる?搾乳機・妊娠中のケース


そういえば、授乳していない時でも、ふとした瞬間に、あの嫌な感じに襲われることがあったような気がするんだけど…ディーマーって、授乳以外でも起こることってあるのかしら?
はい、その可能性はあります。ディーマーは「射乳反射」と連動して起こるため、直接授乳していなくても、射乳反射が起こる可能性のある状況では、同様の不快な感情が引き起こされることがあります。
- 赤ちゃんが泣いた時: 赤ちゃんの泣き声を聞いただけで、体が反応して射乳反射が起こり、ディーマーの症状が出ることがあります。
- 搾乳中: 搾乳器を使っている時も、授乳中と同じように射乳反射が起こるため、ディーマーを感じることがあります。
- 次の授乳時間が近づいた時: おっぱいが張ってきて、体が次の授乳の準備を始めると、自然と射乳反射が起こりやすくなり、症状が出ることがあります。
- ふと赤ちゃんのことを考えた時: 赤ちゃんのことを強く思ったり、写真を見たりしただけで、愛情ホルモンと共に射乳反射が誘発され、ディーマーが起こることも。
このように、授乳中以外でも不快な気持ちになることがある、ということを知っておくだけでも、「私、どうしちゃったんだろう?」という不安を和らげることができます。
▼自分に厳しい人ほど子育て情報に縛られてしまいます。無理しなくていいんだがわかる記事です。


いろママの体験談|ディーマーに気づいた瞬間と卒乳までのリアル


ここでは、私自身がディーマーだと気づいた瞬間から、卒乳するまでの体験を、正直に話しますね。今まさに悩んでいるママの、少しでも支えになれたら嬉しいから。
【生後3ヶ月】最初の”違和感”は、おっぱいが張る直前に来た
息子を出産してしばらくは、授乳がただただ幸せな時間でした。でも生後3ヶ月頃から、授乳を始める直前の数秒間だけ、胸が「ザワッ」として、理由もなく泣きたくなる瞬間があることに気づいたんです。
最初は「ホルモンバランスが乱れてるのかな」「産後うつの始まりかも」と、ネットで検索しまくる日々。でも、どの記事にも当てはまらなくて、余計に不安になりました。
【気づいた瞬間】海外の育児フォーラムで”D-MER”という単語を見つけた
決定的に気づいたのは、息子が生後8ヶ月頃。英語で「breastfeeding nauseous feeling(授乳中の吐き気)」と検索して、たまたま海外のママフォーラムで「D-MER」という単語を見つけた瞬間、画面が滲んで見えました。
「これだ…私だけじゃなかったんだ」
その場で泣きながら、夫(いろパパ)に「これかもしれない」と伝えたのを今でも覚えています。
【夫に伝えた実際の言葉】
あの時、私が夫に伝えた言葉は、こんな感じでした。
「授乳のたびに、一瞬だけ頭が真っ暗になる感じがして、理由もなくあなたにイライラしちゃうの。これ、ディーマーっていう体の反射らしくて、私の性格とか愛情の問題じゃないの。数分で治まるから、そういう時はちょっとだけ離れてもらえると助かる」
この時、夫が「そうだったのか、気づかなくてごめん。責めてるわけじゃないって分かってるよ」と言ってくれたことで、私の心の9割は救われました。
【卒乳まで】症状は何歳まで続いた?
結論から言うと、私の場合は1歳2ヶ月で卒乳するまで、症状は続きました。授乳回数が減るにつれて、ディーマーが起こる頻度も自然と減っていった感覚です。
- 生後3〜8ヶ月:原因不明で一番辛かった時期
- 生後8〜11ヶ月:「これはディーマーだ」と認識してからは、心の負担が激減
- 生後11ヶ月〜卒乳:混合栄養に切り替えてから、授乳回数と共に症状も減少
「正体が分かるだけで、こんなに楽になるんだ」——これが、私が一番伝えたいことです。
この体験から、今悩んでいるあなたに伝えたいこと
もし今、当時の私と同じように泣いているママがいたら、声を大にして伝えたいです。
- ✅ あなたは一人じゃないし、母親失格でもない
- ✅ 正体を知るだけで心の重さは半分以下になる
- ✅ 辛ければミルク育児に頼ってもいい
- ✅ 夫には「体の反射で、性格の問題じゃない」と具体的に伝えて
次の章で、旦那さんへの伝え方をもう少し詳しく解説しますね。
▼実際に我が家でもミルク育児にお世話になりました。つらい人はぜひ読んで。


ディーマーを旦那に伝える方法|理解してもらう3ステップ+例文テンプレ


正直に言うと、僕も最初は「授乳のたびにイライラされる理由」が分からなくて、戸惑ってたんだ。でもママが”ディーマー”という言葉で説明してくれたから、受け止められたんだよね。
ディーマーで一番ママを苦しめるのは、「旦那に理解してもらえない孤独感」かもしれません。ここでは、実際にいろパパに伝わった方法を元に、3ステップでお伝えします。
ステップ1:感情的でない時に、冷静に話す
授乳直後のイライラの真っ只中で伝えると、「また八つ当たりされた」と誤解されがちです。授乳後30分以上経って、心が落ち着いた時間を選びましょう。おすすめは、赤ちゃんが寝た後の夜、もしくは朝のコーヒータイムです。
ステップ2:「病気ではなく”反射”である」と医学的に伝える
旦那さんの多くは「感情の話」より「仕組みの話」の方が受け取りやすい傾向があります。以下の3点をセットで伝えてください。
- 名前:「ディーマー(D-MER/不快性射乳反射)」という正式名称がある
- 原因:ドーパミンというホルモンが授乳直前に急降下するから
- 時間:数秒〜数分で自然に治まる一時的なもの
ステップ3:「具体的に何をしてほしいか」をお願いする
「分かってほしい」だけでは、旦那さんは何をすればいいか分かりません。具体的な行動リクエストを添えましょう。
旦那さんに伝える例文テンプレ(コピペOK)
【LINEで送る場合】
「ちょっと相談があるんだけど、授乳のたびに急に気持ち悪くなったりイライラしたりするの、”ディーマー”っていう体の反射なんだって。ドーパミンが急に下がるのが原因で、私の性格とかあなたへの不満じゃないの。数分で治まるから、授乳直後の私がピリピリしてたら、少しだけそっとしておいてもらえると助かる。あと、可能ならミルクも半分担当してくれると、すごく楽になる🙏」
旦那さんにしてほしい行動リスト
| 行動 | なぜ助かるか |
|---|---|
| 授乳直後5分はそっとしておく | ディーマーのピークをやり過ごせる |
| ミルクの一部を担当する | 授乳回数=症状の回数が減る |
| 「大丈夫?」より「何か持ってこようか?」と聞く | 具体的な行動の方が楽になる |
| ディーマーについて自分でも調べる | 理解されている安心感がある |

「理解してほしい」だけじゃなくて、「こうしてもらえると嬉しい」まで伝えるのがコツよ。旦那さんも、どうしたらいいか分かれば動いてくれるから。
トドラー授乳・タンデム授乳でディーマーが辛い時の対処法
赤ちゃんの頃はなんとか乗り越えられても、子どもが大きくなるほど「なんで気持ち悪いの?」って感じるママも多いです。臨床検査技師の視点からその理由と対処法を整理します。
なぜトドラー授乳でディーマーが強く出るのか
「トドラー」とは、一般的に1歳〜3歳頃のよちよち歩きの子どものことを指します。大きい子への授乳でディーマーを強く感じる理由は、以下の3つです。
- 授乳期間が長いほど、自分の体の反応に気づきやすくなる
- 吸う力が強くなり、射乳反射がより明確に起こる
- 「もう大きいのに」という社会的プレッシャーがストレス要因になる
なお、「男の子だから気持ち悪い」「女の子だから気持ち悪い」という性別による医学的根拠はありません。性別関係なく、体質や状況によって起こります。
タンデム授乳がより辛くなる理由
「タンデム授乳」とは、上の子と下の子に同時に(または時期を重ねて)授乳を続けることです。ディーマーを持つママにとって辛くなる理由は以下の通り。
- 授乳回数が単純に増える=ディーマー発生回数も増える
- 上の子への授乳時に、特に強い不快感が出るという報告が多い
- 双子・年子の授乳でも同様の負担が起こりやすい
トドラー・タンデム授乳中のディーマー対処法4つ
- 段階的な卒乳を検討する
→ 辛ければ「夜だけ」「日中だけ」と部分的に卒乳するのも一つの選択です。 - 授乳中に気を紛らわせるアイテムを用意する
→ 好きな音楽、スマホ動画、冷たい飲み物など、意識をそらす”お供”が効果的。 - 授乳時間を短くする
→ トドラーなら言葉が通じるので、「3分だけね」とルールを作るのも有効。 - 罪悪感を手放す
→ 「大きい子への授乳が気持ち悪い=愛情不足」ではありません。体の反射です。

ママが笑顔でいることが、子どもにとって一番の栄養だよね。無理して授乳を続けるより、ママの心と体を優先してほしいな。
▼ミルク育児に関連する記事です。情報だけは心の隅に入れておいてください。


ディーマー対策5つ|授乳が辛い時のミルク育児という選択

ディーマーがホルモンのせいだって分かっても、やっぱり不快なものは不快だよね…。何か、少しでもその気持ちを和らげる方法ってないのかな?
はい、ディーマーを完全に「なくす」ことは難しいかもしれませんが、その不快感を少しでも和らげ、上手に付き合っていくための対策やヒントはいくつかあります。
- 【対策①】知識は最大の武器!「これはディーマーだ」と意識する
- 不快な感情が襲ってきた時に、「あ、今、ドーパミンが下がってるだけだ。これはディーマーだ。数分で収まる」と客観的に認識するだけで、パニックにならずに済み、心の負担が大きく軽減されます。
- 【対策②】気を紛らわせる!授乳のお供を用意する
- 授乳の直前に、好きな音楽を聴いたり、面白い動画を見たり、美味しいお菓子を一口食べたり、冷たい水を一杯飲んだり…。何か、自分の意識を不快感からそらすことができる「お供」を用意しておきましょう。
- 【対策③】心と体をリラックスさせる
- 深呼吸をする、肩の力を抜く、楽な姿勢で授乳する、アロマを焚くなど、自分がリラックスできる方法を見つけましょう。
- 【対策④】十分な休息と栄養を心がける
- 睡眠不足や栄養不足、ストレスは、ホルモンバランスをさらに乱れさせ、ディーマーの症状を悪化させる可能性があります。できる限り、休息をとり、バランスの良い食事を心がけましょう。

そして、私が一番伝えたいのは、「絶対に無理をしなくていい」っていうこと。どうしても授乳が辛い時は、母乳育児にこだわりすぎる必要なんて、全くないのよ。
- 【対策⑤】ミルクとの混合栄養に切り替える、という選択肢
- ディーマーは射乳反射のたびに起こるので、授乳回数を減らすことは、不快感を感じる回数を減らすことに直結します。
- 全ての授乳を母乳にしようと頑張りすぎず、一部をミルクに置き換える「混合栄養」を試してみるのも、ママの心と体を守るための、とても賢明で愛情深い選択です。
- 例えば、ディーマーの症状が出やすい夜間だけミルクにしたり、パパにお願いできる時間帯はミルクにしたりするだけでも、気持ちは大きく変わります。
- 「母乳じゃないと愛情が伝わらない」なんてことは、絶対にありません。ママが笑顔でいられることこそが、赤ちゃんにとって一番の栄養なのですから。

そうだよね。ミルク作りも、今はすごく便利なアイテムがあるんだ。例えば、ボタン一つでミルク作りが完了する「自動調乳機」。これがあれば、夜中のミルク作りの負担も劇的に減るし、パパももっと積極的にミルク作りを担当できるからね!
- 【ミルク育児の強力なサポーター】自動調乳機を検討してみる
- ミルク育児に切り替える、あるいは混合栄養にする上で、ミルク作りの手間が負担に感じることもあるかもしれません。そんな時は、自動調乳機(自動ミルクメーカー)という文明の利器に頼るのも一つの手です。
- 最近では、日本の厚生労働省が推奨する「70℃調乳」に対応した安全なモデルも登場しています。どの製品が良いか、それぞれのメリット・デメリットを比較した記事もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ディーマーの相談先|医師に理解されない時の対処法

私が一番つらかったのは、この不快な気持ちを誰にも理解してもらえなかったことかもしれないわ…。産婦人科の先生に話しても、なんだかピンと来てない感じだったし…。
そうなのです。非常に残念なことですが、D-MER(ディーマー)は、まだ医療従事者の間でも認知度が低いのが現状です。そのため、産婦人科や小児科の医師に相談しても、「産後のホルモンバランスの乱れですね」「マタニティブルーの一種でしょう」といった、一般的な回答しか得られないことも少なくありません。
もしあなたがディーマーで悩んでいて、専門的なアドバイスを求めるなら、
- 母乳育児に詳しい助産師さん
- IBCLC(国際認定ラクテーション・コンサルタント)
- 地域の保健師さん
- 同じ悩みを持つママたちのオンラインコミュニティや支援団体
などに相談してみることをおすすめします。
特に、母乳育児の専門家である助産師さんやIBCLCの中には、ディーマーに関する知識を持ち、具体的なアドバイスをしてくれる方が増えてきています。
決して一人で抱え込まず、あなたを理解し、サポートしてくれる専門家や仲間を探してみてください。
まとめ:ディーマー診断も使って、自分を優しくいたわって。

ディーマーって、本当に知られていないだけで、実は多くのママたちが経験してることなのかもしれないね。「自分のせいじゃない」って知るだけで、救われる人がたくさんいるはずだ。
今回は、簡単なディーマー診断を利用しつつ授乳中に起こる不快な感情「D-MER(ディーマー)」について、その原因から対策、そして相談先まで、詳しくご紹介しました。

【この記事の超重要ポイント!これだけは覚えて帰って!】
- ✅ 授乳中に「気持ち悪い」「イライラする」といった不快な感情が起こるのは、あなたのせいではなく、「D-MER(ディーマー)」というホルモンによる生理的な反射の可能性大!
- ✅ 原因は、母乳を作るためにドーパミンが急激に低下すること。愛情不足とは全く関係ありません。
- ✅ 「もしかして私も?」と思ったら、まずは【簡単無料ディーマー診断】でセルフチェックを。(※医学的な診断ではありません)
- ✅ 辛い時は、無理に母乳育児にこだわる必要は全くありません。ミルクとの混合栄養や、便利な自動調乳機などを活用して、ママの心と体を守ることも、素晴らしい愛情表現です。
- ✅ 旦那さんや家族にディーマーのことを話し、理解と協力を求めることが、乗り越えるための大きな一歩。
- ✅ 一人で悩まないで! ディーマーはまだ認知度が低いですが、母乳育児に詳しい助産師さんなど、相談できる専門家はいます。

もし、今、授乳が辛くて、自分を責めてしまっているママがいたら、伝えたいです。あなたは、一人じゃない。あなたは、何も悪くない。赤ちゃんを愛する気持ちと、この不快な感情は、全く別のものです。だから、どうか自分自身を、そして毎日頑張っているあなたの体を、優しくいたわってあげてくださいね。
この記事が、あなたの心の重荷を少しでも軽くし、「私だけじゃなかったんだ」という安心感に繋がることを、心から願っています。
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