「この絵本、うちの子にはどれがいいの?」絵本の”形”で悩んでいませんか?
皆さん、こんにちは!毎晩の絵本タイムが欠かせない、2歳の息子を持つ「いろパパ」です。
本屋さんや図書館に行くと、たくさんの絵本が並んでいてワクワクしますよね!でも、いざ選ぶとなると…
「ボードブックって何?普通の絵本と違うの?」
「ハードカバーとペーパーバック、どっちが良いんだろう?」
「しかけ絵本って面白そうだけど、すぐ壊れないかな?」
「そもそも、子どもの年齢に合った絵本の形ってあるの?」
こんな風に、絵本の「体裁(本の形や作り)」で迷った経験はありませんか?

あるある!特に初めての絵本選びの時なんて、何が何だか分からなかったわ。内容ももちろん大事だけど、赤ちゃんが安全に触れるかとか、破れにくいかとか、本の作り自体もすごく気になるのよね。

そうだよね!せっかく買ったのに、すぐにボロボロになっちゃったり、逆に重すぎて子どもが扱えなかったりしたら残念だもんね。絵本の「体裁」それぞれの特徴を知っておくことは、長く、安全に絵本を楽しむために、実はすごく重要なんだ。
この記事では、そんな絵本の「体裁」に関する疑問をスッキリ解決するために、
- 主な絵本の体裁(ボードブック、ハードカバー、ペーパーバック、しかけ絵本など)それぞれの特徴
- メリット・デメリットを徹底比較!(表で分かりやすく!)
- どんな子・どんな場面におすすめ? 年齢や目的に合わせた選び方
にも注目! 絵本の体裁に関するQ&A(何歳まで?破れたら?)
などを、実際に様々な体裁の絵本を息子と読んできた「いろパパ」の視点から、詳しく解説していきます!
これを読めば、もう絵本の「形」で迷わない!自信を持って、お子さんにピッタリの一冊を選べるようになりますよ。
絵本の「体裁」って何?まずは基本を知ろう!
絵本の「体裁(ていさい)」とは、簡単に言うと本の「作り」や「見た目」のことです。
- 表紙の硬さ(硬い?柔らかい?)
- 中のページの素材(厚紙?普通の紙?)
- 本の綴じ方(糸?接着剤?リング?)
- 本の大きさや形
これらの違いによって、絵本の丈夫さ、重さ、価格、扱いやすさ、そして適した年齢などが変わってきます。内容だけでなく、この「体裁」にも注目して選ぶことが、絵本選び成功の秘訣なんです。
【種類別】絵本の体裁を徹底比較!メリット・デメリットと選び方
では、代表的な絵本の体裁について、それぞれの特徴とメリット・デメリット、そしてどんな場合におすすめなのかを見ていきましょう!
① ボードブック:赤ちゃん絵本の定番!頑丈さが魅力



まず最初は、赤ちゃん絵本の定番「ボードブック」だね!これは、表紙も中のページも、厚いボール紙(板紙)でできているのが特徴だよ。
【ボードブックのメリット・デメリット】
メリット | デメリット |
---|---|
⭕️ 圧倒的に丈夫! 破れにくい、折れにくい | ⚠️ 価格はやや高め |
⭕️ 安全性が高い(角丸加工が多い) | ⚠️ ページ数が少なく、内容がシンプルなものが多い |
⭕️ 少々の水濡れならOK(拭き取れる) | ⚠️ 少し重い |
⭕️ 小さな手でもめくりやすい | ⚠️ 本棚でかさばることも |
【どんな子・どんな時におすすめ?】
0歳~2歳くらいの赤ちゃんや、絵本を初めて手にするお子さんに最適です。絵本を投げたり、噛んだり、まだ扱いが乱暴になりがちな時期でも、安心して渡せます。安全性重視のパパママには心強い味方ですね。ファーストブックにおすすめです。

うちも、息子が小さい頃はボードブックばかり選んでたわ!本当に丈夫で、投げられても、ちょっとくらい舐められても全然平気だった(笑)。角が丸いのも安心よね。

そうだね。赤ちゃんに最初に与える絵本としては、やっぱりボードブックが一番安心感があるな。内容がシンプルでも、絵を見て指差したりするだけで、十分楽しめるしね!『ちっちゃなミッケ!』みたいに、探し絵が楽しめるボードブックもあるよ。
- ボードブックの絵本レビュー例:
② ハードカバー(上製本):長く大切にしたい絵本の代表格



次に、一番よく目にするかもしれない「ハードカバー」。これは、表紙が硬い厚紙でできていて、中のページ(本文)は普通の紙、という作りの絵本だね。いわゆる「絵本」のイメージに近いかな。
【ハードカバーのメリット・デメリット】
メリット | デメリット |
---|---|
⭕️ 見た目がしっかりしていて美しい | ⚠️ 価格は比較的高め |
⭕️ 丈夫で長持ちしやすい | ⚠️ ボードブックよりは破れやすい |
⭕️ プレゼント・贈り物に最適 | ⚠️ 少し重く、かさばる |
⭕️ ページ数が多く、物語性豊かな作品が多い | ⚠️ 小さい子にはページがめくりにくいことも |
【どんな子・どんな時におすすめ?】
3歳頃~、本を少し丁寧に扱えるようになってきたお子さん向けです。長く大切に読み継ぎたい名作絵本や、お気に入りの一冊を選ぶのに適しています。見た目も立派なので、誕生日やクリスマスのプレゼントにも喜ばれますね。図書館で借りられる絵本の多くもこのタイプです。

ハードカバーは、やっぱり「ちゃんとした絵本」っていう感じがするわよね。装丁が綺麗なものも多いし、プレゼントにもらうと嬉しいわ。

うん。ボードブックを卒業して、少し物語を楽しめるようになってきたら、ハードカバーの絵本にステップアップしていく感じかな。ただ、中のページは普通の紙だから、息子みたいにまだ力の加減が分からない子がめくると、ビリッといくこともあるから注意は必要だけどね(苦笑)。読み聞かせの時は、大人がめくってあげるのが安心かも。『きみのことが だいすき』や『おさかなさがしえずかん』みたいな、親子でじっくり楽しみたい絵本はこのタイプが多いね。
③ ペーパーバック/ソフトカバー(並製本):気軽にたくさん読みたい派へ



そして、「ペーパーバック」または「ソフトカバー」。これは、表紙も中のページも比較的薄い紙でできていて、背表紙が柔らかいのが特徴だよ。漫画の単行本とか、雑誌に近いイメージかな。
【ペーパーバック/ソフトカバーのメリット・デメリット】
メリット | デメリット |
---|---|
⭕️ 価格が比較的安い | ⚠️ 耐久性が低い(破れやすい、折れやすい) |
⭕️ 軽くて持ち運びやすい | ⚠️ 長期間の保存にはあまり向かない |
⭕️ 書店で平積みされやすい | ⚠️ ハードカバーほどの高級感はない |
⭕️ 収納スペースを取らない |
【どんな時・どんな本におすすめ?】
たくさんの絵本を気軽に楽しみたい場合や、価格を抑えたい時におすすめです。軽くてかさばらないので、お出かけ用や旅行用の絵本としても便利。また、雑誌の付録についてくる絵本や、英語の絵本(海外ではペーパーバックが多い)、子ども向けのドリルやワークブック、シールブックなどもこの体裁が多いですね。

ペーパーバックは、やっぱりお手頃価格なのが魅力よね。でも、うちの子だとすぐに破っちゃいそう…。お出かけ用に、汚れてもいいかなって割り切れるものなら良いかもしれないわね。

そうだね。耐久性は低いから、メインの絵本というよりは、サブ的な位置づけかな。英語の絵本とかだと、ペーパーバック版が安く手に入ったりするから、そういう時には便利だよ。
④ しかけ絵本(ポップアップ絵本など):遊び心満載!五感を刺激



子どもたちが大好きなのが、この「しかけ絵本」だよね!ページを開くと絵が飛び出したり(ポップアップ)、めくる仕掛けがあったり、音が出たり…。
【しかけ絵本のメリット・デメリット】
メリット | デメリット |
---|---|
⭕️ 子どもの興味・関心を強く引く! | ⚠️ 価格が高めなことが多い |
⭕️ 五感を刺激し、知育効果も期待できる | ⚠️ 仕掛けが壊れやすい・破れやすい |
⭕️ 驚きや発見があり、楽しい! | ⚠️ 小さい子には扱いが難しい場合がある |
⭕️ 読み聞かせが盛り上がる | ⚠️ 収納時にかさばる場合がある |
⭕️ ボードブックに近い丈夫な作りのものも多い | ⚠️ 電池が必要なものもある(音が出るタイプなど) |
【どんな子・どんな時におすすめ?】
絵本にあまり興味を示さない子の最初のきっかけ作りや、普通の絵本に少し飽きてしまった子にぴったりです。指先を使って遊べるので、知育効果も期待できます。驚きがあるので、特別な日のプレゼントにも喜ばれますね。親子で一緒に遊びながら読みたい時におすすめです。

しかけ絵本は、本当に食いつきが違うわよね!めくったり、引っ張ったり、自分で参加できるのが楽しいみたい。でも、すぐに壊されちゃいそうで、ちょっとヒヤヒヤするけど(笑)。

そうだね(笑)。特に複雑な仕掛けのものは、大人が一緒に見てあげないと、あっという間に破壊される可能性があるから注意が必要だね。でも、その分、子どもの好奇心をすごく刺激してくれるのは間違いない!ボードブックタイプで作られてる丈夫なものも多いから、そういうのを選ぶと良いかもね。『ぴかぴか とことこ』や『あかまる どれかな?』みたいに、赤ちゃんでも楽しめるシンプルな仕掛けのものもあるよ。
- しかけ絵本のレビュー例:
⑤ その他の体裁:布絵本、リング綴じ、電子絵本
上記以外にも、こんな体裁の絵本があります。
- 布絵本: 0歳の赤ちゃんに最適。安全で洗濯可能なものも。
- リング綴じ絵本: ページがフラットに開くので見やすい。
- 電子絵本: 場所を取らず持ち運びに便利。音声や動きがあるものも。
【見落としがち?】絵本の「大きさ」にも注目!意外と大事な選び方ポイント
絵本の体裁の中でも、意外と見落としがちだけど重要なのが「本の大きさ(判型)」です。
なぜ大きさが重要?
- 子どもの扱いやすさ: 小さすぎる本はめくりにくく、大きすぎる本は子どもが自分で持つのが大変です。
- 持ち運び: お出かけに持っていくなら、軽くてコンパクトなサイズが便利ですよね。
- 収納: 本棚のスペースは有限!大きさがバラバラだと収納しにくいことも。
- 絵の迫力・見やすさ: 大きな絵本は見開きで迫力のあるイラストを楽しめますが、細かい絵柄のものは、ある程度の大きさがないと見にくい場合もあります。
日本と海外でサイズ感が違う?


海外の絵本って、日本の絵本と比べて、なんだか一回り大きいサイズのものが多い気がしない?デザインは素敵なんだけど、日本の本棚に収まりきらなかったりして…。

そうなのよね!特にアメリカやヨーロッパの絵本は、大型のものも結構あるわね。紙質や印刷の雰囲気も国によって違って面白いけど、収納を考えると、買う前にサイズを確認するのは大事かも。
日本の絵本は比較的多様なサイズがありますが、海外の絵本、特にハードカバーなどは大型のものが多く見られます。デザインに惹かれて購入する際は、サイズ表記(cm)をしっかり確認し、自宅の本棚に合うか、子どもが扱える重さかなどを考慮すると良いでしょう。
ボードブックもサイズは色々!
赤ちゃん向けのボードブックも、手のひらサイズの小さなものから、少し大きめのしっかりしたものまで様々です。月齢が低い赤ちゃんには持ちやすい小さめサイズ、少し大きくなったら絵が見やすい大きめサイズ、といった選び方もできますね。

持ち運び用には小さいボードブック、家でじっくり読む用には大きいボードブック、みたいに使い分けるのも良いかもしれないね!
絵本の体裁、どう選ぶ?年齢と目的に合わせた選び方
結局のところ、どの体裁の絵本を選ぶのがベストなのでしょうか?お子さんの年齢や発達段階、そして絵本を読む目的に合わせて選ぶのがポイントです。
【年齢別 おすすめの絵本体裁 目安】
- 0歳~1歳半頃: ボードブック、布絵本が中心。安全性と耐久性を最優先!
- 1歳半~3歳頃: 引き続きボードブックが安心。少しずつハードカバーや丈夫なしかけ絵本にも挑戦。ペーパーバックはまだ破れやすいかも。
- 3歳~: ハードカバーの物語絵本を楽しめるように。自分で扱えるならペーパーバックもOK。しかけ絵本もより複雑なものが楽しめる。
【目的別 おすすめの絵本体裁 目安】
- 初めての絵本、安全第一なら → ボードブック、布絵本
- 長く大切にしたい、プレゼントなら → ハードカバー
- たくさんの種類を気軽に読みたいなら → ペーパーバック/ソフトカバー、図書館活用
- 子どもの興味を引きつけたい、遊び感覚で楽しみたいなら → しかけ絵本
- お出かけ先で読みたいなら → ボードブック(小型)、ペーパーバック、電子絵本

なるほどね。年齢と目的に合わせて、色々な体裁の絵本を使い分けていくのが良さそうだね。全部ハードカバーで揃える必要もないし、TPOに合わせて選べばいいんだな。
絵本の体裁に関するQ&A
最後に、絵本の体裁に関するよくある疑問にお答えします。
Q1: ボードブックは何歳まで使えますか?
A1: 主に0~2歳向けですが、年齢制限はありません。丈夫なので、下の子にお下がりしたり、長く手元に置いたりすることもできます。内容が気に入っていれば、3歳以上でも十分楽しめます。
Q2: ペーパーバックはすぐ破れますか?補修は?
A2: ハードカバーよりは破れやすいのは事実です。特に小さいお子さんは力の加減が難しいので…。でも、丁寧に扱えば大丈夫。もし破れてしまっても、絵本用の補修テープ(セロハンテープはNG!)で直せますよ。

うちも何冊か餌食になったなぁ…(苦笑)。2歳くらいだと、自分でめくりたがるけど、まだ上手くできなくてビリッ!て。でも、それも成長の証かなって。補修テープは常備しておくと、親の心のダメージも最小限に抑えられるよ(笑)。

Q3: 結局、どの体裁を選ぶのが一番良いの?
A3: 「これが一番!」という正解はありません。 大切なのは、お子さんの年齢や性格、興味、そして絵本を読むシチュエーションに合わせて、最適なものを選ぶことです。迷ったら、まずは図書館で色々な体裁の絵本を試してみるのも良い方法ですよ!
まとめ:絵本の「体裁」を知って、最適な一冊との出会いを!
今回は、絵本の「体裁」について、種類ごとの特徴や選び方を詳しく解説しました。
【絵本の体裁 ポイントまとめ】
- ボードブック: 赤ちゃん向け。丈夫で安全!(⭕️多数、⚠️価格・重さ)
- ハードカバー: 長く大切にしたい絵本、プレゼントに最適。(⭕️丈夫・綺麗、⚠️価格・重さ)
- ペーパーバック/ソフトカバー: 気軽にたくさん読みたい、持ち運びに便利。(⭕️安い・軽い、⚠️耐久性低い)
- しかけ絵本: 子どもの興味を引きつける、遊び感覚で楽しめる。(⭕️楽しい・刺激的、⚠️価格・壊れやすい)
- その他: 布絵本(0歳向け)、リング綴じ、電子絵本など。
- 大きさも重要!: 子どもの扱いやすさ、収納、持ち運びを考慮しよう。
- 選び方: 子どもの年齢・発達と読む目的・場面に合わせて選ぶのがベスト!

絵本の「体裁」って、奥が深いのね。これからは、内容だけでなく、本の作りや大きさもしっかり見て選んであげたいわ。

そうだね!それぞれの良さを理解して、上手に使い分ければ、もっと絵本の世界が広がるはずだよ。さあ、次はどんな絵本を息子と読もうかな!
この記事が、あなたの絵本選びの参考になり、お子さんと素敵な絵本との出会いをサポートできれば嬉しいです。
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