はじめに:「うちの子、寝てばっかり…生後1ヶ月って、どうやって遊ぶの?」

ねぇパパ、息子も生まれて1ヶ月が経ったけど…なんだか毎日、おっぱいあげて、オムツ替えて、寝かしつけて…の繰り返しな気がするの。これでいいのかな?もっと何か「遊び」とかしてあげた方がいいのかな?って、ちょっと不安になっちゃって…。

ああ、分かるよー!僕も息子が生後1ヶ月の頃、まさに同じこと思ってた!「遊ぶ」って言っても、まだ首もすわってないし、ほとんど寝てるし、「一体、何をすればいいんだ…?」って、正直、途方に暮れた時もあったよ(苦笑)。周りの情報を見ると、なんだか色々やらないといけないような気もして焦っちゃったり…。
こんにちは!いろパパです。
赤ちゃんが生まれて約1ヶ月。慣れないお世話に奮闘する毎日、本当にお疲れ様です!
少しずつ生活リズムが見えてくる一方で、
「生後1ヶ月の赤ちゃんって、そもそも遊べるの?」
「ねんね期だけど、どんな風に関わってあげるのがいいの?」
「おもちゃとか、もう必要? 何か買ってあげた方がいい?」
「どんなことが刺激になるんだろう?」
「泣いてる時以外、どうやってコミュニケーション取ればいい?」
といった、赤ちゃんとの「関わり方」や「遊び方」についての疑問や不安が出てくる頃ではないでしょうか?
特に初めてのお子さんの場合、反応もまだ少ない時期なので、「これでいいのかな?」「楽しんでくれてるのかな?」と、自分の関わり方に自信が持てなくなってしまうこともありますよね。
でも、安心してください!
生後1ヶ月の赤ちゃんにとっての「遊び」は、私たちがイメージするような、おもちゃを使った複雑なものではありません。日々のちょっとした関わりの中に、赤ちゃんの心と体の成長を促すヒントがたくさん隠れているんです!
この記事では、そんな生後1ヶ月の赤ちゃんと、どうやって関わり、どんな「遊び」を取り入れていけば良いのか、
- 生後1ヶ月の赤ちゃんの発達ってどんな感じ?
- この時期の「遊び」の本当の意味とは?
- 今日からできる!具体的な関わり方&遊び方アイデア5選
- 関わる上で大切にしたいポイントと注意点
- おもちゃは必要?選ぶならどんなもの?
などを、「いろパパ」自身の経験(と、ちょっぴりの反省)を交えながら、新米パパママにも分かりやすく解説していきます!
この記事を読めば、生後1ヶ月の赤ちゃんとの関わり方への不安が軽くなり、「よし、こんな風に遊んでみよう!」と、前向きな気持ちになれるはずですよ!
まず知ろう!生後1ヶ月の赤ちゃんって、どんなことができるの?発達の目安

「遊ぶ」といっても、まずは相手(赤ちゃん)のことを知るのが第一歩!生後1ヶ月頃の赤ちゃんは、どんな世界を見て、何を感じているのでしょうか?
- 視力:
- まだぼんやりとしか見えていません。認識できる距離は20~30cm程度と言われています。(ちょうど抱っこした時に、パパママの顔が見えるくらいの距離ですね!)
- 明るい・暗いは分かりますが、色の識別はまだ難しいです。コントラストのはっきりした色(特に白黒)や、人の顔のような形に興味を示しやすいです。
- 動くものを目で追う「追視」が少しずつ見られるようになります。
- 聴力:
- お腹の中にいる頃から、音は聞こえています。特にママの声や心音など、聞き慣れた音には安心感を覚えます。
- 大きな音にはびっくりして反応(モロー反射など)することがあります。優しい声や、心地よい音楽を好みます。
- 体の動き:
- 首はまだすわっておらず、ぐらぐらしています。手足は、自分の意思とは関係なく動かす「原始反射」が多く見られます。
- 手足をバタバタさせたり、指を握ったりする動きが見られます。
- コミュニケーション:
- 主な表現方法は「泣く」こと。「お腹すいた」「眠い」「オムツが気持ち悪い」などを泣いて伝えます。
- ご機嫌な時には、手足を動かしたり、じっと顔を見つめたり、「あー」「うー」のようなクーイングに近い声を出すこともあります。
赤ちゃんの声について、もっと詳しく!→【クーイング・喃語・バブリング】いつから?違いは?赤ちゃんの言葉の発達をパパが徹底解説!
泣き声で何を伝えたいの?ヒントはこちら→「違いわからない」を解決!赤ちゃんの泣き声【5種類/聞き分け/原因/対処法/おかしいサイン/アプリ】完全ガイド!

なるほどね。まだ自分でできることは少ないけど、ちゃんと見えてるし、聞こえてるのね!ぼんやりでも、私たちの顔を認識してくれてるかもしれないと思うと、嬉しいわ!

そうだね!僕らが思っている以上に、赤ちゃんは一生懸命、外の世界を感じ取ろうとしてるんだ。だからこそ、僕たちの関わり方が大事になってくるんだね。
生後1ヶ月の「遊び」=「心地よいコミュニケーション」!特別なことは必要なし!

生後1ヶ月の赤ちゃんの発達を踏まえると、私たちが普段イメージする「ボールで遊ぶ」「積み木で遊ぶ」といった能動的な「遊び」はまだできません。
では、この時期の「遊び」とは何なのでしょうか?
それは、パパやママとの「心地よいコミュニケーション」そのものです。
- 五感を優しく刺激する関わり: 赤ちゃんが持っている視覚、聴覚、触覚などの五感に、優しく、心地よく働きかけてあげること。
- 安心感と信頼関係の構築: パパやママの声、ぬくもり、優しい眼差しを通して、「ここは安全な場所だ」「自分は愛されている」と感じてもらうこと。これが、今後の心の成長の土台になります。
- 親子の絆を深める時間: お世話だけでなく、穏やかな気持ちで赤ちゃんと向き合い、愛情を伝える時間を持つこと。

そっか!無理に「遊ばせなきゃ!」って気負う必要はなくて、抱っことか、話しかけるとか、そういう普段のお世話の延長線上にある優しい関わり自体が、この時期の赤ちゃんにとっては最高の「遊び」になるんだね!
特別な知育玩具を用意したり、難しいことをしたりする必要は全くありません。大切なのは、赤ちゃんの反応を見ながら、ゆったりとした気持ちで関わってあげることです。
【今日からできる!】生後1ヶ月の赤ちゃんとのおすすめ「遊び」(関わり方)アイデア5選
具体的にどんな関わり方が、赤ちゃんの五感を刺激し、心地よい「遊び」になるのでしょうか?今日からすぐに始められる、おすすめの関わり方アイデアをご紹介します!

①【触覚】ぬくもり伝わる「スキンシップ」タイム
肌と肌の触れ合いは、赤ちゃんに安心感を与え、愛情ホルモン「オキシトシン」の分泌を促すと言われています。
- 抱っこ: ただ抱っこするだけでも立派なスキンシップ!色々な抱き方を試してみるのも◎。(首すわり前なので、頭と首はしっかり支えて!)
- 優しくなでなで: 手や足、お腹、背中などを、歌を歌いながら優しくなでてあげましょう。「気持ちいいね~」など声をかけながら。
- ベビーマッサージ(ごく軽く): オイルなどを使わなくてもOK。服の上からでも、オムツ替えのついでに足の裏をそっとマッサージするだけでも効果があります。(※本格的なマッサージは、専門家のアドバイスを受けてから)

抱っこしてるだけでいいのね!それなら毎日やってるわ(笑)。なでなでしながら歌ってあげるのも、なんだか幸せな時間になりそう!
②【聴覚】大好き!パパママの「語りかけ・歌いかけ」
赤ちゃんは、抑揚のある優しい声が大好き!特に聞き慣れたパパやママの声は、最高の安心材料です。
- たくさん話しかける: 「おはよう」「気持ちいいね」「お腹すいたかな?」「大好きだよ」など、目を見て、ゆっくり、優しいトーンで話しかけましょう。赤ちゃんが何か反応したら、「そうなの?」「なあに?」と応えてあげるのも良いですね。
- 歌を歌ってあげる: 童謡、子守唄、パパママの好きな歌でもOK!優しい歌声は、赤ちゃんの心を落ち着かせ、情緒を豊かにします。

最初は反応がなくても、めげずに話しかけ続けるのが大事なんだよね!僕も息子が赤ちゃんの時、一方的に喋りまくってたけど(笑)、ちゃんと聞いてくれてたのかなぁ。歌は…音痴だけど、心を込めて歌うぞ!
③【聴覚】優しい「音」を聞かせてみよう
大きな音はNGですが、心地よい優しい音は、赤ちゃんの聴覚を刺激し、興味を引きつけます。
- オルゴールやヒーリング音楽: 赤ちゃん向けの優しいメロディのオルゴールや、穏やかなクラシック音楽などを、小さな音で聞かせてあげるのも良いでしょう。
- 音の出るおもちゃ(ガラガラ・ラトル): 目の前で優しく振って音を聞かせたり、そっと手に握らせてあげたり(まだ自分で振るのは難しいですが)。シャカシャカ、リンリンといった優しい音を選びましょう。
④【視覚】「見つめる」&「追視」を促してみよう
まだぼんやりとしか見えない赤ちゃんの視覚を、優しく刺激してみましょう。
- じーっと見つめる: 抱っこした時などに、赤ちゃんの目を見て、にっこり笑いかけましょう。赤ちゃんも人の顔を見るのが大好きです。
- ゆっくり動くものを目で追う練習(追視):
- パパやママの顔を、赤ちゃんの視界(20~30cm)の中で、ゆっくり左右に動かしてみましょう。目で追ってくれるかな?
- メリー(ベッドメリー/フロアメリー): ゆっくり動くメリーは、追視を促すのにぴったり。優しい音楽付きのものも良いですね。
- コントラストのはっきりしたもの: 白黒の模様が描かれたカードや、赤などのはっきりした色のおもちゃを、ゆっくり見せてあげるのも効果的です。

メリー、やっぱりあった方がいいのかしら?目で追う練習になるのね!白黒のカードも、簡単に作れそうだし試してみようかな!
ねんね期の定番!メリーについて詳しくはこちら→【体験談】プーさん6WAYメリー正直レビュー!いつまで使える?後悔しない?使い方・旧型違いまで徹底解説!
⑤【五感フル活用?】気分転換の「外気浴」
生後1ヶ月を過ぎたら、天気の良い日を選んで、短い時間(最初は5分程度から)の外気浴を始めてみましょう。
- 外の空気や光を感じる: 家の中とは違う空気、日の光、風などを肌で感じることは、赤ちゃんにとって新鮮な刺激になります。
- 外の音や景色: 車の音、鳥の声、木々の緑など、普段とは違う音や景色も、五感を優しく刺激します。
- 注意点: 長時間にならないように、直射日光を避け、赤ちゃんの体調が良い時に行いましょう。

外気浴って、ただ外に出るだけじゃないんだね!赤ちゃんにとっては大冒険みたいなものなのかな?家の周りをちょっと散歩するだけでも、いい気分転換になりそうだね!
生後1ヶ月の赤ちゃんと遊ぶ(関わる)上でのポイントと注意点
これらの「遊び」を取り入れる際に、いくつか心に留めておきたい大切なポイントがあります。

- 赤ちゃんの反応を最優先に!無理強いはしない:
- 眠そう、機嫌が悪そうな時は無理に関わろうとせず、まずは赤ちゃんの欲求(睡眠、授乳、安心感)を満たすことを優先しましょう。
- 関わっている途中で嫌がるそぶりを見せたら、すぐに中断してOKです。
- 時間は短くてOK!質を大切に:
- 赤ちゃんの集中力はまだ長く続きません。一回の関わりは数分程度で十分です。回数を分けて、短い時間でも質の高い(=穏やかで愛情のこもった)関わりを心がけましょう。
- 安全な環境で行う:
- 抱っこする時は首と頭をしっかり支える、周りに危ないものがないか確認するなど、常に安全には最大限配慮しましょう。
- 生活リズムを大切に:
- 遊びを取り入れるのは、赤ちゃんの機嫌が良い、授乳と睡眠の間の起きている時間にしましょう。生活リズムを崩さないように気をつけて。
- パパ・ママ自身がリラックス!:
- 親が緊張していたり、イライラしていたりすると、その気持ちは赤ちゃんに伝わってしまいます。「楽しまなきゃ!」と気負わず、パパママ自身がリラックスして、穏やかな気持ちで赤ちゃんと向き合うことが何より大切です。

そっか、無理しなくていいのね。「何かやらなきゃ!」って焦ってたけど、赤ちゃんのペースに合わせて、短い時間でもいいんだって思うと、すごく気が楽になったわ。
おもちゃは必要?生後1ヶ月向け、選ぶならどんなもの?
「生後1ヶ月だけど、おもちゃって買った方がいいのかな?」これもよくある疑問ですね。
結論から言うと、生後1ヶ月の赤ちゃんにとって、おもちゃは必須ではありません。
この時期、赤ちゃんにとって一番のおもちゃは、パパやママの声、顔、ぬくもりだからです。
ただ、適切なおもちゃがあれば、五感への刺激をサポートし、親子のコミュニケーションを豊かにしてくれる可能性はあります。
もし選ぶなら、以下のような点を考慮しましょう。
- 【最優先】安全性:
- 舐めても安全な素材(食品衛生法適合など)であること。
- 誤飲の危険がない大きさ・形状であること。(トイレットペーパーの芯を通らない大きさが目安)
- 小さな部品が取れたりしないか、丈夫な作りか。
- STマークなどの安全基準マークが付いていると安心。
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- シンプルなもの:
- 複雑な機能はまだ必要ありません。色や形がはっきりしているもの、優しい音が出るものなど、シンプルな刺激のものがおすすめです。
- 清潔に保てるもの:
- 口に入れることが多いので、洗いやすい素材、消毒しやすい素材のものを選びましょう。
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- 口に入れることが多いので、洗いやすい素材、消毒しやすい素材のものを選びましょう。
【生後1ヶ月頃から使えるおもちゃの例】
- ベッドメリー/フロアメリー: ゆっくり動く飾りと優しい音楽で、視覚と聴覚を刺激。追視の練習にも。
- にぎにぎラトル/ガラガラ: 優しい音で聴覚を刺激。柔らかい布製のものなら、手に持たせてあげることも。(自分で振るのはまだ難しい)
- 布絵本: 舐めても安全で、カシャカシャ音が鳴ったり、様々な手触りが楽しめたりするもの。白黒などコントラストのはっきりしたデザインのものがおすすめ。
- プレイジムの吊り下げおもちゃ: アーチにぶら下がったおもちゃを目で追ったり、手を伸ばそうとしたり(まだ掴めませんが)。
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焦ってたくさん買い揃える必要はありません。まずは、赤ちゃんの反応を見ながら、少しずつ試していくのが良いでしょう。
まとめ:焦らないで大丈夫!毎日の優しい関わりが、最高の「遊び」と「学び」
生後1ヶ月の赤ちゃんとの「遊び」について、色々とお話ししてきました。
【この記事のポイント】
- 生後1ヶ月の赤ちゃんは、まだできることは少ないけど、五感はしっかり働いている!
- この時期の「遊び」は、特別なことではなく、パパママとの「心地よいコミュニケーション」そのもの。
- スキンシップ、語りかけ、歌、優しい音、見つめる、外気浴などがおすすめの関わり方。
- 赤ちゃんの反応を見ながら、無理強いせず、短い時間でOK!
- 安全確保と、パパママのリラックスが何より大切。
- おもちゃは必須ではないけれど、選ぶなら安全性とシンプルさを重視。
- 焦らなくて大丈夫! 日々の愛情のこもった関わりが、赤ちゃんの心と体の成長の土台になる。

どうかな?生後1ヶ月の赤ちゃんと、どうやって関わればいいか、少しイメージが湧いてきたかな?僕も息子が1ヶ月の頃は、本当に手探りだったけど、「特別なことをしなきゃ!」って思うんじゃなくて、「ただただ、愛情を込めて関わってあげればいいんだ」って気づいてから、すごく気持ちが楽になったんだよね。

ええ、そうね!寝てばかりに見えても、ちゃんと私たちのことを見て、聞いて、感じてくれてるのね。その小さな存在に、優しく語りかけたり、触れたりする時間そのものが、宝物なんだって思えたわ。これからは、もっと自信を持って、息子との時間を楽しめそう!
毎日のお世話は本当に大変だと思います。でも、その合間のほんの少しの時間、赤ちゃんの目を見て、優しく話しかけ、温かく抱きしめてあげる…そんな当たり前の日常の繰り返しこそが、生後1ヶ月の赤ちゃんにとって最高の「遊び」であり、「学び」なのです。
焦らず、比べず、赤ちゃんと、そしてパパママ自身のペースを大切に、かけがえのない時間を楽しんでくださいね!応援しています!
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