「赤ちゃんのおもちゃといえば、ルーピング(ビーズコースター)ってよく聞くけど…」
「正直、本当に必要? いらないんじゃないかな…?」
「場所取るし、すぐ飽きちゃいそう…」
「もっと他によい知育玩具があるのでは?」
こんにちは!2歳の息子を持つ30代パパ、「いろパパ」です。
出産祝いの定番だったり、児童館や小児科の待合室にしれっと置いてあったりする、カラフルなワイヤーとビーズがくねくねしたあのおもちゃ、「ルーピング」。

「知育に良い」とは聞くけれど、いざ自分の子供のために買うとなると、「これ、本当にいるのかな…?」と疑問に思うこと、ありませんか? その気持ち、すごくよく分かります!
…というのも、何を隠そうこの僕も、「いらない派」の気持ちに激しく共感しつつも、実は…
ボーネルンドのルーピング、買っちゃった派なんです(笑)。
そう、あの場所を取ることで有名な(?)定番おもちゃを、我が家にお迎えしてしまったのです。この記事は、かつての僕のように、
- ルーピングの購入を迷っている
- 「ルーピング、いらないかも」と感じている
- ルーピングを実際に使ってみたリアルな感想(メリットと後悔!)を知りたい
- ルーピングの代わりになるおもちゃも知りたい
そんなあなたに向けて、実際にボーネルンドのルーピングを購入し、使ってみた経験を踏まえながら、そのメリット、そして正直な後悔や失敗談、さらには代替となるおもちゃまで、包み隠さずお話しします!
「定番だから」と勢いでポチる前に、ぜひ「買った派」のリアルな声を参考にしてみてください!
知育効果は確かに魅力的!ルーピングが定番たる所以
まず、なぜ我が家も購入を検討するに至ったのか、そして長年定番であり続ける理由、ルーピングに期待される知育効果をおさらいしましょう。
- 指先の器用さ(巧緻性)UP: ビーズをつまむ、押す、カーブに沿って動かす…これらの動作が指先の細かなコントロール能力を育てます。
- 目と手の協応: ビーズを目で追いながら、意図した通りに手を動かす練習になります。
- 追視能力・集中力: ワイヤー上のビーズの動きをじっと目で追うことで、動体視力や集中力が養われます。
- 色や形の認識: カラフルなビーズや立体的なワイヤーは、色や形への興味を引き出します。
- 原因と結果の理解: 「こう動かせば、こう進む」というシンプルな因果関係を繰り返し体験できます。

確かに、こう見ると魅力的なんだよね。シンプルだけど、乳幼児期に必要な要素が詰まっている感じがする。

そうなのよ。だから「知育に良い」って言われるのよね。特にボーネルンドのルーピングは、デザインもおしゃれで質も良いと評判だったから、余計に気になっていたのよね。
(ちなみに、ボーネルンド社のルーピングは現在、残念ながら販売終了となっています。その理由や代替品については、こちらの記事で詳しく解説しています。)


それでもよぎる「いらないかも…」購入を躊躇させるリアルな懸念点
魅力的な効果は理解しつつも、購入に二の足を踏んでしまう…それには、やはり無視できない理由がありますよね。購入前の僕も、まさにこれらの点で悩んでいました。
- 【最大の壁】デカい!とにかく場所を取る!収納は絶望的!
これ、本当に深刻な問題です。特にボーネルンドのしっかりしたタイプは、想像以上に存在感があります。畳めない、分解できない。リビングに鎮座するその姿は、もはや家具レベル。狭い日本の住宅事情には優しくない…! - 【期間限定?】遊ぶ期間は意外と短い…?
1歳前後の、指先を使い始める時期には夢中になる子が多いですが、成長して他の複雑なおもちゃに興味が移ると、あっという間に遊ばなくなる可能性も。「高かったのに、もう使わないの…?」という悲劇は避けたいところ。 - 【個人差大!】そもそもハマらない子もいるという現実
残念ながら、すべての子がルーピングを好きになるとは限りません。せっかく買っても、全然興味を示さず、ただのオブジェと化す…という可能性も十分にあります。 - 【お値段問題】良質なものは結構お高い…
特に品質の良い木製のものや、有名ブランド品は、数千円から1万円を超えることも。短い期間しか使わないかもしれないと考えると、コスパ的にどうなのか…と悩んでしまいます。

そうなんだよ…。特に場所問題!「これ置いたら、他のものが置けないじゃん…」って、購入前に何度もメジャーで測ったりしたなぁ(笑)。

飽きる問題もねぇ…。高価なおもちゃほど、使われなくなった時の精神的ダメージが大きいわよね。
【我が家の体験談】購入の決め手は「児童館での食いつき」だった!
そんな懸念を抱えつつも、なぜ我が家はボーネルンドのルーピング購入に踏み切ったのか?
それは、近所の児童館や子育て支援センターでの息子の反応が決め手でした。

正直、家で買うのは躊躇してたんだけど、児童館に行くと、息子が真っ先にルーピングに駆け寄って、それはもう夢中になって遊んでいたんだよね。

そうなのよ!他の子がいてもお構いなしで、ずーっとビーズをカチャカチャ動かしてて。あんなに集中している姿を見たら、「あ、この子には合ってるのかも?」って思ったのよね。
家に置くスペース問題は依然としてありましたが、「こんなに好きなら、きっと家でも遊んでくれるはず!」「この子の集中力を伸ばしてあげたい!」という気持ちが勝り、当時人気だったボーネルンド製(品質への期待も込めて)の購入を決意しました。
もし購入を迷っているなら、まずはお近くの児童館や支援センター、おもちゃ売り場のサンプルなどで、お子さんがルーピングにどんな反応を示すか試してみることを強く、強くおすすめします! そこで全く興味を示さないようなら、無理に購入する必要はないかもしれません。
買って実感!ルーピングの確かなメリット(特にハマった時期は最高!)
そして、実際に我が家にお迎えしたボーネルンドのルーピング。心配をよそに、息子は期待通り、それはもう見事にハマりました!(特に1歳~2歳前半)

- 驚くほどの集中力!: 他のおもちゃにはない集中力で、黙々とビーズを動かし続けていました。テレビの音も耳に入らないくらい没頭している姿は、親として嬉しい驚きでした。
- 指先の成長を実感!: 最初はうまく掴めなかったビーズを、だんだんスムーズに、そして複雑なカーブも上手に動かせるようになっていく過程は、目に見える成長として感動しました。
- 遊びながら学んでる感: 色の名前を覚えたり、「こっちだよ」「上だよ」といった方向や位置を示す言葉の理解にも繋がった気がします。
- 木の質感とデザイン: ボーネルンド製ということもあり、木の質感は滑らかで、デザインも美しく、リビングに置いてあっても素敵でした。(大きいけど…!)

あの集中力はすごかったなぁ。他のことでは見られないくらい、真剣な目でビーズを追ってた。指先も器用になったと思うし、買って良かったな、とこの時期は心から思ってたよ。
【正直な後悔】そして訪れる現実…デカい!邪魔!飽きる!
しかし、良いことばかりではありませんでした…。購入前に懸念していた問題が、やはり現実のものとして立ちはだかったのです。
- 【後悔①】やっぱりデカい!存在感がすごい!: 分かってはいたけれど、やっぱり大きい! 我が家の決して広くないリビングで、常に一定のスペースを占拠するルーピング様。掃除機をかける時、来客時…正直、「ちょっと邪魔だな…」と思ってしまう瞬間は多々ありました。
- 【後悔②】収納場所?そんなものはない!: 畳めない、分解できない。使わない時にどこかにしまっておく、という選択肢がほぼない。結局、出しっぱなしにするしかなく、部屋がごちゃつく一因に…。
- 【後悔③】熱しやすく冷めやすい…飽きる時期は必ず来る: あれほど夢中だった息子も、2歳半を過ぎ、もっと複雑なブロックやごっこ遊びに興味が移ると、ルーピングに触れる時間は激減しました。気づけば部屋の隅で、静かにホコリをかぶっている…。「あんなに高かったのに…もう遊ばないの…?」と、胸がチクッと痛む瞬間。(メルカリ行きか…?)

そうなのよねぇ…。夢中で遊んでくれた期間は確かにあったんだけど、それが永遠に続くわけじゃないのよね。あの大きさで使われなくなると、本当にただの大きな置物になっちゃうのよ…。

正直、「あの時、児童館だけで満足しておけば良かったかな…」なんて思ったりもした(笑)。いや、成長を感じられたから後悔はしてない…けど、収納問題だけはどうにもならなかったな…。
【結論】ルーピング購入、我が家は後悔?満足?最終的な評価は…
では、結局ルーピングを買って後悔したのか?と聞かれると…
答えは、「半分YESで、半分NO」です。
- 満足(買ってよかった点): 息子が夢中になって遊び、集中力や指先の器用さが育つ様子を間近で見られたこと。品質の良い木のおもちゃに触れさせられたこと。
- 後悔(買わなくてもよかったかも点): やはり場所を取ること、遊ぶ期間が限定的だったこと。そして、その効果は他のコンパクトなおもちゃでも代替できたかもしれないと感じること。
つまり、製品自体は良いものだったけれど、我が家の環境や、長期的なコスパを考えると、手放しで「絶対に買うべき!」とは言えない、というのが正直な結論です。
だからこそ!購入前に「試す」ことの重要性
我が家の経験からも言えるのは、ルーピング購入を検討するなら、
① まずは児童館などで子供の反応を試す!
② それでも欲しければ、収納場所と「飽きる可能性」を覚悟の上で購入する!
この2ステップが非常に重要だということです。
特に、かつての定番だったボーネルンド製のルーピングが現在入手困難になっている状況を考えると、他のメーカーのものを選ぶにしても、いきなり高価なものを購入するのはリスクがあります。
まずは公共の場で試してみて、「うちの子、他の子を差し置いてでもルーピングに食いついてる!」くらいの熱中度が見られたら、購入を具体的に検討する、というのが後悔しないための賢い方法だと思います。
ルーピングがなくても大丈夫!代替おすすめ知育玩具3選
そして、「試してみたけど、うちの子はそこまでハマらなかった…」「やっぱり場所を取るのがネック…」という方へ。大丈夫です!ルーピングがなくても、子供の指先や集中力を育む素晴らしいおもちゃはたくさんあります!
【代替案1】指先の先生!「型はめパズル」や「ペグ差し」

期待できる効果:
- 指先の巧緻性(つまむ、はめる、ねじる等の多様な動き)
- 形や色の認識
- 集中力
- 問題解決能力(「どの穴にはまるかな?」と考える)
- 達成感(うまくはまった時の喜び!)
ルーピングとの違い・メリット:
- 様々な形や素材があり、バリエーション豊か。
- 「完成させる」という目的があるので、達成感を得やすい。
- 比較的コンパクトで収納しやすいものが多い。
- 思考力をより使う要素がある。

なるほど!型はめとかペグ差しなら、ルーピングと同じように指先をすごく使うし、形を合わせるために頭も使うね。しかも、ルーピングほど場所を取らない!これは良い代替案かも!
【代替案2】創造力の宇宙!「積み木」や「ブロック」(大きめ推奨)

期待できる効果:
- 指先の巧緻性(掴む、積む、はめる)
- バランス感覚
- 空間認識能力(立体的に物事を捉える力)
- 創造力・想像力(自由な発想で作る楽しさ)
- 集中力
ルーピングとの違い・メリット:
- 決まった遊び方がなく、自由な発想で無限に遊べる。
- 年齢が上がっても、遊び方を発展させて長く使える。
- 創造性や空間認識能力を特に刺激する。
- ルーピングよりもダイナミックな遊びができる。

積み木やブロックも、指先を使う基本は同じよね。それに加えて、自分で何かを作り出すっていう創造性を育めるのが大きな魅力だわ。長く使えるのも嬉しいポイントね。
【代替案3】五感を刺激!「指先を使う仕掛け絵本」

期待できる効果:
- 指先の巧緻性(めくる、つまむ、ひっぱる、押すなど多様な動き)
- 好奇心を引き出す
- 言葉の発達(読み聞かせと連動)
- 集中力
- 親子コミュニケーションの促進
ルーピングとの違い・メリット:
- 物語性があり、言葉や数を学ぶきっかけにもなる。
- 親子のコミュニケーションツールとして最適。
- 場所を取らず、持ち運びも簡単。
- 様々なテーマや仕掛けがあり、子供の興味を引きつけやすい。

仕掛け絵本か!これも指先をたくさん使うよね。しかも、読み聞かせと一緒に楽しめるから、言葉の刺激にもなるし、親子の時間も豊かになる。これは良いアイデアだ!
このように、ルーピングで期待される効果の多くは、他のタイプのおもちゃでも十分に育むことができます。むしろ、これらの代替玩具の方が、より多様なスキルを伸ばしたり、長く使えたり、収納しやすかったりするメリットがあるとも言えるでしょう。
これらの代替案も視野に入れながら、お子さんに一番合ったおもちゃを選んであげてくださいね。
まとめ:必須じゃないけど、ハマれば最高!焦らず子供の「好き」を見極めよう
今回は、「ルーピング、いらない?」という疑問に対し、「買った派」のリアルな体験談を交えながらお話ししました。
【この記事のポイント】
- ルーピングには確かに知育効果があるが、場所を取る、飽きやすいなどのデメリットも大きい。
- 購入を迷ったら、まずは児童館などで子供の反応を試すのが鉄則!
- もし購入するなら、収納場所と「いつか飽きる日」を覚悟の上で!
- ボーネルンド製は販売終了。代替品選びも慎重に。(関連記事参照)
- ルーピングがなくても、代替となる優れた知育玩具はたくさんある!
- 結論:ルーピングは「必須アイテム」ではない!

我が家は買って良かった時期もあったけど、手放しでおすすめはしないかな。やっぱり、子供の興味と家のスペース次第!まずは「お試し」から、が絶対おすすめ!

そうね。定番だからと焦って買う必要はないわ。色々なおもちゃに触れさせてあげて、その子にとって一番「楽しい!」と思えるものを見つけてあげるのが、親として一番嬉しいことかもしれないわね。
この記事が、あなたの「ルーピング、いる?いらない?」問題の解決と、後悔しないおもちゃ選びのヒントになれば幸いです!
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