3歳の息子を連れて、伊豆を3泊4日で回ってきました。火曜から金曜、まるごと平日です。
伊豆の子連れモデルコースは検索すればいくらでも出てきます。ただ、読んでいて足りないと思ったことがありました。施設は並んでいるのに、それをどの順番で、1日に何か所回れるのかが書いていない。

「おすすめ10選」を見ても、結局うちの子と何日で回れるのかが分からないのよね。

しかも伊豆は南北に長い。順番を間違えると移動だけで半日使う。
なので、この記事は回った順に書きます。施設間の距離と所要時間も入れます。
料金と営業時間は公式で裏を取った数字だけを載せてます。
そして実際に行ってみたら、4日のうち後半2日が雨になりました。そこも含めて、起きたとおりに書きます。
- 結論:10スポットを「また行く/行かない」で先に仕分けします
- 伊豆の地理と、3泊4日の行程|東海岸を南下します
- 1日目|伊東マリンタウン → 伊豆ぐらんぱる公園 → 東伊豆へ
- 2日目|熱川バナナワニ園 → 伊豆アニマルキングダム
- 3日目(雨)|iZOO → KawaZOO → 七滝茶屋
- 4日目|めんたいパーク伊豆 → 帰路
- 宿は2軒に分けました|性格の違う2つを選んだ理由
- 平日に行く価値|ただし施設の種別で効き方が違います
- 3泊4日でなくてもいい|2泊3日・1泊2日ならどこを削るか
- 伊豆の子連れ観光モデルコースのよくある質問
- 伊豆の子連れ観光モデルコース基本情報|10スポット早見表
- まとめ:行き先は「屋根」と「大人の取り分」で決まります
結論:10スポットを「また行く/行かない」で先に仕分けします
長い記事なので先に結論です。
また行きたい- 伊豆ぐらんぱる公園……無料の遊具だけで半日もちました。有料アトラクションも平日はほぼ並びません
- 伊豆アニマルキングダム……動物園と遊園地が1枚のチケットで両方。平日はほぼ無人でした
- アミ・ドローラ(河津・宿)……温泉プールが通年。この旅でいちばん子どもが疲れてくれた場所です
- 七滝茶屋……わさびが本当にすごい。大人の評価がいちばん高かった場所でもあります
条件つきでおすすめ
- 熱川バナナワニ園……見ごたえは十分。ただし歩く量が倍です
- iZOO・KawaZOO……未就学児向き。屋根があるので雨の日の受け皿になります
- 味湯海亭 福松荘(東伊豆・宿)……朝夕とも部屋食が子連れに効きます。ただし海は見るもので、下りるものではありません
- かねふく めんたいパーク伊豆……キッズスペースは広いのですが、混むと小さい子には厳しいです
期待しすぎないほうがいいところ
- 道の駅 伊東マリンタウン……食事の選択肢は多いです。ただし遊べるものは少ない
道の駅を最後に置きましたが、施設が悪いという話ではありません。「道の駅なら子どもが遊べるだろう」という前提で行くと落差がある、という話です。
行けなかった場所も書いておきます。伊豆市の自転車の国 サイクルスポーツセンターを行程に入れていましたが、雨のため取りやめました。屋外中心の施設なので、天候の条件が整う時期にあらためて行くつもりです。
伊豆の地理と、3泊4日の行程|東海岸を南下します

行程を決める前に、地理を押さえておくと迷いません。
伊豆は南北に長く、東海岸を下りながら回ります
今回の10スポットは、北から順にこう並んでいます。
伊東 → 伊豆高原 → 東伊豆(熱川・稲取・片瀬) → 河津 → (帰路)函南
この順に並んでいるので、上から下へ一方向に進めば、同じ道を戻る区間がほとんど発生しません。
ここで効いてくるのが宿の位置です。今回は宿も南下させました。1泊目を東伊豆の片瀬温泉、2泊目と3泊目を河津にしています。

宿を1か所に固定すると、南に行った日は必ず北へ戻ることになる。宿を動かすと、その戻りが消える。

荷ほどきは1回増えるけど、車に乗ってる時間はそのぶん減るのよね。
子連れで宿を替えるのは荷物のまとめ直しが発生するので、基本は避けたいところです。それでも今回は替えました。移動時間の削減と、性格の違う2軒を試すことの両方が理由です(宿の話は後述します)。
半日かかる施設が3つあります
行程を組むうえで、これがいちばん効く制約でした。
半日級の施設が3つあります。
- 伊豆ぐらんぱる公園
- 熱川バナナワニ園(本園と分園を両方)
- 伊豆アニマルキングダム
この3つは、どれもきちんと回ると半日近くかかります。 つまり1日に2つが上限です。
3つを1日に詰め込む行程は、大人だけなら可能かもしれませんが、未就学児を連れていると成立しません。

この3つのうち2つで1日が埋まる、と考えて枠を切るのがいちばん現実的だった。
実際に回った3泊4日
距離と所要時間は経路の距離からの概算です。当日の混雑によって前後します。
1日目(晴れ)
| 場所 | 移動 | |
|---|---|---|
| 昼 | 道の駅 伊東マリンタウン(昼食) | — |
| 午後 | 伊豆ぐらんぱる公園 | 車で約25分・約13km |
| 夕方 | 味湯海亭 福松荘(東伊豆・片瀬温泉)にチェックイン | 車で約35分・約22km |

2日目(晴れ)
| 場所 | 移動 | |
|---|---|---|
| 午前 | 熱川バナナワニ園(本園・分園) | 車で約8分・約3km |
| 午後 | 伊豆アニマルキングダム(稲取) | 車で約15分・約8km |
| 夕方 | アミ・ドローラ(河津)にチェックイン。夜は温泉プール | 車で約20分・約11km |

3日目(雨)
| 場所 | 移動 | |
|---|---|---|
| 午前 | iZOO | 車で約10分・約4km |
| 午後 | KawaZOO → 七滝茶屋 | 車で約20分・約11km/七滝茶屋は隣接 |
| 夜 | 同じ宿に連泊。雨のためプールには入らず岩盤浴へ | — |
4日目(雨)
| 場所 | 移動 | |
|---|---|---|
| 午前 | かねふく めんたいパーク伊豆(函南町) | 車で約1時間30分・約60km |
| 午後 | 帰路 | — |
屋外の施設を前半に寄せた結果、雨に救われました
これは偶然でしたが、結果的に助かりました。
ぐらんぱる公園もアニマルキングダムも雨だと価値が半分以下になる施設です。もし3日目にどちらかを予定していたら、丸ごと潰れていました。
雨の日にどう組み替えるかは、それだけで長くなるので別の記事にまとめています。

1日目|伊東マリンタウン → 伊豆ぐらんぱる公園 → 東伊豆へ
八王子から熱海ビーチライン経由で伊東へ。まず昼食です。
道の駅 伊東マリンタウン 寿司屋まるす

国道135号沿いの道の駅です。マリンタウン内の寿司店で昼食にしました。
飲食店が多いのが特徴です。平日は概ね入店できましたが、休業日の店もあるので、目当ての店があるなら先に確認してください。
一方で、子どもが遊べる設備は多くありません。 玩具などの物販も限定的でした。ここは期待の調整が要ります。
ただ、遊覧船(半潜水式の「ゆーみんフック」と「はるひら丸イルカ号」の2種類)もあります。今回は存在を知ったのが訪問後で乗れませんでしたが、45分ほどのクルーズなので、次回はここを目的に改めて訪れて、別記事にする予定です。
駐車場は無料で296台。授乳室があります。日帰り温泉が朝5時から入れるので、そこは使い道があるかもしれません。
注意点は、営業時間が店ごとに違うことです。お土産店、レストラン、日帰り温泉、足湯で、開いている時間がそれぞれ別々でした。

伊豆ぐらんぱる公園(車で約25分・約13km)

伊豆高原にある、広い屋外型のレジャー施設です。ここで午後をまるごと使いました。
驚いたのは無料遊具の充実ぶりです。長いすべり台、大型のバルーンを登る遊具など、有料アトラクションに乗らなくても半日もちました。

入園料だけでこれだけ遊べるとは思っていなかった。有料エリアに行く前に満足してしまった。
低年齢から使える作りになっているのも良かった点です。3歳でも遊べるものがはっきりありました。そして動く恐竜の展示が多く、恐竜好きの子には刺さります。
平日は有料アトラクションもほぼ待ち時間がなく、おもしろ自転車は貸し切りに近い状態で乗れました。


誰も並んでないから「もう一周する?」が何回でもできるのよね。
料金は曜日で変わります。
| 区分 | 平日 | 土日祝・シーズン |
|---|---|---|
| 大人(中学生以上) | 1,600円 | 1,700円 |
| 小学生 | 1,000円 | 1,100円 |
| 幼児(4歳以上) | 500円 | 500円 |
※4歳未満は入園料の対象外です
注意点は、アトラクションは別料金だということ。プリペイドカードは2,000円分が1,800円、3,000円分が2,600円です。何回か乗るなら先に買うほうが得です。

そして最大の弱点は、ほぼ全部が屋外であること。雨と真夏の高温にはかなり弱い施設です。
東伊豆へ(車で約35分・約22km)
1泊目は東伊豆の片瀬温泉、味湯海亭 福松荘です。朝夕とも部屋食の宿で、この日は夕食まで部屋で過ごしました。
宿の詳細は単独記事にまとめています。

2日目|熱川バナナワニ園 → 伊豆アニマルキングダム
半日級を2つ入れた日です。ここが今回いちばん密度の高い1日でした。
熱川バナナワニ園(車で約8分・約3km)

伊豆熱川駅から徒歩1分。宿からは車ですぐです。
まず覚悟しておきたいのが規模です。ここは本園と分園に分かれています。本園にワニ園と熱帯植物園があり、約500m離れた分園に果樹園とニシレッサーパンダがいます。両者は無料の送迎バスで移動できます。
問題は歩く量です。屋外を歩く区間が長く、両方をきちんと回るとかなりの時間になります。

荷物が多い日はきつい。ベビーカーや抱っこ紐がある日は、回る順番を先に決めたほうがいい。
名前からワニ園だと思って行きましたが、実際はもっと幅がありました。アマゾンマナティーは日本でここだけの展示です。そして熱帯植物園が併設されていて、珍しい植物を種名のプレート付きで見られます。

大人が普通に楽しめる場所です。 ここは後で効いてきます。
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 大人 | 2,000円 |
| 子ども(4歳〜小学生) | 1,000円 |
| 4歳未満 | 無料 |
料金は本園・分園の共通です。営業は9時から17時(最終入園16時30分)、年中無休。駐車場は無料で150台あります。
公式サイトにはニシレッサーパンダの食事時間が午前9時からと午後3時からと記載されています。時刻は変わる可能性があるので当日に確認してください。
伊豆アニマルキングダム(車で約15分・約8km)

稲取にあります。イメージとしては遊園地と動物園が一体になった施設です。
動物ゾーンでは、ホワイトタイガーなどへの餌やりができるほか、広い区画にいる動物たちを歩きながら見ていきます。柵越しに眺めるだけの動物園とは体験が違います。

動物との距離が近い。子どもの目線でも「見えない」がほとんど起きなかった。
園内の小高い場所にはメリーゴーランドやスカイウォークがあり、ここが遊園地パートです。平日は来場者がほとんどいませんでした。 貸し切りに近い状態で、好きなものに好きなだけ乗れます。
設備に古さはありますが、スカイウォークは相応のスリルがあって面白かったです。
そしていちばん子どもの反応が大きかったのがプレイゾーンでした。動く恐竜が多数配置されているエリアです。


ぐらんぱる公園でも恐竜を見たのに、こっちでも同じくらいテンションが上がってたのよね。
乗り物は入園料と別で、スカイジェット500円、大観覧車500円、メリーゴーランド300円などです。
入園料は4段階のシーズン制です。

| 区分 | Aシーズン | Bシーズン | Cシーズン | Dシーズン |
|---|---|---|---|---|
| 大人(中学生以上) | 2,600円 | 2,800円 | 3,000円 | 3,200円 |
| 子供(4歳〜小学生) | 1,300円 | 1,400円 | 1,500円 | 1,600円 |
※年間パスポートは大人8,000円・子供4,000円
大人で600円の幅があります。私たちが行った2026年4月下旬は、大人2,600円のAシーズンでした。
ただし、どの時期がどのシーズンにあたるかは公式サイトで確認してから出かけてください。 この記事を書いている時点で、シーズン区分の期間・営業時間・休園日・駐車場料金を公式ページ上で確認できませんでした。分からなかったので推測では書きません。
河津へ(車で約20分・約11km)
2泊目と3泊目は河津のアミ・ドローラです。温泉プールのある宿で、この日は夜にプールへ入りました。

3日目(雨)|iZOO → KawaZOO → 七滝茶屋
朝、雨音で目が覚めました。この日と翌日が雨です。
前日までに「屋根のある施設」を確認していたので、行き先をそのまま切り替えました。

当日から調べ始めていたら詰んでいた。前の日に決めてあったから入れ替えるだけで済んだ。
iZOO(車で約10分・約4km)
宿から近く、雨の日の第一候補でした。
iZOOは動物園としては小規模な施設です。ただ、子どもが好む小型の動物が多いので、未就学児にはむしろこの規模がちょうどよく感じました。
そして屋根があるため雨天でも回れます。この日の決め手はこれでした。
ここでしかできない体験もあります。ゾウガメ牧場に入るには入場料が1,000円かかりますが、そこで本物のゾウガメに乗って写真を撮れます。


カメの背中に子どもが乗ってる写真、あとから何回も見返してる。
リクガメには餌をやることもできます。餌になる根菜が300円でした。
注意点は、館内は階段と坂が多いことです。ベビーカーより抱っこ紐のほうが向いているかもしれません。
KawaZOO(車で約20分・約11km)
河津にある、名前のとおりカエル専門の施設です。

色彩の鮮やかな種類もいるので、カエルが苦手でなければ楽しめます。逆に言うと、苦手な人にはまったく向きません。ここは正直に書いておきます。
KawaZOOは10時開館で、他の施設より遅いです。閉館も16時30分(最終入園16時)と早めなので、先にiZOOへ行って午後にKawaZOOへ回す動線になります。今回もそうしました。
| 区分 | iZOO単独 | KawaZOO単独 | 共通券(2日間有効) |
|---|---|---|---|
| 大人(中学生以上) | 2,500円 | 1,000円 | 2,500円 |
| 小人(小学生) | 1,500円 | 500円 | 1,500円 |
| 幼児(未就学児) | 無料 | 無料 | 無料 |
共通券の金額がiZOO単独と同じです。両方に行くならKawaZOOが実質無料になります。片方だけのつもりでも共通券を買って損はありません。
七滝茶屋(隣接)
KawaZOOと七滝茶屋はすぐ近くです。どちらも河津町梨本で、番地レベルで隣接しています。セットで組むのが自然でした。
いちごのパフェで知られる店ですが、正直に書きます。今回はいちごの季節ではなかったので、出てきたのはクラッシュしたいちごのパフェでした。量は多いのですが、特筆する味ではありませんでした。
ところが、わさびが絶品でした。
その場で自分ですりおろす生わさびが付いてきます。こんなに美味しいわさびがあるのか、と感じるレベルでした。辛味があるので子どもには向きませんが、大人の分として頼む価値は十分あります。

目当てのパフェではなく、付け合わせのわさびで記憶に残った。こういうことがあるから現地に行く意味がある。
営業は10時から17時(ラストオーダー16時30分)、不定休で予約は受け付けていません。駐車場は20台で無料です。不定休なので、行く前に電話で確認するのが確実です。

4日目|めんたいパーク伊豆 → 帰路

最終日も雨でした。東京へ戻る途中、伊豆半島の入口にあたる函南町に寄りました。
かねふく めんたいパーク伊豆(車で約1時間30分・約60km)
入場は無料です。2階がキッズスペースになっていて、富士山を模した山型の遊具や大型のブロックがあり、面積は広く取られています。

ただし、この日は金曜日でかなり混雑していました。結局ほとんど遊べないまま、早めに切り上げて帰路につきました。
しかもこれは伊豆に限った話ではありません。同じ系列のめんたいパークを大洗でも取材していますが、そちらも金曜日に同様の混雑でした。

入場無料の施設は平日でも混む。ここは事前に読めていなかった。

しかも2階のキッズスペースには係員さんが常駐してないの。人数が多いと小さい子は年上の子に押されちゃう。
もうひとつ。キッズコーナーは早く終わります。平日は16時30分まで、土日祝は17時までで、閉館時刻より早いです。
営業は平日9時30分から17時30分、土日祝は9時から18時。年中無休です。
宿は2軒に分けました|性格の違う2つを選んだ理由
子連れで宿を替えるのは面倒です。それでも今回は分けました。理由は2つあります。
ひとつは前述の動線です。宿も南下させると、同じ道を戻る区間が消えます。
もうひとつは、性格の違う2軒を試したかったからです。
| 味湯海亭 福松荘 | アミ・ドローラ | |
|---|---|---|
| エリア | 東伊豆・片瀬温泉 | 河津 |
| 型 | 昔ながらの温泉旅館 | 温泉プールのあるリゾート |
| 効いたこと | 朝夕とも部屋食 | 温泉プールが通年 |
| 子連れの利点 | 食事の時間が崩れない | 子どもが疲れて早く寝る |
| 雨のとき | 部屋食なので影響なし | プールは屋外で入れない |
結果として、これは正解でした。3日目が雨になったとき、プールのある宿に連泊していたことが効いたからです。プールには入れませんでしたが、岩盤浴がありました。

同じ宿に3泊するより荷ほどきは大変だったけどね。でも雨の夜に、あの宿にいてよかったと思った。
どちらを選ぶかは目的で分かれます。食事の時間をゆっくり楽しみたいなら福松荘、子どもを遊ばせて疲れさせたいならアミ・ドローラです。
2軒とも単独記事にまとめてあります。


平日に行く価値|ただし施設の種別で効き方が違います
今回いちばんはっきりしたのが、これでした。
「平日は空いている」は、一律には成り立ちません。 施設の種別で分かれました。
平日の効果が大だった施設
- 伊豆ぐらんぱる公園……有料アトラクションがほぼ待ち時間なし。おもしろ自転車は貸し切りに近い状態
- 伊豆アニマルキングダム……遊園地エリアに来場者がほとんどいない。好きな乗り物に好きなだけ乗れる
平日でも混んだ施設
- かねふく めんたいパーク伊豆……金曜日でかなりの人。ほとんど遊べませんでした

有料のテーマ施設ほど平日の効果が大きく、入場無料の施設ほど平日でも混む。今回の範囲ではその傾向がはっきり出た。
理屈を考えると納得できます。有料の施設は、料金がそのまま来場者のふるいになります。 平日にわざわざ2,600円を払って来る人は多くない。一方で入場無料の施設は、ふるいが無いので、近所の家族連れが平日でも普通に来ます。
つまり、平日に休みを取れるなら、有料施設に当てるのがいちばん効きます。無料の施設は平日でも混む前提で、時間に余裕を持って行くほうがいいです。
有料のテーマ施設は、待ち時間がゼロになるだけで体験そのものが変わります。 「1回乗って終わり」が「気が済むまで乗る」になるので、同じ入園料の価値がまったく違ってきます。
3泊4日でなくてもいい|2泊3日・1泊2日ならどこを削るか
3泊4日は、子連れの旅行としては長いほうです。短くする場合をまとめておきます。
2泊3日にするなら|削るのは3日目です
河津のセット(iZOO・KawaZOO・七滝茶屋)を外します。
理由は、河津がいちばん南にあるからです。ここを外すと移動距離が大きく減り、伊東から東伊豆までで完結します。
行程はこうなります。
- 1日目:伊東マリンタウン → 伊豆ぐらんぱる公園 → 東伊豆泊
- 2日目:熱川バナナワニ園 → 伊豆アニマルキングダム → 東伊豆泊
- 3日目:めんたいパーク伊豆 → 帰路
ただしトレードオフがあります。河津を外すと、雨の日の逃げ場が消えます。 屋根のある施設はiZOOとKawaZOOに集中しているからです。
2泊3日にするなら、天気予報を見てから日程を決められることが条件になります。
1泊2日にするなら|伊豆高原と東伊豆で完結させます
半日級を1日1つに落とします。
- 1日目:伊豆ぐらんぱる公園 → 東伊豆泊
- 2日目:伊豆アニマルキングダム → 帰路
ぐらんぱる公園とアニマルキングダムの2つだけです。この2つは今回いちばん評価が高かった施設なので、1泊2日でも満足度は高く保てます。
ただしどちらも屋外中心なので、雨だと厳しくなります。
3泊4日にしてよかったのは、1日潰れても取り返せたことです
実際に後半2日が雨でした。それでも旅行として成立したのは、前半2日で屋外の施設を消化できていたからです。

日数の価値は「多く回れる」ことじゃなくて、「壊れても戻せる」ことだった。

2泊3日であの雨に当たってたら、たぶん半分は車の中だったわよね。
伊豆は施設の密度が高いので、詰め込もうと思えば詰め込めます。ただ、予備日を1日持っておくほうが、結果として満足度が高くなるというのが今回の実感でした。
伊豆の子連れ観光モデルコースのよくある質問

何歳から楽しめますか
未就学児から十分に楽しめます。今回は3歳で回りました。
特に3歳前後に向いていたのは、ぐらんぱる公園の無料遊具エリアと、iZOOの小型の動物たちです。逆にアニマルキングダムの遊園地エリアは、乗り物によって年齢や身長の条件があるので事前に公式で確認してください。
料金面では、ぐらんぱる公園が4歳から、バナナワニ園とアニマルキングダムが4歳からの有料です。3歳までなら料金面のメリットも大きいです。
何日あれば回れますか
主要施設だけなら2泊3日でも組めます。 ただし、ぐらんぱる公園・アニマルキングダム・バナナワニ園はそれぞれ半日近くかかるので、1日2つが上限です。
3泊4日にした最大のメリットは、雨で1日潰れても取り返せることでした。
車は必要ですか
あったほうが確実に楽です。
伊豆急行線沿いなら電車でも回れます。熱川バナナワニ園は伊豆熱川駅から徒歩1分ですし、福松荘は駅からの送迎があります。ただ、河津の内陸側にあるiZOO、KawaZOO、七滝茶屋まで含めるなら車が現実的です。iZOOとKawaZOOの間も車で約20分あります。
1日に何か所回れますか
半日級を2つが上限です。今回の2日目がその形(バナナワニ園+アニマルキングダム)で、これがちょうどよい密度でした。
小さい施設や立ち寄りを混ぜるなら3か所も可能です。3日目のiZOO・KawaZOO・七滝茶屋がその組み合わせで、七滝茶屋は食事なので実質2か所ぶんです。
雨だったらどこに行けばいいですか
河津に寄せてください。iZOO、KawaZOO、七滝茶屋が近くにまとまっています。iZOOとKawaZOOには共通券があり、2日間有効です。
帰り道に余裕があるなら、函南町のめんたいパーク伊豆も完全屋内で入場無料です。組み替え方の詳細は別記事にまとめています。
宿はどちらを選べばいいですか
目的で分かれます。食事と静かさを重視するなら福松荘、子どもを遊ばせて疲れさせたいならアミ・ドローラです。詳しくは各記事をご覧ください。
平日に行けば空いていますか
施設によります。 有料のテーマ施設(ぐらんぱる公園・アニマルキングダム)は平日の効果が非常に大きい一方、入場無料のめんたいパーク伊豆は金曜でもかなり混んでいました。
伊豆の子連れ観光モデルコース基本情報|10スポット早見表

| 施設 | エリア | 料金(大人/子ども) | 営業時間 | 屋根 |
|---|---|---|---|---|
| 道の駅 伊東マリンタウン | 伊東 | 無料 | 店舗ごとに異なる | ○ |
| 伊豆ぐらんぱる公園 | 伊豆高原 | 平日1,600/小学生1,000・幼児500 | 公式カレンダー要確認 | × |
| 味湯海亭 福松荘 | 東伊豆・片瀬温泉 | 宿泊 | IN15:00〜19:00/OUT10:00 | △ |
| 熱川バナナワニ園 | 東伊豆・熱川 | 2,000/1,000(4歳未満無料) | 9:00〜17:00(最終16:30) | ○ |
| 伊豆アニマルキングダム | 東伊豆・稲取 | 2,600〜3,200/1,300〜1,600 | 公式要確認 | × |
| Amis Droles アミ・ドローラ | 河津 | 宿泊・日帰り可 | 日帰り浴場12:00〜16:00 | △ |
| iZOO | 河津 | 2,500/1,500(未就学児無料) | 要確認 | ◎ |
| KawaZOO | 河津・梨本 | 1,000/500(未就学児無料) | 10:00〜16:30(最終16:00) | ◎ |
| 七滝茶屋 | 河津・梨本 | 飲食 | 10:00〜17:00(LO16:30)不定休 | ○ |
| かねふく めんたいパーク伊豆 | 函南 | 入場無料 | 平日9:30〜17:30/土日祝9:00〜18:00 | ◎ |
※屋根の◎○△×は実際に回っての判定です。詳しい根拠と雨天時の組み替え方は別記事にまとめています
まとめ:行き先は「屋根」と「大人の取り分」で決まります

3泊4日で10か所を回って、行程を組むときに効いた基準は3つでした。
ひとつめ。半日級は1日2つまで。ぐらんぱる公園・バナナワニ園・アニマルキングダムの3つがこれにあたります。ここを守るだけで、行程が現実的な密度になります。
ふたつめ。屋根の有無を先に把握すること。伊豆は屋外型と屋内型がエリアごとにきれいに分かれています。雨なら河津、晴れなら伊豆高原と稲取。 この対応が頭に入っていれば、当日の朝に雨音で起きても慌てずに済みます。
みっつめ。平日は有料施設に当てること。有料のテーマ施設は待ち時間がゼロになるだけで体験が変わります。ただし入場無料の施設は平日でも混むので、一律には考えないでください。

今回いちばん助かったのは、前の日のうちに「雨だったらここ」を決めてあったこと。

天気は選べないけれど、備えは選べる。そこの差が全部だった。
もうひとつ、今回同行した祖父母世代から出てきた基準がありました。行き先は「子ども向けかどうか」ではなく「大人にも取り分があるか」で選ぶというものです。バナナワニ園の熱帯植物園も、七滝茶屋のわさびも、子ども向けに全振りしていないから効きました。この話は別の記事にまとめています。
伊豆は施設の密度が高く、車があれば1日に2〜3か所を無理なく回れるエリアです。晴れと雨で行き先を入れ替える前提で組んでおけば、天気に旅程を壊されることはありません。

これから伊豆に行く方の、行き先を決める材料になればうれしいです。





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